Re:legend

りゅう

20:絶望

「私が斧って叫んだら私に斧を渡してよね」
「了解」

エリカとそんなやりとりをしているとハルカが静かにしろと言うかのように睨んできた。

奥が広がっている。広がっている場所に足を踏み入れる。

…………………………


寝てる?


…………………………


いやいやさっき思いっきり叫んでたよな…

「どうする」

「本当に寝てるか試してやるよ」

え…ちょ…エリカさん何する気ですか…

「私の残り魔力全部使ってやるよ…落ちよ岩の裁きロックバン‼︎」

この前の下級兵との戦闘の時より数倍大きな岩がグリフォンの頭上に現れる…

ドカァン

直撃ー    したよな?   巨大な岩がグリフォンに当たり砕け散る。

直後グリフォンが起き上がる。
巨大な2枚の羽を付けた巨大なライオンみたいな魔獣が起き上がる。あれ相当お怒りだよな…

グリフォンが大量の炎を吐き出す。

「まずい」

そういい僕は1人飛び出す。

「バ…バリアー」

僕の目の前にバリアが現れ炎を止める。まるでどっかの雑魚キャラみたいなことを言ってしまった…バ…バリアーって思いっきりあの悪の魔道士じゃん…名前をだすのは控えるけど…

そんなことを考えていた直後バリアが破壊される。

「やばっバ…バリアー」

2度もこのセリフを使うことになるとは…

2枚目のバリアでギリギリ止めることができた。

「一旦さがって下さい」

ハルカの言う通り僕はハルカとエリカがいるところまでさがる。

「ちょっとまずいです…」

ハルカがすごく驚いた表情をする。さっき炎を吐いたグリフォンの後ろにある穴からもう1体のグリフォンがでてくる…


コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品