Re:legend

りゅう

13:ギルド登録

僕の冒険家ギルド登録書を提出するために冒険家ギルドへと向かう。

冒険家ギルドの中へ入るとたくさんの冒険家の人達がいてかなり賑わっていた。

登録書を提出しようと受付へ行こうとしたら3人組の男達が僕達の前に立ちふさがった。

「私達に何か用?」
エリカが尋ねると男達は笑いだす。
「聞いたかよ何か用?だってさここはお子様達の遊びに来るところじゃねえんだよ。さっさとでてけ。」
3人組の1人がそういい僕達をおいだそうとする。
お子様と言われてエリカがかなりイラついているようだ。
「黙れハゲ」
「いくらなんでもハゲにハゲっていうのは失礼よエリカ」
エリカとハルカのやり取りをみて周りの冒険家達は必死に笑いを堪えている。
もちろん僕もだ。
エリカにハゲって言われてかなりお怒りの様子のハゲが最後の忠告と言わんがばかりにさっさとでてけと大声で怒鳴りつける。まだこの前倒した下級兵の死ね死ね死ねーの方が怖かったな…
などと思っているとハゲがエリカを殴りつけようとしていた。

ハゲが思いっきり拳を振った。エリカには当たらない。ハゲのパンチを躱したエリカが次は私の番と言いハゲを殴りつける。

直後かなりいい音がしてハゲが吹っ飛ぶそのままギルドの壁に頭をぶつけ気絶した。
3人組の残り2人のうち1人が
「俺たちトンチンカントリオを怒らせたらどうなるか思いしらせてやる」
と言いエリカに襲いかかる…
トンチンカンってえ?もしかして本名?名前がトンとチンとカンの兄弟ってかなり可哀想だぞ。
などと考えていたらかなりいい音が2回続けて鳴り響く。壁に頭をぶつけて3人仲良く気絶しているトンチンカントリオを見ながら僕達は受付へ歩きだす。

「冒険家ギルドに登録したいんですけど」

そういいぼくは受付のお姉さんに登録書を提出する。

「はいわかりました。涼宮竜さんの冒険家ギルドへの登録を承認します。」

これで登録は完了だ。


「こちらがリュウさんの冒険家ライセンスとバンクカードです。なくさないように気をつけてください。」


冒険家ライセンスとバンクカードを受け取り僕は冒険家になった。

冒険家ライセンスにはランクがあり下から白、緑、赤、銅、銀、金、プラチナ、ブラック
僕は当然白からスタートだ。ハルカとエリカは今赤ランクみたいなのでとりあえず2人に追いつくのを目標にして頑張ろ。

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コメント

  • ノベルバユーザー89126

    世界の9割を支配されているというのに人間同士で争うなんて愚かな...

    2
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