拾ったのはダンジョンコアでした!?

感想待ち!

66話 ダンジョンを振り返りますか!?

僕たちがクラーケンを倒して島に戻ってから1週間が経った。

その間は大幅なダンジョン改造や強化はしなかったが少し変えたところもあった。

今の僕たちのダンジョンの一階層はスター率いるピョコン達がいる雲の階層になっていた。

一階層であるピョコン達の階層を抜けて二階層に行くためには一階層のボスであるスターを倒して進むのではなく正解である道を進まなければ二階層へと進めないように変化させておいた。

今、一階層ではピョコン達は雲の階層を活かした戦い方を練習していた。雲のふかふかさを活かして跳ねながら敵にピョコン達の武器であるクチバシを突き刺すといった戦闘方法を練習していた。これがピョコン達が雲の階層を活かして戦ういい方法だと思う。

そして一階層のボスでピョコン達のリーダーのスターは風魔法を習得していた。風魔法は風を起こし操ることができる魔法だ。風魔法はこの階層では特に効果が出ることができるのでスターにぴったりの魔法だった。

次に二階層はダイヤ率いるストーンタートル達の石の階層になっていた。

二階層はボスであるダイヤを倒さないと次に進めないようにしている。この階層を突破されると次は最下層でダンジョンコアがおかれている階層になる。ダンジョンコアを壊されたり奪われたりするとダンジョンは機能しなくなるのでダンジョンコアがおかれてある最下層に進まさないように二階層はボスであるダイヤを倒さないと進めない設定にしてある。

二階層は特に変化はなかった。強いて言うならばストーンタートルの背負っている石がさらに硬くなったことだけだろう。

そして3階層であり、ダンジョンコアが置かれてある最下層は僕とミドリとシルとモアラー達とクロマルとハクエンが守っている階層になる。守っていると言ってもこの階層に侵入者を入れることはない。二階層までに侵入者を撃退することにしている。

この階層では罠などを仕掛けてはおらず僕たちの生活スペースになっている。この階層だけで自給自足できるようになっている。

「ふぅ~少しは形になって来たかな?」

僕はダンジョンコアを通して全階層を見ながらそう呟いた。

『そうですね、少しは形になって来たのではないかと思います、マスター』

ダンジョンコアも少しずつダンジョンが大きくなっていっていることを喜んでいるようだ。

『それでは今日も頑張ってダンジョンを大きくしていきましょう!マスター』

「そうだね、頑張ろう!」

僕はダンジョンを大きくするために今日も1日頑張るぞ!

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