ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

ハイランダーって?



ハイランダーとはスコットランド北部出身の傭兵で、ハイランダーは日本語読みで高地連隊と読まれたりします。


ハイランダーの特徴は勇猛果敢で恐れ知らず、スイス傭兵とも戦える(当時の傭兵はスイス傭兵がいるだけであれこれ理由をつけて逃げようとしたらしい)
羽飾りの付けたボンネット帽にタータンチェックというキルトで編んだ衣装で身を包み、当時の人達からは異様な衣装と恐れられていたようです。
ハイランダーのタータンチェック柄は氏族ごとに固有のパターンがあったと言われ、タータンチェックのキルトが騎士の紋章代わりだったようです。


さて、ハイランダーと言えばクレイモアと呼ばれる大型の両手剣が有名ですが、同じ名称の片手剣もあったようです。
片手剣の方はブロードソードに近いサイズでナックルガードがついていたそうです。
ただ、両手剣のほうがインパクトがでかいので、クレイモア=両手剣というイメージが染み付いてしまったのではないでしょうか?


ハイランダーは勇猛果敢でしたが、色々と困った癖もあったようです。
まず興奮したり、酔ったり、楽しかったりすると脱ぐ。公共の場でも平然と脱ぐため、当時の中世世界ではその脱ぎ癖を見てハイランダーは蛮族というカテゴリーに入れる人達がいたようです。
またケチで貪欲だったらしく、近代のイギリスではこんな逸話があったそうです。


「我々スコットランド人の事を新聞などでケチと書くの侮辱だ。侮辱を続けるならもう立ち読みしない」
「君の欲深さは村々を荒らし回るスコットランド兵のようだ」


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