ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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ウィッピングボーイって?



ウィッピングボーイとは手元の資料ではイギリス王室に存在した役職らしいです。
どんな役職かというと王の後継者候補である王子たちと共に教育を受け、王子が罪を犯した場合、このウィッピングボーイの役職についたものが代わりに罰を受けるというものでした。


ウィッピングボーイになれるのは伯爵以上の爵位のある家の子供が条件でした。
幼いときから共に勉学を受けることから王子と親友となり、そんな親友が自分の代わりに罰を受けているのを見て王子は反省するとなっていたようです。


王子の代わりに罰を受けるのでやりたがる人がいないかと思いきや、結構人気の職で時代によっては5人から10人のウィッピングボーイが王子と勉学を学んだと言われています。


ウィッピングボーイ自身も身代わりになることで将来の出世が約束されたらしく、はっきりとした記述はありませんが、チャールズ一世のウィッピングボーイを務めたウィリアム・マレーと呼ばれる貴族はチャールズ一世が王位を受け継いだと同時に爵位が与えられたと言われています。

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