ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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道化師って?



道化師とは宮廷の役職の一つで奇抜な衣装を着てジョークや皮肉に満ちた風刺などを口にしました。
普通の人がそんなこと言うと貴族への不敬として罪になる場合がありましたが、道化師は罪にならず、逆に受け流すのが貴族の嗜みと言われていました。


なぜなら当時の道化師は身体、精神障がい者が領主の所有物として保護され、唯一許された職と言われていたようです。と言っても度が過ぎれば罰せられたそうですが……


道化師の衣装は左右色の違う全身タイツのような服にロバの耳と鈴がついた帽子、牛の膀胱を先端につけた杖やハタキを剣として腰に挿していました。


時代が進むに連れて健常者が道化師の振りをする偽乞食やジプシー、大道芸人的な意味合いが強くなり、後のサーカスなどで見受けられるクラウンやピエロといった役職に変わっていったと言われています。

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