ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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塔守りって?

塔守りとは中世世界のドイツ方面に存在した職業で、教会の塔に寝泊まりし、朝晩に時報代わりにトランペットを吹いたり鐘を鳴らしたり時間調整しました。


また災害や外敵の襲撃時の見張り警報役でもあり、塔の設備整備や塔火の管理も塔守りの仕事でした。


仕事内容から重要な役職に見られますが、手元の資料ではなぜか賤業と呼ばれる忌み職でした。
都市によっては刑吏や墓掘りと同じグループとして扱われ、資料によっては年老いて旅ができなくなった放浪楽師が継ぐ職業だったとも言われています。
妻帯も許可されず、寝泊まりも塔内のみとされていたことから職業というより、塔守りは塔の機能の一部と思われていたかもしれません。


現在でもドイツの一部の観光地には塔守りがおり、観光名所となっています。

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