ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

祓魔師って?



祓魔師ときいてもなんじゃらほい?という方が多いかもしれません。
こちらの名前なら知っていますでしょうか? 祓魔師とはエクソシストです。
中世に入る前の古代ヨーロッパでは悪魔祓いはキリストの偉業の一つであり、それを扱える祓魔師は非常に権威ある存在だったそうです。


ただ中世に入ると祓魔師の役職は司祭に吸収され、司祭なら誰でもできる技術として扱われました。
14世紀になると悪魔祓いという言葉すらなくなり「古代の降霊術と極めて類似しながら唯一正当なものと教会が認めた儀式」というふわっとした説明になってしまいました。


さて、悪魔払いの方法ですが中世世界ではどんな方法だったのかほとんど記述がありません。
基本は祈祷と尋問(聖水かけたり聖書や十字架を押し付けて悪魔の名前を聞き出す)でした。


11世紀前後の人物で聖ノルベルトゥスと呼ばれる聖人が悪魔祓いのエキスパートで、悪魔が憑いた人物の口に塩を突っ込んで中から悪魔を浄化したという手法を編み出したと言われています。

          

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品