ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ
水売りって?
水売りとは人口過密で飲料水が手に入りづらい都市部で生まれた職業です。
水売りの仕事は水汲み場から水を汲んで、各家庭に汲んだ水を売っていました。
水売りは社会下層労働者の仕事でしたが、資料を調べる限りではアイデア次第で儲かる、儲からない仕事だったようです。
水汲み場は公共施設で市民なら誰でも利用できました。わざわざ水売りに金を払うくらいなら自分で汲みます。
その為水売り達は徒党を組んで水汲み場を占拠して市民に水が汲めないように妨害して水売りたちから水を買わせました。
そんな妨害するものだから、市民からは悪感情を抱かれ、下層労働や下賤な職と差別されました。
都市参事会は水売りの妨害に対策するために営業権をつけたりギルドを作ろうといろいろ対策したそうです。
水売りはだいたい40~60リットルの水を一度に運んで販売したようです。
水の料金は1往復数百円だったそうです。
都市部は高層化した住居が多かったため、上層部に行くほど割増料金になったそうです。
資料によるとパリのある水売は1日30往復して水を販売した記録がありました。
裕福な水売なら荷馬車で水を運んだという記録もありました。
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