ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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中世世界の都市って?



中世世界の都市はいくつかのタイプがあります。


司教座都市:ローマ帝国時代に作られた都市で、ローマ帝国末期に統制を失い縮小や廃棄された都市をキリスト教の司教たちが行政を引き継いだ都市です。
その為都市の運営はキリスト教の戒律に基づいた行政だったそうです。


交易中継地点都市:11世紀頃から経済活動が活発化し、街道の交易中継地点や貿易港を中心に発展した都市が交易中継地点都市と呼ばれます。
領主が行政を行っており、商人やや職人が運営権を求めてコミューン運動を行うようになりました。


自治都市:国王や領主から特許状(裁判権、徴税権、自治権)を与えられ、都市に住む住人たちが行政を行っています。
都市周囲の農村地域も自治都市の領土として、一種の都市型共和国を作り上げていた都市もありました。


皇帝直属都市:ドイツ方面の神聖ローマ帝国皇帝から自治権を与えられた都市です。
地方領主並みの地位を認められていましたが、後に市民の力や発言権が強くなり自由都市と呼ばれる様になったそうです。
自由都市となった都市は都市同士で同盟を組み皇帝や王の権力に抵抗していったそうです。

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