お兄ちゃんがお母さんで、妹が甘えん坊なお話

ただのものかき

こ、困ります…

「まあ、そうなの…やっぱりあなた、男の子なのね」
「はい…」

この町の人間の多くが愛する、この自然多く、美しい公園。
世間的には休日の曜日となる、土曜日の午前も終わりに差し掛かる頃。

ふとした偶然から出会うこととなった涼羽と、四之宮 水蓮の実母である、永蓮。

一人でぶらりとしたくて、大好きなこの公園にやってきた涼羽。
そんな涼羽と同じように、この公園が大好きな孫娘、香奈にせがまれてこの公園に一緒に来ていた永蓮。

香奈が、大好きで大好きでたまらないお姉ちゃんである涼羽を見つけたことが、始まりとなった。

「でも…本当に可愛らしくて、清楚でお淑やかな感じ…言われなきゃ男の子だなんて、分からないわよ」
「そ、そんなことは…」
「ないって、言える?あなたのそんな可愛らしい容姿を見て、あなたが男の子だって分かる人、いる?」
「それは…」

娘夫婦から、涼羽と香奈の出会いについて、あらかたの事は聞いていた永蓮。
だが、その人物像に関しては、聞いただけでは分からないものがあった。

そんな時に、こうして偶然出会うことができた、その人物。

娘である水蓮、そして孫娘である香奈。
その二人が共通して言っていたこと――――



――――とっても可愛くて、優しい子――――



人見知りな孫娘がべったりと懐いている様子からも、それが一目で分かるほどのものだった。
そんな孫娘を、とても可愛く思って、まるで壊れ物を扱うかのように大切に触れてくれて…
まるで、実の娘に接する母親のような母性と慈愛…
それらを、とても感じられる接し方。



――――これなら、人見知りな香奈が懐くのも無理ないわね――――



永蓮は、まさにそう思ってしまった。

そして、そのあまりにも可愛らしい容姿。
それもまた、聞いていた通り…
いや、想像以上だった。

ただ、この容姿で男の子だったことには、内心非常に驚いてはしまったが。

実際に起きた、あの時のことを当人である涼羽の口から聞いてみたくて…
それをお願いして、実際に聞いてみたが…
娘と孫娘から聞いた話と符号はちゃんと合ってはいるが…
その事実の認識に関しては、非常に控えめなもので、あくまで当然という思いでそうした、とだけ。

つまりは、こんな幼子をこんなにも優しく包み込むことも…
困って泣いているところを放っておけずに、いろいろ面倒を見ることも…
こんな風にべったりとされても鬱陶しく感じるどころか、逆により優しく包み込んで…

実の子供にすら、平然と虐待を行なえる親が普通にいる世の中で…
言ってしまえば、まるで赤の他人の子供である香奈を、まるで実の子のように扱えるなんて…

目の前のこの子は、それらを当然と思って、行なっているのだ、と。

それに気づいた時、永蓮は思った。

この子は、自分がどれほどすごいことをしているのか、自覚がないのだろうか。

ましてや、男の子の身で、これほどに母性と慈愛に満ち溢れているなんて。
それも、まだ遊びたい盛り、好きなことしたい盛りの高校生なのに。

娘である水蓮の言った通りだった。



――――本当に可愛くて、優しくて、いい子なの――――



まさに、その言葉通りの子だった。

だからこそ、そんな涼羽に対して、興味がどんどん膨れ上がっていく。

今は、公園の中心にある噴水…
そのすぐそばにあるベンチに座って、二人でお話をしているところなのだ。

「それにしても…香奈はあなたのこと、『おねえちゃん』って呼んでるけれど…」
「!あ、そ、それは…」
「でも、こんなにも可愛い子なんだから、『おねえちゃん』って呼ばれてもおかしくは、ないわよね」
「え、えっと…恥ずかしい話なんですが…」
「あら?なあに?」
「実は…かなちゃんに初めて会った時…クラスメイトの女の子に無理やり女子の制服を着せられた状態だったので…」
「!まあ…そうなの?」
「は、はい…だから…かなちゃん、僕のこと、女の子だと思い込んでると思うので…」
「…確かに、あなただったら、女の子の服着てても、むしろ自然にしか見えないわ」
「!そ、そんなこと…」
「うふふ…可愛いわね、本当に…」
「う…うう…」

こうして、話を聞いていくほどに、目の前の男の子は本当に可愛くて…
ついつい、意地悪なことも聞きたくなってしまう。

「でも、よかったわ」
「え?」
「迷子になった香奈を見つけてくれたのが、あなたみたいな子で」
「!そ、そんな…」
「本当よ。今時本当に珍しいわよ。あなたみたいな大和撫子って言える子は」
「!だ、だから僕は…」
「男、って言いたいのよね?」
「そ、そうです…」
「うふふ…でも、本当に大和撫子って言えるくらいに清楚で可憐で…素敵だわ~」
「!だ、だからそんなこと…」

まるで、本当の孫娘に接するように、頬を緩めて涼羽に話しかけていく永蓮。
ちょっと意地悪な聞き方をすると、いちいちムキになって反応するところがまた可愛くて…
そんな反応を見せられたら、もっともっと意地悪したくなっちゃうじゃない、なんて思ってしまうほど。

「…すう…」

ちなみに、涼羽と永蓮が出会うきっかけを作った本人である香奈は…
少しはしゃぎ疲れてしまったのか、大好きで大好きでたまらないお姉ちゃんの胸に抱かれて眠っている。
眠っていても、大好きなお姉ちゃんである涼羽にべったりとできていることが分かるのか…

「…えへへ…おねえちゃん…だあい…すき…」

その愛らしさ満点の寝顔を惜しげもなく晒し…
心底嬉しそうな寝顔で、ひたすらに涼羽の胸の中で眠っている。

そして、自分の胸の中で幸せそうに眠る香奈を見て、涼羽は…

「…ふふ…かなちゃん…可愛い…」

その母性と慈愛に満ち溢れた、優しそうで幸せそうな笑顔を香奈に向けて…
心底慈しむように、その頭を優しく撫で、まるでゆりかごを揺らすかのように、香奈の寝心地をよくするリズムで、軽く揺らしてあげている。

「(もう…本当に男の子なのかしら?びっくりするくらい、可愛すぎて…お母さんみたいで…)」

そんな涼羽を見て、本当に男の子なのかと疑ってしまうくらいに、内心驚いている。
そして、そんな涼羽が本当に可愛らしく思えて…
もう、無性に抱きしめたくなってきているほどになっている。

「…そういえば、お互い自己紹介がまだだったわね」
「!あ、そうでした…すみません…気づかなくて…」
「ふふ…いいのよ。私は四之宮 永蓮。あなたが抱っこしてくれてる香奈の祖母で、あなたの学校の教師の四之宮 水蓮の母親よ」
「自己紹介が遅くなりました…僕は高宮 涼羽といいます。四之宮先生には、いろいろとお世話になっています」
「ふふ…そんなに固くならないで。じゃあ、涼羽ちゃんって呼ばせてもらうわね」
「!あ、あの…僕、男なので…」
「あら、いいじゃない。あなた可愛いから、こんな風に呼びたくなっちゃうのよ」
「!うう…」
「ふふ…せっかくだから、私のこと、『お婆ちゃん』って呼んでくれないかしら?」
「え?」

いきなりの永蓮の申し出に、鳩が豆鉄砲を食らったかのような間の抜けた顔をしてしまう涼羽。
そんな顔も可愛くて、永蓮はさらに頬を緩めてしまうが。

涼羽の祖父母は、父である翔羽の方も、今は亡き母である水月の方も、涼羽が生まれる前にこの世を去っている。
だから、涼羽自身、祖父母というものを知らないのだ。

ゆえに、永蓮の突然な申し出に、どうしていいのか分からなくなってしまっている。

「もしあなたに、そう呼べる人がいないのなら…私のこと、本当の意味で『お婆ちゃん』って呼んでくれても、いいのよ?」

そんな涼羽の動揺を見透かしたかのような、永蓮の一言。
実際のところ、こんなにも可愛い孫娘が、こんな可愛い声で『お婆ちゃん』なんて呼んでくれたら…
などと、割と本気で思っている永蓮なのだが。

実の娘である水蓮が、割とアクティブで落ち着きのない方で…
孫娘である香奈の方も、そんな母親に似たのか、人見知りな割には行動が活発で…
こんな風に、お淑やかで護ってあげたくなる娘、もしくは孫娘が、永蓮としては欲しかったのかも知れない。

そんな永蓮のもの欲しそうな、それでいて母性的な笑顔を見て…
涼羽自身、そう呼んであげたくなったようで…

「…お…おばあ…ちゃん…」

恥ずかしそうな顔をして、ぎこちない声で…
しかし、それでいて確かに、目の前の女性を、そう呼んだ。

自分が生まれた時には、すでにそう呼べる存在がいなかった涼羽。
だから、心の奥底では、そんな存在に心惹かれていたのかも知れない。

まして、物心つく前に母親と死別し、物心ついてからは本当につい最近まで、父親とも疎遠となってしまい…
そういった、親との触れ合いも希薄だった涼羽。

そんな涼羽なだけに、その言葉を声に出した時…
何か、ものすごく満たされるような…
心が、とても温かいもので満たされるような感覚を覚えて…
そんな感覚に、言いようのない幸せを感じてしまっていたのだ。

それでも、恥ずかしそうな困り顔のまま、俯いてしまっている涼羽。
やはり、今日初めて会った人に対して、そんな呼び方をすることには抵抗があったのだろう。

しかし、呼ばれた永蓮の方は、そんな涼羽があまりにも可愛すぎて…
こんなにも可愛らしいのに、愛されることにまるで慣れていないかのような…
そんなぎこちない感じがたまらなくて…

「…ねえ、涼羽ちゃん」
「!は、はい?」
「…お婆ちゃんね、涼羽ちゃんのこと、ぎゅうってしたくなっちゃったのよ」
「!え?」
「…だから、涼羽ちゃんのこと、ぎゅうってさせてくれる?」

本当は、今すぐにでもこの子を目いっぱい自分の愛情で包み込んであげたい。
今すぐこの子の華奢な身体を抱きしめてあげたい。

しかし、それをいきなりやってしまってはいけない。
そんなことをしてしまったら、この子の警戒心を煽ってしまうことになりかねない。

だから、こうして言葉で了解を得る、というワンクッションを置かないと…

とはいえ、もし断られたとしても、それをしないという自信などない永蓮。
むしろ、断られたら断られたで、無理やり抱きしめてしまおうか。
そんなことまで考えてしまっている永蓮なのであった。

「…い、いいです…よ?…」

そんな永蓮に返された涼羽の反応は、肯定の意。
ほんのりと、その露わになっている頬を桜色に染めて…
恥ずかしそうに答える涼羽の姿は、誰が見ても可愛らしく思えるものであり…

そんな仕草で肯定の意を返された永蓮は、当然我慢などできるはずもなかった。

「ありがとう~、涼羽ちゃん」

涼羽の胸の中に抱かれて眠っている香奈を起こさないように…
そして、その香奈もろとも、涼羽の身体を優しく、ぎゅうっと包み込む。

「ああ~…なんて抱き心地のいい…それに、いい匂い…」
「…あ、あんまり言わないで…ください…恥ずかしい…です…」

その抱き心地と、芳しい匂いに思わず目を細めてしまう永蓮。
男の子なのに、こんなにも可愛いなんて、反則すぎると、思ってしまう。

それに追い討ちを掛けるように見せられる、あまりにも可愛らしい涼羽の反応と仕草。

その頬を染めて恥ずかしがる姿を見て、誰がこの子を嫌悪の対象にできるだろうか。
そんなことができるのは、はっきり言って人間ではないと、断言できる。

「お婆ちゃんね…涼羽ちゃんみたいなお淑やかで可愛らしい娘、欲しかったのよ~」
「だ、だから僕は…」
「こんなに可愛い顔して…こんなに可愛い性格して…いいわ~」

涼羽が可愛くて可愛くてたまらないのか、思わずその頭を撫でてしまう永蓮。
その髪のさわり心地のよさを思う存分、堪能しながら…
そして、この可愛すぎる子を目いっぱい愛してあげたくて…

「ねえ…涼羽ちゃん」
「な、なんですか?…」
「お婆ちゃん、涼羽ちゃんのこと、本当の孫娘にしたくなっちゃったわ」
「!な、何言ってるんですか…」
「ねえ、お婆ちゃんの本当の孫娘になってくれないかしら?」
「そ、そんなこと言われても…」
「お婆ちゃんね、涼羽ちゃんのこと、大好きになっちゃったもの」

もう抑えが利かなくなってしまっているのか…
涼羽の露わになっている左頬に、頬ずりまでし始める永蓮。

「こんなにも可愛い子が、こんなにも優しく香奈の面倒を見てくれて…」
「あ、あの…」
「涼羽ちゃん、『お婆ちゃん』って、呼んでくれる?」
「!え、えと…」
「呼んでくれる?」
「~~~お、お婆ちゃん………」
「!ああ~…可愛い…可愛いわ~」

なんて可愛い孫娘なのだろう。
可愛くて可愛くてたまらない。

この、時が止まっているかのような、穏やかな雰囲気の公園の中。

永蓮の、涼羽への愛情が、鰻上りに膨れ上がっていってしまう。

「あ、あの…お、お婆ちゃん…」
「まあ、なあに?涼羽ちゃん?」
「ちょ、ちょっと…離して…」
「うふふ、ごめんね、涼羽ちゃん。それはできないわ」
「!な、なんで…」
「お婆ちゃんね、涼羽ちゃんのこと、い~っぱいぎゅうってしてあげたいの。だから、だめ」
「そ、そんな…」

もう止まることを知らない、永蓮の愛情表現。
今日初めて会ったばかりの、赤の他人である男の子。
そんな子に、ここまで愛情を注ぎたくなってしまうなんて。

この子は、なんて反則的に可愛らしいんだろう。

「お婆ちゃん、涼羽ちゃんのことい~っぱい可愛がってあげたいの」

孫娘である香奈は、もう涼羽に首っ丈で、大好きで大好きでたまらない。
娘である水蓮も、涼羽の可愛らしさを知ってからは、もう学校でべったりとしている。
そして、この永蓮も、涼羽が可愛くて可愛くて思いっきり可愛がっている。

「お、お婆ちゃん…恥ずかしい…です…」

しかし、そんな愛情表現が照れくさくて、恥ずかしいのか…
涼羽の口から、か細く、儚い抵抗の声が漏れ出てしまう。

そんな儚い抵抗が、あまりにも可愛らしくなってしまうことを、本人だけが無自覚。

当然、こんな可愛い涼羽を自らお婆ちゃんと称する永蓮が離してくれるはずもなく…
逆に、もっとべったりとされてしまうのだが。

「…ん…ふあ…」

そんなやりとりの中、涼羽の胸の中で眠っていた香奈が、目を覚ます。
その寝ぼけ眼をこすって、周囲を確認するようにきょろきょろとしてしまう。

「あら、香奈。起きたの?」
「うん…おばあちゃん?」
「そうよ、お婆ちゃんよ」
「…あれ?おねえちゃん、おばあちゃんにぎゅってされてるの?」
「あ…か、かなちゃん…」
「そうなの。この子ね、可愛すぎてお婆ちゃん、ぎゅってしたくなっちゃったの」
「!えへへ~。おばあちゃんも、おねえちゃんだあいすきなんだ~」
「ええ、そうよ。お婆ちゃんも、この子が大好きなの」
「えへへ。おばあちゃんといっしょ」
「そうね、いっしょね」

普段から一緒にいることが多い永蓮と香奈の二人。
ゆえに、基本的に仲良しな祖母と孫娘。

そんな二人が、可愛くて可愛くて…
大好きで大好きでたまらない、と言える人物である、涼羽。

その涼羽に、香奈はその胸の中にべったりと抱きつき…
永蓮は、そんな孫娘ごと、ぎゅうっと抱きしめている。

「涼羽ちゃん、本当に可愛いわ~」
「?おねえちゃん、りょうっていうおなまえなの?」
「そうよ。このお姉ちゃんね、涼羽っていうお名前なのよ」
「わ~…じゃあ、りょうおねえちゃんだ~」
「ええ、そうよ」
「か、かなちゃん…」
「えへへ!りょうおねえちゃん!」
「な、なあに?かなちゃん?」
「りょうおねえちゃん♪えへへ…」
「?…」
「うふふ…香奈ったら、お姉ちゃんのお名前が分かって、嬉しい?」
「うん!だいすきなおねえちゃんのおなまえわかって、うれしいの!」
「あらあら、香奈ったら、本当に可愛いわね」

今までタイミングらしいタイミングもなかった為…
涼羽自身も、香奈に自分の名前を教えていなかった。

大好きで大好きでたまらない涼羽の名前を知ることができたおかげで…
自分がもっともっと大好きなお姉ちゃんのことを知ることができたみたいで…
心底、嬉しいのだろう。

そんな思いを表すかのように、今知ったばかりの涼羽の名前を連呼してしまう香奈。
そんな香奈の声に、ちゃんと反応を返してくれる涼羽が嬉しくて…
ついつい、何もないのに涼羽を呼んでしまう。

「りょうおねえちゃん♪」
「な、なあに?」
「だあいすき♪」
「…ふふ…ありがとう、かなちゃん」

大好きな涼羽の名前を呼んでは、その反応を確かめようとする香奈。
そして、その反応を見て、その大好きをつたなくも言葉で伝えてくる香奈。

そんな香奈が可愛いのか、困り顔ばかり浮かんでいた涼羽の顔にも、自然と笑顔が浮かんでくる。

「二人とも、本当に可愛いわ~」
「えへへ!おばあちゃん、ありがとう!」
「あ、あの…お婆ちゃん…」
「!りょうおねえちゃんも、おばあちゃんのこと、『おばあちゃん』ってよんでる!」
「!あ、こ、これは…」
「うふふ…ねえ、香奈」
「?なあに?」
「もしこの涼羽お姉ちゃんが、香奈の本当のお姉ちゃんになってくれたら、嬉しい?」
「!りょうおねえちゃんが?うれしい!」
「!あ、あの…それは…」
「そうよね。涼羽ちゃんが香奈のお姉ちゃんになってくれたら、お婆ちゃんも嬉しいわ」
「!こ、困ります…そんなこと言われても…」

すっかり涼羽のことがお気に召してしまった永蓮の、かなり本心からの希望。
それを、孫娘である香奈に伝えると、香奈も心底大喜び。

二人揃って、涼羽にべったりとくっついて、その緩やかな時間を過ごし…
そんな実現するはずもないであろう想いに、祖母と孫娘の二人で盛り上がり…
そんな二人の想いに、心底困ってしまう涼羽なのであった。

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