女神の加護を持つ死神

つうばく

説明回 前編

 
 《横井 キラリ》

 【種族】神/人間
 【職業】無し▽
 【レベル】???
 【称号】黒の死神▽

 【HP】10000000000000000/10000000000000000+
 【魔力】ー
 【攻撃力】ー
 【防御力】ー
 【俊敏力】ー
 【魅了】ー
 【器用】ー
 【運】ー

 【装備】 学生服。レッグホルスター。FN Five−seveN ▽。神度剣。
      追加攻撃30%指輪。スニーカー。ケーレス・ローブ。
 【スキル】(使用回数が少ない物は除外)
      魔力上昇。MP回復上昇。HP回復上昇。技能習得率上昇。
      攻撃力上昇。防御力上昇。気配遮断。限界突破。
      魔力コントロール。身体強化。剣術Lv最大。膂力。
      全属性耐性。夜目。毒耐性。気力放射。胃酸強化。魔力交換。
      格闘術。槍術。弓術。採掘。武術。暗殺術。受け流し。蹴撃。
      空中戦闘。武器破壊。跳躍。石化耐性。精神耐性。教育Lv最大。
      剛力。俊足。神速。視覚強力。縮地。俊敏力上昇。気配察知。威圧。
      挑発。槍術。魅了上昇。嗅覚強力。繭放射。浄化。隠密。聴覚強化。
 《エクストラ・ユニークスキル》
      二刀流Lv最大
      疲労適宜強化
      喜怒哀楽
 《固有スキル》
      百発百中
      ドレイン
      恐怖耐性
      足多数
【魔法】(使用回数が少ない物は除外)
      基本四属性魔法(初級、中級、上級)。
      光属性魔法Lv最大(初級、中級、上級)。
      闇属性魔法Lv最大(初級、中級、上級)。
      無属性魔法Lv最大(初級、中級、上級)。
      次元魔法。召喚魔法。施錠・開錠魔法。回復魔法。
      無詠唱魔法。転送・転移魔法。飛行魔法。精霊魔法。
      竜魔法。着火。雷属性魔法。火精魔法。超音波。
      もうか。氷属性魔法。爆発魔法。
      毒属性魔法(初級、中級、上級)。水精魔法。風精魔法。
      地精魔法。雷精魔法。光精魔法。闇精魔法。
 《オリジナル魔法》
      付与魔法
      次元 :≪グラビティ・クラッチ≫
         ≪ゲート≫
         ≪カウンター≫
         ≪転移魔方陣設置≫
      水:≪蒼龍≫ 火:≪朱雀≫ 木:≪白虎≫ 闇:≪玄武≫
 《神専用》
      神代魔法。纏造第一段階。
 【異能力】(使用回数が少ない物は除外)
      覇気。隠蔽。念話。模造。オーラ認識。平行思考。合成。
      魔眼。手加減。詳細地図。
【状態】世界のエネルギーを纏う者(全ステータス+?)
    ヘーニルの主人。
    パーティー
    ・アル(天之尾羽張神)
    ・ヘーニル
    ・ソラ
【加護】女神の加護
    ・無限成長
    ・再生
    ・無限収納
    ・言語理解
    ・感応
    ・鑑定
    ・創造魔法
    ・ガチャ
    ・成長力促進(経験値上昇+全能力上昇)
   人工知能 Lv1
    ・会話
    ・世界の真理

【所持金】
 2837461038463957262823947833504015302910300 G
【ガチャポイント】
 109287378928839988772883873980000 P


 色々ともの申したい。
 いや、だって変わりすぎだろこれ。

「まずだけど、称号のこれは何? 死神って」

『......』

「じゃあ、私が説明するのじゃ。それは、纏造が黒の者に与えられる称号じゃ。と言っても、キラリが初めての者らしいがな」

「へぇ〜、俺が初めての奴か。……はぁー、なんでこんなのばっかりなんだろう俺。……それより、俺が初めてなのに良く知ってるなぁ、そんな事」

 俺が一番。
 呆れるのもあるけど、ちょっと嬉しいな。

「え、えーとな、ソラが教えてくれたんじゃ」

「えっ!?」

「さっき、私とヘーニルに礼儀良く挨拶をしてくれたんじゃ。何も、パーティーだと共有が出来るらしいぞ」

 へぇ〜、そんな能力があるんだ。
 けど、そんな事ステータスに表示されてないな。

『それは、私の初期当時からある能力だからです。それと、さっき私が言わなかったのは、アル様が、私からキラリ様に言いたいとお申しあられたので』

 ヘェ〜……『じろ』
 正にそんな効果音が出る様な感じで、アルの方を向いた。

「はははぁー…………」

 だって、なんでも知ってると言う雰囲気を出したかったんだもん。
 語尾とかは違うとしてでも、こんな感じの言葉があいつの顔から感じられた。

 まぁ、別に良いか。
 そもそも、こんな事に拘ってる場合じゃないし。
 さっさと色々聞かなきゃ、どんどん時間を割く羽目になる。

「まぁ、茶番はこれぐらいにしとくとして、今から、今の俺のステータスで疑問に思う事を言っていくから、分かる奴は応えっていってくれ」

「分かったのじゃ」

「分かった。主人」

『何なりとお聞きください』




「じゃあ、まずは種族からだな」

「......それは私が応えよう。まぁ、言わなくても何となく分かっていると思うが、キラリの元の種族は人間じゃろ。それから、女神の加護を持ち、仮の神へとなり、ヘーニルの試練をクリアし本物の神へとなった。そんな感じで二つの種族なんなんじゃろ」

 あれ? 俺の種族、来た時から人間の横に(?)がついてたんだけど。
 別に何か起こる訳じゃないし良いか。

「次は……職業かな。これは……」

『はい。私が応えします。そこのカーソルは押すと分かるんですが、職業を決まられます。……はい、そんな感じで、キラリ様の場合ですとーー』

 そう言って、ソラは俺が今なれる職業を教えてくれた。



 村人
「村の繁栄に生きる農夫」

 商人
「人々にあらゆるものを売る商売人」

 行商人
「様々な土地を練り歩く冒険者たちの支え」

 ギャンブラー
「賭けに生きる孤高の勝負師」

 遊び人
「良く分からない」

 狂戦士
「猛り狂う戦いの凶鬼」

 殺し屋アサシン
「金で暗殺を請け負う殺しの達人」

 空賊
「空を自由自在に駆け巡る無法者」

 海賊
「戦いと航海に明け暮れるロマンチスト」

 賢者
「魔法と英知を極めた求道者の到達点」

 黒魔道士
「攻撃系魔法を駆使する行為の魔導士」

 暗黒魔術師
「闇属性の強大な魔法を駆使」


 などがあるらしい。
 どれも良いな。
 ……まぁ、遊び人は無しだなぁ。

 そう思いながら、俺もカーソルを押して、このページを開け、何かないかと探し始めた。
 けど、迷う俺の為なのか、こんな欄が一番下にあった。

 【適正職業】
 【オススメ職業】

 もう、今の内に決めようか。
 どっちか決め、見て、何の能力であろうともそれを取る。

 幸い、職業レベルがマックスまで行けば他のに変えられる様だし。

「どっちにしようかなぁ……こっち」

 俺が選んだのは、適正職業だった。
 何が出るかな、何が出るかな♪


 錬成術師
「錬金術で物を作る」


 おお、なんか良さそう。

 ……てか、これ。
 俺に合わせると最強じゃね。

 これで作った物を、俺の能力で強くする。
 良いなぁ。

 鑑定で詳しくーー見れない?
 これ、鑑定不可系の奴か。

 偶にあるんだよなぁ。
 まぁ、うん。
 これで良いか。

「俺、職業《錬成術師》にしようと思うんだけど、」

「「えっ!?」」
『えっ!?』

 えっ!? 
 ってのは俺が言いたいわ!!

 三人揃ってなんだよマジで。
 そんなに、おかしいのか。

「い、いや、だってじゃな、そんな職業聞いた事がないんじゃ! ……いや、どこかで聞いた様な……」

 最初はおどおどしながら言ってたのに、急に大きな声で言いやがった。
 耳が痛い、痛過ぎる。
 それに、聞いた事があるのか無いのかどっちなんだよ!

「そうなのか。我もそんな能力聞いた事ない」

 この調子ならソラも聞いた事がないのだろう。

『私は知ってますよ。正確には、聞いたからですけど』

「だよねー。誰も知らない…………って、知ってるの!? てか、聞いた?」

『はい。ステータスを見て気付いたと思いますが、私は【世界の真理】というスキルを持っています。これに聞くと、何でも応えてくれるのです。先程の〝死神〟の件もこれで分かりました』

 便利〜!
 まさにチート級だな、これ。

 それより、この能力があるなら、この錬成術師という職業も何かが分かるだろう。

『はい。これは過去に一人しか獲得していない職業です。その方をアル様は良く知られている筈ですが』

「えっ!? もしかして……アマテラス様?」

 ここで、アマテラスの登場か。

『はい。そうでございます。アマテラス様が獲得して以降、誰も取っていませんので、誰にも知られる事は無かったのです」

 受け継がれる事が無かったって事か。
 そもそも、一番近くにいた筈のアルが知らない時点で、誰も知らないか。

 けど、なんでそんなのが、俺が取れるんだ?

『調べましたが、一応答えが返って来ました。しかし、この結果から考えるに、こればかりは今は、キラリ様に教える事ができません』

 ん? そんなやばいやつなの。
 でも、今は・・だからなぁ。
 その内教えてくれるだろう。

『はい。その内ですが』

 なら、それまで待とう。

 とりあえず忘れる前に、錬成術師に変えておこう。

「次は……レベルの方だな」

「これは、我が教えよう。もっとも、我しかレベルがある者がいないからだがな。アル様はレベルという概念が無いし、ソラは……まあな。そんな事だから、教える。そもそもレベルとは、戦いの水準を表しているものと考えてくれ。しかし、これには種族によって上限がある。人間はレベルが百までだ。しかし、主人はどうだろう。神と人間の狭間と言える種族だ。なら、上限はどうなる? おかしくなるんだ。そしてそれをデータ上のステータスへと移そうとすると、ステータスでは文字化けが起こる。それが、レベル???の理由だ」

「おお、そんな難しい事を言えるんだな、ヘーニル。もっと、馬鹿だと思ってた」

「ーーひどっ!?」

 だってな。
 見た目アレで、考えが幼いんだもん。
 それを見ていたら、馬鹿なんじゃね、と思うもんだよ。

「次行こう!」

「まさかのスルー!?」

「で、次は……」

「相手にしろ!」

 なんか、会った頃のアルに似てる気がする。
 まぁ、元主従関係でずっと一緒にいた様だし、行動も似るもんか。

「さてさて、次は……」

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