クラス《農民》の俺最強

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鬼畜ジジイ再誕

「ただいまっと」

 今日はジジイのクエストをクリアした次の日。
 さて、農民頑張りますか!

「とりあえず報酬確認するか」

 昨日のジジイのクエストの報酬で、商業許可証とレジと商品棚を手に入れている。

――――
商業許可証《特殊》
商業を営むことを許可された証。これを持たないで商業をすると、100%の税金が課せられる。持っている場合は10%。

レジ《特殊》
商品を売るのに必要なアイテム。設置すると雰囲気が出るほか、売り上げの管理が容易になる。

商品棚《特殊》
商品を売るのに必要なアイテム。設置すると雰囲気が出るほか、在庫の管理が容易になる。
――――

 商業許可証が無いと税率100%って、鬼畜かよ。一切稼げないな。しかし!これをくれたジジイを感謝するつもりは毛頭ない。鬼畜を避けるために鬼畜を受けただけだからな。

 レジと商品棚は、ヘルプ先生によるとどうやら無くても問題ないらしい。ただ、商品を地面に置いておくと耐久力が切れて無くなったりするからあった方が良いというものらしい。

「さてと、店の設置でもしてみるか」

 小屋の扉を開いて外の空気を吸い込む、前に吹き出した。

「んな、ジジイ!なんでここにいるんだよ!」

「ふぉっふぉっふぉ。わしのムチを最後まで耐えきった君に、もう少し手伝ってほしくてのぉ。受けてくれるな?」

「断るっ!」

 何が嬉しくてムチに打たれに行くかっつうの。

「ふぉっふぉっふぉ。まあ、そういいなさんな」

 だが断る、と言おうと息を吸い込んだところで、目の前にシステムメッセージが表示された。

『強制クエスト《農作業に従事せよ2》を受注しました』

 んなにぃ

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