コマンド見えるようになったので、ハーレム作ります!
魔眼開眼?
へへへ、どうやら俺は最強の力を得たらしい。それも次期魔王候補と言われるレイシス姫の眷属としての力を。
とりあえず、どうしようか?
ここから抜け出すのが最優先だよな。それよりも気になるのは富田ちゃんの方だ。
自分のステータスを開く。
特に何も変わっていないと思いきや、【スキル】が増えていた。
【魔眼】
【血漿】
という二つだけだったが。
しかし、面白くなりそうだ。
ってか血漿と書いてブラッドレコードとか厨二病乙って感じだぜ。
このステータス考えた奴絶対に特殊能力系の漫画とか好きそうだな。
どうでもいいが、確信を持った。
よし、とりあえず脱出を図るとでもしよう。
「あ、開かない?」
いやそんなはずはない。
ガチャガチャとドアノブを捻ってみるが、何度試しても開かない。
もしかして、鍵が掛かっている?
それなら仕方がないな。
ドアを壊そう。
俺はそう思い、ドアノブに思い切り力を入れた。
すると、簡単にドアが開き光が見えた。
勿論、光が見えると同時に富田さんの驚いた表情もある。
「ど、どうやって?」
「ははは、俺って力がちょっと強くてさ」
「力が強いって……」
富田さんは口をぽかんとした。
そして、「ふふふ」と笑う。
「どうしたんだ? 笑って?」
俺が尋ねると彼女は言った。
「もう、本当に先輩は私の予想を遥かに越えてます。だけど、そんな先輩が大好きですよ」
これって告白?
いやいや、勘違いするな俺。
女に俺は何回騙された?
優しい行動を取ってくれた女の子の事を何回好きになった?
ただ、優しくしてもらっただけで……
自惚れるのもいい加減にしろよ。
それに、俺が好きなのは宮城茜こと、白銀の女神だけだ。
俺はあの人の隣にいたい。
あの人の役に立ちたい。
そう、思ったんだ。
だから、俺は自分に掛かった呪いを解かない。
この呪いを解かずに俺は宮城茜とハッピーエンドになってやる。
だって、そうしないと俺の片想いは報われないから。
「ごめん。俺、好きな人がいるんだ」
俺がそう言うと、彼女の笑っていた形相は一気に変わり、睨みつけてきた。
「せ、先輩……何言ってるんですか? 私のこと……好きだって言ってくれたじゃないですか?」
とりあえず、どうしようか?
ここから抜け出すのが最優先だよな。それよりも気になるのは富田ちゃんの方だ。
自分のステータスを開く。
特に何も変わっていないと思いきや、【スキル】が増えていた。
【魔眼】
【血漿】
という二つだけだったが。
しかし、面白くなりそうだ。
ってか血漿と書いてブラッドレコードとか厨二病乙って感じだぜ。
このステータス考えた奴絶対に特殊能力系の漫画とか好きそうだな。
どうでもいいが、確信を持った。
よし、とりあえず脱出を図るとでもしよう。
「あ、開かない?」
いやそんなはずはない。
ガチャガチャとドアノブを捻ってみるが、何度試しても開かない。
もしかして、鍵が掛かっている?
それなら仕方がないな。
ドアを壊そう。
俺はそう思い、ドアノブに思い切り力を入れた。
すると、簡単にドアが開き光が見えた。
勿論、光が見えると同時に富田さんの驚いた表情もある。
「ど、どうやって?」
「ははは、俺って力がちょっと強くてさ」
「力が強いって……」
富田さんは口をぽかんとした。
そして、「ふふふ」と笑う。
「どうしたんだ? 笑って?」
俺が尋ねると彼女は言った。
「もう、本当に先輩は私の予想を遥かに越えてます。だけど、そんな先輩が大好きですよ」
これって告白?
いやいや、勘違いするな俺。
女に俺は何回騙された?
優しい行動を取ってくれた女の子の事を何回好きになった?
ただ、優しくしてもらっただけで……
自惚れるのもいい加減にしろよ。
それに、俺が好きなのは宮城茜こと、白銀の女神だけだ。
俺はあの人の隣にいたい。
あの人の役に立ちたい。
そう、思ったんだ。
だから、俺は自分に掛かった呪いを解かない。
この呪いを解かずに俺は宮城茜とハッピーエンドになってやる。
だって、そうしないと俺の片想いは報われないから。
「ごめん。俺、好きな人がいるんだ」
俺がそう言うと、彼女の笑っていた形相は一気に変わり、睨みつけてきた。
「せ、先輩……何言ってるんですか? 私のこと……好きだって言ってくれたじゃないですか?」
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