死神始めました

田中 凪

第167話 やっちまってたぞ!

あの話し合いから数時間後、俺は自室にて書類整理に追われていた。
浩「なー、少し休憩入れてもいいだろ?」
ヘル「ダメです。サボっていた分はご自分でやってください。」
・・・ヘルプさんはなぜか怒り気味だった。
浩「ひどくない!?」
ヘル「あなたが私にその書類仕事を押し付けようとしたのですよ?」
ああ、それで怒り気味だったのか。
浩「そ、それを言われるとなぁ。」
ヘル「私は色々とやることがあるんです!あなたみたいに一日中暇してぶらぶらとどこかへ出かける余裕もないんです!!どこぞの暇人のせいで!」
ちょ、ヘルプさんそれやめて。心に深い傷ができちゃうじゃないか。
浩「そ、そそそそんなことないだろ!ちゃんと休日も与えてるじゃないか。」
ヘル「とにかく、口より手を動かしてください。じゃないとモザイクかけても放送できないぐらい、グチャグチャにしますからね?」
怖いわ!いつそんな言葉を覚えたんだよ!
はあ、仕方ない。【時間操作】
浩太は、一度世界の時間を止めて【並列思考】や【思考加速】を使い1時間ほどで終わらせた。
これもすべては、ネットサーフィンのため!
と意気込みながら。
よ、ようやく終わった。さーてスマホスマホ。・・・なぬ!大和さんのが全然違ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
艦載機、載っけられんのな。しかも7機。
作り直さなきゃ。最終時の状態にしとかなきゃ!
というわけで浩太は大和を完全再現するために一日中どこかへこもっていた。
一方、ヘルプさんとフラスタは迷宮にてアレミト達のシゴキを受けていた。

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