死神始めました
第71話 あるものを探しに・・・
う〜〜〜んなかなか見つからないなぁ。あ、今何を探しているのかというと、米である。この世界に来てから一度も目にしていない。つまり食べられていないのだ。これは日本人ならわかるだろう。ここ数ヶ月米を食っていない。それがどれだけ辛い事か・・・この世界の主食はパンだ。米も無ければ麺も無い。パンもそれほど種類があるわけでは無い。正直飽きてきたのである。まあ、見つからなくても魔法創造で、遺伝子強制切り替えを使って作るけどな。しかし、探してみるのがいいだろう。イネ科の植物は基本的に葉っぱが細い。さらに米は湿地帯に多いいためかなり絞れるが、それでもこの世界の5分の1の面積を探さなければならない。今は、そのうちの半分を探し終えた。どこかにあるはずだ・・・あったー!めっけたどー!よっしゃー!でも食えるのか?その稲を刈り取り王都へ持っていく。ギルドの人が、
「煮ても焼いても食べられないようなもの何に使うんですか?」
と聞いてきた。
「炊けば食べられますよ。」
と答えると、首をかしげられた。え、まさか炊くことを知らないのか?でも米自体あまり知られてなさそうだし仕方ないか。とりあえずギルドから鍋を借りた。【クリエイト】を使って鍋置きを作り、火をつける。脱穀はできていないので玄米だが、今は気にしない。最初は数粒しかなかったが、湿地帯にそれを撒いてそこの時間を1秒で1日になるように設定してすぐに育て収穫・・・を何回も繰り返して400kgにした。それらを鍋に入れ3、40分ほど火にかけて蒸す。チョイと味見。お、以外といける。これなら大丈夫だな。せっかくなのでギルドの方々にも来てもらった。なぜかラグラインさんも来たが。
米を初めて食べた人たちの感想
「何だこりゃ!煮ても焼いても食べられないようなものがこんな美味しいなんて!」
「なぜこんな素晴らしいものを今まで知らなかったのだろう。」
「こんな食べ物があったのか。」
「これなら食料不足になった時でも大丈夫そうだ。」
「こ、これは革命だ〜!!」
など
「煮ても焼いても食べられないようなもの何に使うんですか?」
と聞いてきた。
「炊けば食べられますよ。」
と答えると、首をかしげられた。え、まさか炊くことを知らないのか?でも米自体あまり知られてなさそうだし仕方ないか。とりあえずギルドから鍋を借りた。【クリエイト】を使って鍋置きを作り、火をつける。脱穀はできていないので玄米だが、今は気にしない。最初は数粒しかなかったが、湿地帯にそれを撒いてそこの時間を1秒で1日になるように設定してすぐに育て収穫・・・を何回も繰り返して400kgにした。それらを鍋に入れ3、40分ほど火にかけて蒸す。チョイと味見。お、以外といける。これなら大丈夫だな。せっかくなのでギルドの方々にも来てもらった。なぜかラグラインさんも来たが。
米を初めて食べた人たちの感想
「何だこりゃ!煮ても焼いても食べられないようなものがこんな美味しいなんて!」
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「これなら食料不足になった時でも大丈夫そうだ。」
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