死神始めました

田中 凪

第23話重大な発表

その後、死神のお仕事をする。凄い疲れるんだけどね。やらないと、後々面倒だし。今日は、数が少なくて良かった。と言っても3万個ほどなのだが。・・・さて、仕事も終わったことだし帰って寝よう。そう思った瞬間、何でここにいるんだよ!それは、天界だった。
『いや、悪いな急に呼び出してしまって。今日は君に大事な話があってな。率直に言うと、この世界の神々が全て降りたから、君にその後の仕事が全て回ってきた。ということと、もうこの際だから、この世界の、監視役も任せるね。ってことだけ。・・・あっ、そうだ。あともう一つそれにともなって、新しいスキルも足してあげたからね。それじゃっ。』
・・・・何この一方的な話は。そんでもってサラッと凄いこと言ったよ。世界の監視?全部の仕事やれって?絶対出来ない。この世界めちゃくちゃにしかならないと思うんですけど。まあ、ジョークだよな。もう分かりきっていることだが、そう思っておこう。そして、タイムストップを解除して宿に戻る。今回は、ワープは使っていない。時間がだいぶ余ったので、せっかくだからオルリント大森林で、魔物でも狩ってこよう。と、アレミトが言ったからである。こうして、アイゼンベアー、アイアンビートル、灯籠とうろう獅子などを倒した。そのどれもが、高級な素材であり倒すのが、難しいものだ。しかし、僕らにとっては準備体操のようなものだった。町に着いたのは、7の刻の頃である。

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