俺の高校生活に平和な日常を

ノベルバユーザー177222

第3章 #19「魔法少女☆アズサ」

 「バードさん!どこ行ってたの?」

 「それはコッチのセリフだっての!魔力辿ってようやく見つけたわー!」

 おかしいな!?梓が誰かと話をしているのだがその相手が小鳥に見えるのだがそれは気のせいだろうか?

 「そんなことよりあの魔女っ子はどうした?」

 「咄嗟に逃げてきたから多分、魔力を辿って追いかけて来ると思いけど…」

 「よし!なら今度こそあいつを迎え討つぞ!」

 「でも…」

 梓はそう言うと俺の方に視線を向けた。

 「ああ、コイツのこと気にしてんのか!?まったく、迷惑なお荷物だなぁ!?」

 「なっ!」

 流石に今のはカチンときたぞ!お荷物なのは事実だが面と向かって言われると何か腹がたつな。しかも小鳥如きに言われるとは…

 「イキナリ何だよ!つーかお前何なんだよ!」

 俺は思った事を口に出した。すると小鳥は梓の肩に乗っかった。

 「俺か?俺はバードさんっちゅうもんじゃ!簡単に言えば梓の相棒パートナーみたいなもんだ!」

 自分でさん付けすんのかよ!っていうかパートナーってなんの事だよ!色々と分からない事だらけだ!

 「…お兄ちゃん、ゴメンね」

 「えっ?」

 俺がアレコレ考えていると梓が急に謝ってきた。

 「お兄ちゃんには色々と話さないといけないけど、どこから話たらいいのか…」

 「………」

 梓は悲しそうな顔で話した。そんな顔されると何と言えばいいのだろうか?

 「とりあえず1回落ち着こうか?」

 「う、うん。そうだね」

 俺達はとりあえずその辺に座れそうな場所に腰かける事にした。

 「………」

 「………」

 1回落ち着いたものの何を話したらいいのか分からずにいた。妹とこんな気まずい空気になったのは初めてかもしれない。

 「…辛気臭いなー」

 暫く沈黙した空気が流れていると小鳥のバードさんがその空気をぶち壊した。

 「なら俺から説明してやる!ありがたく思えよ!」

 何故かいちいち偉そうに喋るバードさん。鳥のクセになんでそんなに偉そうなんだと思ったが説明してくれるそうなのであえてそれは口にしなかった。

 「ずは梓が何者かというところからだな!梓はな悪い魔女を倒すべく俺と契約した魔法少女なのだ!」

 「はあ!?魔法少女!?」

 「そう!因みに俺は魔法少女の素質を持つ少女達と契約する為に造られた存在、契約者コントラクターと呼ばれている」

 「コントラクター…」

 何となく某アニメを思い出した。まさかそんなことが本当にあるなんて今でも信じられない。

 「そんで、そのコントラクターさんは何が目的何だよ?」

 「さっきも言ったろー!悪い魔女を倒す為に魔法少女と契約を結んでいるって」

 「その魔女っていうのがイーリスちゃんだと?」

 「アレは正確には魔女っ子と言って魔女の素質を持つ少女だ。今は大したことは無いが魔女になるとかなり厄介な存在になる。だから魔女になる前にあの小娘を倒さなくちゃいけないんだ!」

 「倒すって、ソレって…」

 俺は恐ろしい想像をしてしまった。倒すという事は彼女を…イーリスちゃんを殺すということなのか!?

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