転生先で国作り

レイラ・スクリャノフ

宣戦布告と永遠の別れ

〜〜12月7日「大アメリア帝国内大大和帝國大使館」〜〜

アメリア外交官「どうしました、急に呼びだして」
大使「本日は、悲しいですがこの国を出なければいけません」封筒渡し
外交官「内容は、どれどれ」

〜〜封筒の内容〜〜
大大和帝國(以下本国)ハ大アメリア帝国連邦(以下貴国)ニ対シ、宣戦ヲ布告セリ。
理由ハ、本国ノ友邦国デアルロシヤ共和国トノ条約ノ為デアル。

〜〜中略〜〜

宣戦開始ハ12月8日0時丁度ヨリデアル。コノ文書ヲ受ケ取ラレ次第本国トノ国交ハ断絶セリ。停戦、降伏、休戦ヲ望ミシ場合ハ中立国ヨリ申サレヨ。

〜〜〜〜〜〜

外交官「とうとうですか……」
大使「それが国の方針なら従うしかないですよ」
外交官「もし」
大使「もし?」
外交官「もし、戦争が終わった時に2人とも生きていたら、また酒でも飲みましょう」
大使「ええ!必ず!」

解説side
国同士の仲が悪くとも、個人個人では国を超えた友情が育まれていた。しかし、この2人が合うことは、終ぞ無かった…

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