日常日記

ノベルバユーザー173744

年賀状を書くのは……。

昨年、年賀状を書くのもどうだろうと思い、恩師の奥さまの元にきちんとしたものではなかったものの、それでも小説を書くとき以上に緊張しつつ手紙を書いた。

いつもいつも心配や面倒をお掛けしていた……亡き恩師に今現在の私自身の状況と言うよりも、私は新しい道を見つけたことを伝えられればと思ったのだった。
自分が小説を書いていること、亡き恩師に学んだことで自分の世界が広がり、一度は諦めていた道に進みたいと決めて頑張ろうと思っていると書いた。

自己満足かも知れないと思ったけれど、恩師に伝わればと思ったのだった。
投函し、本当に安心した。
届くだけでいいと思っていたからだ。



すると、今日、郵便受けを覗くと私宛の葉書が届いていた。
恩師の奥さまからだった。

丁寧なきれいな文字で、優しいメッセージを贈ってくださり、胸よりも目が熱くなった。

『先生もきっと応援していると思います』
『ネットにて拝読しました』

と言う言葉に、泣き続けた。
嬉しい……と思った。
小中学校は、自慢ではないがいじめで本当にほとんど思い出したくもない時代だった。
楽しかったのは、一番新しく書き加えられた時代でもある高校時代……。
恩師のお陰だと本当に思っている。
涙は感謝と、もう会えない……本当に、ぐれてはいないが、優柔不断で面倒くさがりで、扱いづらい生徒だったと思う。
それでも、恩師が願った道かどうか解らないが、私の道が開け、進めることを本当に感謝したい。
そして、読んでくださった奥さまにも感謝と、お元気でいていただければと思っている。



ありがとうございます。

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品