日常日記

ノベルバユーザー173744

月を見つめる。

あぁ……夢のようだ。

昨日厚い雲の向こうにいた貴女に、僕は今日出会った。
毎日姿を変えていく貴女は、移り気ともそっけないとも言われるけれど、僕には心に秘めた灯だ。



5月21日の貴女は優麗な姿だった。
臆病で泣いてばかりの僕は、久しぶりに空を見上げた。
貴女は、一つの道を静かに照らしてくれた。



僕は、泣くのをやめて挑戦したんだ。



ねぇ、約束するよ。
僕は何度倒れても貴女と言う灯を追いかける。
幾ら遠くともきっと……。

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