日常日記

ノベルバユーザー173744

夢があった……

小さい頃に将来の夢は、作家。

お花屋さん、お菓子屋さん、御姫様と言う女の子達や、

ウルトラマン、正義の味方、ガンダム‼

と言うなかで、言った。



本当の夢は、叶うと信じていたから。



夢を叶えたかった。
沢山の知識を得たのも、本を読んだのも、私の夢を叶えたかったから。

料理も裁縫も、家庭菜園だって将来のため。
掃除だって、洗濯も、ちょっとした豆知識も、
おばあちゃんの知恵袋っていうものだって、
将来に役立つため。



夢のため。



あとは、もっともっと努力をすればいい。
誰にも負けないように、頑張っていけば……。



作家歴は書き続けてきたと言う歴史なら、物心ついた頃から。
作文を表彰されたのも小学校一年生。
でも、文章を読む漢字は覚えても、
心情をふかくまで読み解けないと、国語の塾に通った。

中学校の時のコーラス部で、音楽の言葉の意味、表現力を教わった。
高校の時の文芸部で、言葉の強さ、時には言葉は武器になる。
誰かを傷つける凶器になると知った。

学ぶことが知識が増えることにも繋がった。
それが楽しく、益々創造が楽しいと思えた。



現実はどうだろう……。

書ける幸せは、どう変化したのだろう。
私は幸せを書けない。



恋愛なんて初恋レベルだ。
ゲームで好きなキャラ攻略で、

「キャァァ~‼子龍くんが言ってくれたよ~‼」

で喜んでいるレベルである。



こんなはずじゃなかった。
作家になりたかった。

でも本当は、幸せになりたかった。



幸せ……それは、自分だけでなく、
家族や友人や、親戚に近所の人、
同じ学校の人、同じ町の人、国の人……全部。

とてつもなく欲張りな夢。

憧れた人が、マザー・テレサだったから、
ジャンヌダルクだったから、
平和を、幸せを……願った。

苛められ、逆に仕返しもした。
だからそれも恥じた。

だから、戦争もなく幸せを願った。
その道筋に、結婚か、もしくは出家も考えた。



夢は遠くに、瞬く星。
私の星を見つける燕は、もういない。



ここにいるのは、心身弱った病人やまいびと

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