東方魔人黙示録

怠惰のあるま

【逃走経路はスキマ?】



幽香のマスタースパークで、容赦無く攻撃され、ボロボロになってしまった。

アルマ「なんかもう・・・すいませんでした・・・」
幽香「まあいいわ。で?異変のことなんだけど」
魔理沙「いきなり解決したっていうか。花が一気に散ったっていうか消えたんだぜ!!」

珍しくがんばったな小町も、後で褒めないとな。

アルマ「それならもういいよね?んじゃあ、映姫と約束してるんで映姫の部屋いってーーーうぐっ!?」

幽香に風穴を開けられる勢いで、思いっきり腹を殴られた。なんで?

幽香「貴方、全然理解できてないでしょ?」
アルマ「どうゆうことだよ・・・・?」

その言葉に、なぜか魔理沙やリリス達もやれやれと言う感じになった。俺が何をしたって言うんだ?

魔理沙「アルマは本当に鈍感だぜ」
リリス「まあ、仕方ありません。昔からですので」

な、なんで俺こんな文句言われるの・・・?俺でもそろそろ泣くよ?映姫さんや助けてくれませんか?

映姫「アルマの鈍感さは変わらないのね」
アルマ「もう泣くよ?本当に泣くよ!?逆に俺どうすればいいんすか?!」

全員が顔を合わせてから言った。

『女心わかってくれる?』
アルマ「わかってるつもりなんだけど・・・」
『はぁ・・・・・』

こんなに綺麗にハモった溜息初めてだよ・・・・ああもう!誰か助けてくれよ!
そう思った矢先、急にガクッと体が落ちる感覚が起こった。足元を見ると、スキマが発生していた。
幽香達が手を伸ばそうとするが、もう手遅れで、俺は完璧にスキマに飲み込まれた。
これは助けられたと見ていいのかな?






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