東方魔人黙示録
始まりの終わり(?)
叩き起こされると普通の人間はすっごく不機嫌になると思うんだ。とても大切な睡眠時間を邪魔された挙句、攻撃までされたら、こちとら大激怒って話だよな。なんでこんな話をしているかと言うと察しがいい方は気づいているだろう。
パルスィに踏み起こされた。
「い、痛いです・・・・・」
「本当にごめんなさい」
「なんで・・・・踏み起こすの・・・・?まだ弾幕の方が良かったよ・・・・なんでクリティカルなの?」
新たな一日が始まるついでに男としての人生を終わらせられるところだった。もう立っていられません死んでしまう。
「つ、つい・・・条件反射で」
「条件反射ってなんだよ・・・・怒るよ・・・?」
「起きたら目の前にいたから・・・」
「じゃあ、ここで寝ないでよ・・・」
もう怒る気力すら湧いてこないです。
その後、回復するまでにだいぶ時間を使わせていただきました。さとり様にも伝えておいたしーこころの会話ですー大丈夫だろう。さきに食べているはず、と思ってたけど待っててくれた。みんな優しい。
「パルスィも酷いね」
「愛の裏返しってやつじゃない?」
お空とお燐が冗談を抜かしているがパルスィからの狂気と言うなの愛なら甘んじて受けよう。
「ヤンデレってやつか!」
「そんな冗談言えないようにしてあげようかしら?」
「愛があるなら!!」
「朝食を食べてからイチャイチャしてくださいね」
さとり様が冷静すぎる。
朝食を食べ終え、パルスィと弾幕勝負してボロボロにされた後、勇儀さんのところに向かいました。約束があるんです。前に戦った時に、本気を出せるようになったらもう一度戦うっていう約束したの。酒も片手に持っております。あと、パルスィと二人で歩きながら向かっています。理由はねそろそろ橋の守りの仕事に戻らないといけないから途中まで、だそうです。
さて、勇儀さんのところに着いたら、もう準備運動してた。行くことを報告してたとは言え、まさか、こんな本気だとは思ってなかった。
「やっと来たか!待ちくたびれたぞ!」
「パルスィとデートしてた」
「してない。それじゃあ、私は橋にいるから終わったら来なさいよ」
パルスィは橋の方に歩いて行ってしまった。
「来なさいよって、パルスィの奴アルマのこと相当好きだな」
「そうか?けど、待っててくれるのは正直嬉しい」
「あんたも相当だね。じゃあ、始めるか!」
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