東方魔人黙示録

怠惰のあるま

未来



気のせいかなぁ?この子が【桐月アルマ】と答えた気がするんですが、空耳ですよね?それか、同姓同名ですよ。いや、半人半魔で同姓同名って、同じ人早々いるわけないですよ。まさか、この子は小さい頃のアルマさん?

「お姉ちゃんさっきから頭抱えてどうしたの?」

主にあなたが原因だなんて言えない。

「ちょっと考えことしてて・・・それでは行きましょうか」
「うん!」

どうしましょう。皆さんと合流しないで、独り占めしたいぐらい可愛いです。こ、ここは我慢です射命丸文!いや、でも少しぐらい私の好きにしてもバチは当たりませんよね?

文が一人、理性と戦っているその頃、さとりたちは・・・・文同様戸惑っていたのでした。

「パルスィ・・・と言いましたか今?」
「うん・・・変?」
「い、いえそんなことはありません」

どうやら、小さい頃のパルスィみたいですね。それにしても、かわいいです。ああ、このままお持ち帰りしたいです・・・・。アルマさんがパルスィの事を好きになるのも、納得せざるえません

「さとり・・・心を読めなくても、今何を考えているかわかるわよ?」

さとりの顔はだらしないぐらい、口元がにやけていた。

「それにパルスィも引いてるわ」

いつの間にか、霊夢の後ろにパルスィは隠れていた。

「すいません。取り乱しました」
「あなたってそういうキャラだった?」
「パルスィが可愛いのがいけないのです」

その言葉で、二人に呆れた顔をされました。何かおかしいことを言いましたか?
きょとんした顔をしていると、レミリアさんがもういいわ、と言ってましたがどうゆうことでしょう?

「それよりも、文を探さないと」
「そうね。めんどうごとに巻き込まれてなければいいけど」
「あの・・・私手伝う?ここの森詳しいから」

確かに、この森を知らない私達では迷ってしまうだけかもしれない。ここに詳しいらしいパルスィが一緒にいてくれた方がいいかもしれませんね。

「そうですね。じゃあお願いします」
「うん」
「では、とりあえずみんなと合流しましょう」

パルスィを連れて最初の場所に戻ってきました。こんなこともあろうかと、目印を残しておきました。最初の場所には、映姫さん達が戻ってきてました。
小さいパルスィに気づいた三人は驚きの表情でした。また、パルスィは後ろに隠れてました。

「本当に過去の世界なのね」
「そうみたい。この感じだとアルマもいそうね」
「じゃあ、もしかしたら文はアルマといるかもだぜ?」

この発言によって、六人はある考えに辿り着いた。そう、文がアルマを独り占めしてるのではと・・・・と言うより、皆さんの心の中がそう言ってました。
その後の行動は、とても素早かったです。一斉に鴉さんを探しに行きました。鴉さんにご冥福を・・・・・。そして、ここに残ったのは、私とパルスィだけです。

「行っちゃいましたね」
「ねえ・・・アルマってどんな人?」
「アルマさんは、不思議な雰囲気を持っていて、鈍感でヘタレで、けどとても優しい方です」
「ふーん・・・・そうなんだ」

そして、あなたの未来の想い人ですよ。

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