東方魔人黙示録

怠惰のあるま

そして、出会う



どうしてこうなったんだろう。
過去のアルマさんと一緒に行動していたら、急に霊夢さん達が走って来て、よかったと安堵しようと思ったのですが、ただならぬ殺気を感じたため、安心なんかできませんでした。猛スピードで逃げ出したんですが、怒りの力のおかげでしょうか?一瞬のうちに霊夢さん達に囲まれてしまいました。

「み、みなさんどうしました?」
「私たちが言いたいことはわかってるわね・・・・文」

あ、これは助かりませんね。こうなったら、まだ純粋無垢のアルマさんだけでも逃がさないと・・・・あれ?

「アルマさんがいません・・・・」
『え!?』

さっき逃げる時に猛スピードで逃げた時に置いて来ちゃったようですね。これで、一安心です。

「アルマを探すことより、文にお仕置きが先よ」
「小さい頃のアルマさんが見れたので悔いはありません!!」

その日、歴史が少し改変されたのであった。

何か凄い音がしましたが、鴉さんが逝ってしまわれたのでしょうか?それよりも、パルスィとはぐれてしまいました。
ちょっと目を離したすきに何処かにいってしまいました。なんて自由奔放な娘でしょう。今とは大違いです。どうやって探しましょう?



「お姉ちゃんとはぐれちゃった・・・・」

どうしよう・・・。ここの森、まだよくわからないのに・・・・どうやって魔界に帰ればいいのかなぁ。ちょっと悲しくなって来た。泣きたい。

「きゃあぁぁぁ!」
「ん・・・?」

今女の子の悲鳴が聞こえたけど何処から?
辺りを見渡しても、誰もいる気配がない。目の前に急斜面の崖があるだけ。気のせいかな?
安心して文達が向かった方に進もうとしたアルマだったが、後ろから先ほどよりも大きく悲鳴が聞こえた。それに反応し後ろを向くと女の子ーーパルスィが落ちてきたのだった。咄嗟の出来事でアルマは反応できず、パルスィが上から覆いかぶさるようになった。そして、二人の口が重なるように
二人は今起きてることに頭が着いて行けず固まっていたが、パルスィが先に我に帰り飛び起きた。それにアルマも我に帰って今起こったことに焦り始めた。

「え、あの!ご、ごめん!」
「・・・・私こそごめん」
「そ、そうだ!怪我はない!?」
「だ、大丈夫・・・だよ!」

そんなよそよそしい二人を、陰でこっそりと見つめている物達がいた。そう、さとりと映姫と幽香だった。残りの三人は文を処刑で忙しいらしい。

「こんなことがあれば、秘密にしますよ」
「二人が・・・・ねぇ?」
「ああ、眼福です・・・」
「さとりはもう崩壊してるし・・・」

二人の幸せな光景を見れれば、私はもう幸せです。

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