住み込み就職 お仕事時々お遊び
話せない人と話せるひとっ
『はっはっはっ、いやぁ……申し訳ない。久々の旅行なのに雨が降ってねぇ……もう散々だねぇ』
あ、えと、うんっ……やばいです。シブメン外国人客が……気さくに話し掛けてきましたぁぁっ! しっしかも英語っ!
「あぁ……あっあははははははは」
なに言ってるか分からない。とっ取り敢えず笑って起きましょう。
『おぉっ! お嬢さん、良い笑顔だね。しかも綺麗な赤髪っ、ぼく好みですよぉ……って、これじゃぁナンパみたいだねぇ、しっけいしっけい』
なっなんか笑ってます。HAHAHAHAHAHAって……凄く陽気に笑う人ですね。って、そんな事思ってる場合じゃありません! わっ私からも何か喋らないとっ。
一方的に喋らせてはいけませんっ!! とっ取り敢えず、おっお天気の話題でもしましょうか。えと、確か天気は英語で…………うぇっ、うぇ……っ! そっそうですっ、たしか!!
「ウェルダンっ!! イズッ ばっとぉ……ですね、えへへへへへ」
どっどうです? 後半日本語話しちゃいましたけど、これで何かお返事いただけます? って、あれ? なんかきょとんとしてませんか?
『ぶふっ……。あぁっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!』
「っ!?」
え、ちょっ!! なっなんで笑われたんですか? しかも大爆笑じゃないですか!
『うぇっウェルダン……ひひっ、ひぃぃ……ぐひふふふふふふふふ。とっ突然、おっ可笑しな事言うねぇ……』
あ、え、え? はっ腹抱えて笑ってるぅぅ。わっ私、何か可笑しな事言いました?
「私、英語全く分からないんだが……。今、胡桃が変な事いったのは分かるぞ」
「同じく」
で、そこの離れてるお二人さん。コソコソ話してないで、こっちに来て助けてくれませんか? 私、超困ってるの分かりませんか? そっそれと、今……変な事いってた見たいで超恥ずかしいですっ!!
「あら。顔真っ赤」
「さっき、私を怒った時も顔真っ赤だったが……。別の紅さだなぁ、ぷふふふ」
ちっ、他人事だと思って傍観ですか。後で覚えてやがってくださいねぇ? 一人ずつ説教してやります!
『ひぃ……ひぃ……ふぅ。いやぁ、ごめん。つい笑ってしまったよ、えぇっともしかして英語話せないのかい? ごめんねぇ、ぼくも日本語話せなくて……。ほんとにごめん、自分もひとの事言えないのに』
……わ。なっなんか、ペコペコ頭下げてますよ。なっ何事ですか?
『あぁ……えと、そろそろ本題にはいるよ。ぼく、銭湯が好きでね。特に日本の銭湯が大好きなんだ。で、この近くに銭湯があるって知ったんだけど……場所、分かるかな? 出来ればコレに地図を書いてほしいんだ』
っ!! 紙とペンを出して来ましたよ? えっ、えっ!! わっ私、何書かされるんですか? もっもしかして……妙な契約? 
いっ嫌ですよ! 私、書きませんからねっ!! ぜぇぇったい書きませんからっ!!
「ふぅぅぅ、冬のドリンクコーナーの裏は寒いなぁ……って、うぉぅ。なんだぁ、この状況」
っ! とっ止さん? そっそう言えばドリンクの整理をやりに裏に行って……今終わった見たいですね。
「んぁ? おぉ、外国人だっ」
いっいやいや、なにテンションあがってるんですか。お客様ですよ? ほら見てください、まぁたきょとんとしてるじゃないですか。
『子供?』
あ、今のは分かります。子供っていったんですね。でも、止さんって19歳なんですよね……。まぁ、背低いですからね、そう見えても仕方無いでしょ。
『むっ! おれは子供じゃないぞ。こう見えても19歳だ!』
『おぉ、そうなのかい?』
『そうだぜっ! どうだぁ? まだまだピチピチだぞっ、永遠の十代だぞっ、今年で二十歳になるけどな』
………………え?
『ははは。そうだねぇ、まだピチピチだ! と言うか、英語うまいね、アメリカに住んでたのか?』
『違うぞっ。おれゲーマーで、アメリカの大会行くのに必須だから覚えたんだ』
『おぉぉ、ゲーマー!? ほんとうにっ。日本でゲーマーに会えたのはじめてだ』
『にひひひひぃ、そうなのかぁ。じっくり目に焼き付けると良いゾッ』
えっ、ちょっ……え? 止さん、英語話してません? 話せない私が言うのもなんですけど、発音が凄く上手いです。
『ははっ。しっかりと焼き付けるよ。あぁそうだ、忘れる所だった、えとここの近くにある銭湯を探してるんだが……知らないかい?』
『ん? それなら目の前に見える商店街の中にあるぞ。薬屋の隣だぜ』
『おぉぉ、ありがとうっ、助かったよ』
『にひひひ。どういたしましてだぜ』
『じゃ、ぼくは行くよ』
『うんっ。しっかり浸かるんだぜ?』
和気あいあいと話す二人、その内外国人の方がお店を出ていきました。どっどうやらなんとかなった見たいです……。
「いやぁ。外国人なんて久々だからビックリしたぁ。発音ミスってないかなぁ」
いっいや、ミスなんてないと思いますよ? 完璧でした。
「まっ、大丈夫だよなっ! って、ん? どした胡桃ぃ。固まってるぞぉ」
「……えっ、あっ! えっえと、だっ大丈夫……です!!」
「そか」
……そう言った後、止さんは長門さんの方へ行って何か話をし始めました。
いっいやぁ……。なんと言いましょうか、こんな事思うのは失礼かも知れないですけど、人は見掛けによりませんねぇ。
あ、えと、うんっ……やばいです。シブメン外国人客が……気さくに話し掛けてきましたぁぁっ! しっしかも英語っ!
「あぁ……あっあははははははは」
なに言ってるか分からない。とっ取り敢えず笑って起きましょう。
『おぉっ! お嬢さん、良い笑顔だね。しかも綺麗な赤髪っ、ぼく好みですよぉ……って、これじゃぁナンパみたいだねぇ、しっけいしっけい』
なっなんか笑ってます。HAHAHAHAHAHAって……凄く陽気に笑う人ですね。って、そんな事思ってる場合じゃありません! わっ私からも何か喋らないとっ。
一方的に喋らせてはいけませんっ!! とっ取り敢えず、おっお天気の話題でもしましょうか。えと、確か天気は英語で…………うぇっ、うぇ……っ! そっそうですっ、たしか!!
「ウェルダンっ!! イズッ ばっとぉ……ですね、えへへへへへ」
どっどうです? 後半日本語話しちゃいましたけど、これで何かお返事いただけます? って、あれ? なんかきょとんとしてませんか?
『ぶふっ……。あぁっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!』
「っ!?」
え、ちょっ!! なっなんで笑われたんですか? しかも大爆笑じゃないですか!
『うぇっウェルダン……ひひっ、ひぃぃ……ぐひふふふふふふふふ。とっ突然、おっ可笑しな事言うねぇ……』
あ、え、え? はっ腹抱えて笑ってるぅぅ。わっ私、何か可笑しな事言いました?
「私、英語全く分からないんだが……。今、胡桃が変な事いったのは分かるぞ」
「同じく」
で、そこの離れてるお二人さん。コソコソ話してないで、こっちに来て助けてくれませんか? 私、超困ってるの分かりませんか? そっそれと、今……変な事いってた見たいで超恥ずかしいですっ!!
「あら。顔真っ赤」
「さっき、私を怒った時も顔真っ赤だったが……。別の紅さだなぁ、ぷふふふ」
ちっ、他人事だと思って傍観ですか。後で覚えてやがってくださいねぇ? 一人ずつ説教してやります!
『ひぃ……ひぃ……ふぅ。いやぁ、ごめん。つい笑ってしまったよ、えぇっともしかして英語話せないのかい? ごめんねぇ、ぼくも日本語話せなくて……。ほんとにごめん、自分もひとの事言えないのに』
……わ。なっなんか、ペコペコ頭下げてますよ。なっ何事ですか?
『あぁ……えと、そろそろ本題にはいるよ。ぼく、銭湯が好きでね。特に日本の銭湯が大好きなんだ。で、この近くに銭湯があるって知ったんだけど……場所、分かるかな? 出来ればコレに地図を書いてほしいんだ』
っ!! 紙とペンを出して来ましたよ? えっ、えっ!! わっ私、何書かされるんですか? もっもしかして……妙な契約? 
いっ嫌ですよ! 私、書きませんからねっ!! ぜぇぇったい書きませんからっ!!
「ふぅぅぅ、冬のドリンクコーナーの裏は寒いなぁ……って、うぉぅ。なんだぁ、この状況」
っ! とっ止さん? そっそう言えばドリンクの整理をやりに裏に行って……今終わった見たいですね。
「んぁ? おぉ、外国人だっ」
いっいやいや、なにテンションあがってるんですか。お客様ですよ? ほら見てください、まぁたきょとんとしてるじゃないですか。
『子供?』
あ、今のは分かります。子供っていったんですね。でも、止さんって19歳なんですよね……。まぁ、背低いですからね、そう見えても仕方無いでしょ。
『むっ! おれは子供じゃないぞ。こう見えても19歳だ!』
『おぉ、そうなのかい?』
『そうだぜっ! どうだぁ? まだまだピチピチだぞっ、永遠の十代だぞっ、今年で二十歳になるけどな』
………………え?
『ははは。そうだねぇ、まだピチピチだ! と言うか、英語うまいね、アメリカに住んでたのか?』
『違うぞっ。おれゲーマーで、アメリカの大会行くのに必須だから覚えたんだ』
『おぉぉ、ゲーマー!? ほんとうにっ。日本でゲーマーに会えたのはじめてだ』
『にひひひひぃ、そうなのかぁ。じっくり目に焼き付けると良いゾッ』
えっ、ちょっ……え? 止さん、英語話してません? 話せない私が言うのもなんですけど、発音が凄く上手いです。
『ははっ。しっかりと焼き付けるよ。あぁそうだ、忘れる所だった、えとここの近くにある銭湯を探してるんだが……知らないかい?』
『ん? それなら目の前に見える商店街の中にあるぞ。薬屋の隣だぜ』
『おぉぉ、ありがとうっ、助かったよ』
『にひひひ。どういたしましてだぜ』
『じゃ、ぼくは行くよ』
『うんっ。しっかり浸かるんだぜ?』
和気あいあいと話す二人、その内外国人の方がお店を出ていきました。どっどうやらなんとかなった見たいです……。
「いやぁ。外国人なんて久々だからビックリしたぁ。発音ミスってないかなぁ」
いっいや、ミスなんてないと思いますよ? 完璧でした。
「まっ、大丈夫だよなっ! って、ん? どした胡桃ぃ。固まってるぞぉ」
「……えっ、あっ! えっえと、だっ大丈夫……です!!」
「そか」
……そう言った後、止さんは長門さんの方へ行って何か話をし始めました。
いっいやぁ……。なんと言いましょうか、こんな事思うのは失礼かも知れないですけど、人は見掛けによりませんねぇ。
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