気分で書いた超短編集

マカロニサラダのグルコース

【短編百合】生徒と教師

「はぁぁ、やっと家に着いた〜」

私の名前は「秋花由利あきばな ゆり」。
私立の女子校で教師をしている。

残業で疲れた私は、帰宅途中で買ったハイボールを片手に、スマホを触る。

数十分後、体が暑くなり、ろくに呂律が回らなくなり始めた私は、ふとテレビをつけた。
すると、とあるCMが私の目に止まった。

「女性専用のデリヘルどうですか?」

デリヘルか……そういえば最近自分でしてないし…

酒が回って思考がバカになったのか、私はそのCMに載ってあった電話番号を入力した。
最近忙しすぎて溜まったストレス、溜まった性欲を発散させる方法を、私は本能的に取ってしまったのかもしれない。

ピンポーン

予想よりも早い到着に驚きながらもドアを開けた。
すると、そこには私の学校の生徒が立っていた。

「え…」

「…なんで先生がここにいるの?」

私は混乱したが、とりあえず彼女を家に入れた。

学生がこのようなバイトをしている事は置いておくとしても、今から私たちがすることは、置くておくことが出来ないくらいやばい。

そんな焦る私を見て気を使ったのか、その子は

「あの、まずは友達から始めてみますか?」

と言ってきた。
少し酔っていたとはいえ、私はその提案に乗ってしまい、連絡先を交換してしまった。

「じゃあ先生、またね」

その子が帰った後、私はやっと正気を取り戻してきた。
握っているスマホの画面には、さっき交換した生徒の連絡先が入っている。
これが学校にバレたら…という不安が、私をその夜苦しめたのだった。

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