殺意増幅障害という新たな障害が当たり前になってしまった俺たちの
狙われた天夜
第十六話狙われた天夜
「さて、今回貴様を呼んだのは仕事を依頼するためだ。最近まで泳がせていた覚醒者がいたのだが、ワシの予想通りの展開になったのだ」
「……詳しいことはわかんねぇが、仕事内容を聞かせろ」
「仕事内容は花ヶ前天夜(あまがさきてんや)の捕縛もしくは殺害だ」
「捕縛っつーことは、その天夜ってやつは覚醒者か?」
「そうだ」
「つーかさ今まで見つけたらすぐ捕縛してんのにこいつだけ泳がせたのはなんでなんだよ」
「あいつは最初の覚醒者だ。そしてやつは"連鎖覚醒"を引き起こした」
「連鎖覚醒……ってなんだって聞きてぇがめんどいからいいや」
「翼……気をつけろよ、天夜の兄弟の二人も覚醒者だ。和馬も行かせてある。小林書店で合流しろ」
「おおっ和馬もいるのか! "ペガサス"として活動出来るのなんて久しぶりじゃん。東島総理……あんがとな」
「別に礼を言われることでもない、貴様一人では不安なだけだ」
「だとしても和馬と久しぶりに組めるのは嬉しんだよ。たまには感謝させやがれってんだよバーカ」
翼は嬉しそうに仕事に向かったが、翼には伝えていないことがある。
それは……覚醒は必ずしも力が増すというわけではないということだ。
そして最初の覚醒者は天夜ではない。
実際の最初の覚醒者は……隣人である水鳥川雫(みどりかわしずく)だ。
あいつは気付いていないが、あいつの能力は自らが書いた小説(せかい)と現実世界を繋げること。
この"殺意増幅障害"もあいつが書いた『君への殺意(あい)は永遠に』に登場した物と同じなのだ。
なぜ知っているかは……簡単に言えばファンだからだ。
現在進行形であいつの小説(せかい)が世界に影響を与えている。
世界を守る為には利用できるものは利用する……たとえ人道的ではなくとも。
恐らく二人とも今回で……すまない、確かめるために本当にすまない
そして場面は翼に切り替わる
さてさてペガサスでの活動はいつぶりか……三年ぐらいか?
今は歌や踊りは届けられねえが、仕方ねえか
タッタッタ
「よっ、翼久しぶりだな。今まで別々だったが元気だったか? ……なんて野暮なことは聞かねぇテメェが負けるような玉じゃねぇことは俺が一番知ってる。前みてぇに背中は任せたぜ、相棒」
「あぁぁぁ、毎度のことながら臭えこというんじゃねえよ……見ろ鳥肌がスゲェだろうがよ」
「はいはい、スゴイスゴイ」
「軽い返事だな、おい! 和馬も依頼内容は聞いてるのか?」
「ああ、内容は聞いている。捕縛又は殺害……だろ翼」
「んじゃとっとと終わらせて飯にでも行くとするか和馬」
二十九分後
「み〜つけた。ねえ坊ちゃんたちおかしあげるからお兄さんたちについておいで」
「さすがに露骨すぎだろ。こういう場合は素直言った方が早いと思うぞ。俺たちはある人から天夜を捕まえてこいと依頼を受けてここに来た。一緒に来てくれれば酷いことはしないから」
俺はこの依頼を受けたことを心底後悔することになる
次回片鱗の兆しお楽しみに
「さて、今回貴様を呼んだのは仕事を依頼するためだ。最近まで泳がせていた覚醒者がいたのだが、ワシの予想通りの展開になったのだ」
「……詳しいことはわかんねぇが、仕事内容を聞かせろ」
「仕事内容は花ヶ前天夜(あまがさきてんや)の捕縛もしくは殺害だ」
「捕縛っつーことは、その天夜ってやつは覚醒者か?」
「そうだ」
「つーかさ今まで見つけたらすぐ捕縛してんのにこいつだけ泳がせたのはなんでなんだよ」
「あいつは最初の覚醒者だ。そしてやつは"連鎖覚醒"を引き起こした」
「連鎖覚醒……ってなんだって聞きてぇがめんどいからいいや」
「翼……気をつけろよ、天夜の兄弟の二人も覚醒者だ。和馬も行かせてある。小林書店で合流しろ」
「おおっ和馬もいるのか! "ペガサス"として活動出来るのなんて久しぶりじゃん。東島総理……あんがとな」
「別に礼を言われることでもない、貴様一人では不安なだけだ」
「だとしても和馬と久しぶりに組めるのは嬉しんだよ。たまには感謝させやがれってんだよバーカ」
翼は嬉しそうに仕事に向かったが、翼には伝えていないことがある。
それは……覚醒は必ずしも力が増すというわけではないということだ。
そして最初の覚醒者は天夜ではない。
実際の最初の覚醒者は……隣人である水鳥川雫(みどりかわしずく)だ。
あいつは気付いていないが、あいつの能力は自らが書いた小説(せかい)と現実世界を繋げること。
この"殺意増幅障害"もあいつが書いた『君への殺意(あい)は永遠に』に登場した物と同じなのだ。
なぜ知っているかは……簡単に言えばファンだからだ。
現在進行形であいつの小説(せかい)が世界に影響を与えている。
世界を守る為には利用できるものは利用する……たとえ人道的ではなくとも。
恐らく二人とも今回で……すまない、確かめるために本当にすまない
そして場面は翼に切り替わる
さてさてペガサスでの活動はいつぶりか……三年ぐらいか?
今は歌や踊りは届けられねえが、仕方ねえか
タッタッタ
「よっ、翼久しぶりだな。今まで別々だったが元気だったか? ……なんて野暮なことは聞かねぇテメェが負けるような玉じゃねぇことは俺が一番知ってる。前みてぇに背中は任せたぜ、相棒」
「あぁぁぁ、毎度のことながら臭えこというんじゃねえよ……見ろ鳥肌がスゲェだろうがよ」
「はいはい、スゴイスゴイ」
「軽い返事だな、おい! 和馬も依頼内容は聞いてるのか?」
「ああ、内容は聞いている。捕縛又は殺害……だろ翼」
「んじゃとっとと終わらせて飯にでも行くとするか和馬」
二十九分後
「み〜つけた。ねえ坊ちゃんたちおかしあげるからお兄さんたちについておいで」
「さすがに露骨すぎだろ。こういう場合は素直言った方が早いと思うぞ。俺たちはある人から天夜を捕まえてこいと依頼を受けてここに来た。一緒に来てくれれば酷いことはしないから」
俺はこの依頼を受けたことを心底後悔することになる
次回片鱗の兆しお楽しみに

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