【究極の押し掛けラブコメ】後輩ちゃんは先輩と付き合ってます!!?
145. 選ぶ言葉
145. 選ぶ言葉
春休みが終わり、今日から新学期が始まる。夏帆は2年生になり、千春は新1年生。そしてオレと黒崎は高校生活最後の3年生になった。
「ねぇ神原君。今年も大親友としてよろしくお願いするわね?しかも隣の席なんて運命よね?私たちは切っても切れない赤い糸で結ばれてるのかしら?」
「それは恋人が言うセリフだぞ?色々間違ってる。しかもいつからオレと黒崎は大がつくほどの親友なんだよ?」
「えぇ!?私と神原君は永遠の大親友じゃないの!?こんなに仲良しなら将来を誓い合ってもいいくらいの仲じゃない!?」
「お前声が大きいし!色々間違ってんだよ!」
最近黒崎もウザくなってきたな。夏帆とは違うウザさがある。
「何が間違ってるのかしら?親友になりたいだけなのだけど……?」
「だからその、選ぶ言葉だよ!!切っても切れない赤い糸とか将来を誓い合うとか、それは恋人が言うセリフだ!あとオレとお前はそこまで仲良くない」
「ひっひどい!ホワイトデーに茶色のテディベアをくれたじゃない!『真なる友情』って。あれは嘘だったの?私を弄んだの神原君!」
「もう静かにしてくれ黒崎。周りからの視線が痛い……」
そう。現在教室であり、周りの生徒から白い目で見られていたのだ。そりゃそうだよな。周りから見れば朝っぱらからイチャイチャしてんじゃねえよって話だし。イチャイチャするような仲じゃないけどな。
「ふっふん!まぁいいわ。私は寛大だから許してあげる。でもね神原君。あなたは私のことをどう思ってるか知らないけど、私はあなたのこと好きなんだから親友として!」
「だから静かにしろって!誤解されるだろ!」
こうして今年は黒崎のウザさがやってくるのかと思うと学校でも気が抜けないな。そんなことを考えながら登校初日を終えたのだった。
春休みが終わり、今日から新学期が始まる。夏帆は2年生になり、千春は新1年生。そしてオレと黒崎は高校生活最後の3年生になった。
「ねぇ神原君。今年も大親友としてよろしくお願いするわね?しかも隣の席なんて運命よね?私たちは切っても切れない赤い糸で結ばれてるのかしら?」
「それは恋人が言うセリフだぞ?色々間違ってる。しかもいつからオレと黒崎は大がつくほどの親友なんだよ?」
「えぇ!?私と神原君は永遠の大親友じゃないの!?こんなに仲良しなら将来を誓い合ってもいいくらいの仲じゃない!?」
「お前声が大きいし!色々間違ってんだよ!」
最近黒崎もウザくなってきたな。夏帆とは違うウザさがある。
「何が間違ってるのかしら?親友になりたいだけなのだけど……?」
「だからその、選ぶ言葉だよ!!切っても切れない赤い糸とか将来を誓い合うとか、それは恋人が言うセリフだ!あとオレとお前はそこまで仲良くない」
「ひっひどい!ホワイトデーに茶色のテディベアをくれたじゃない!『真なる友情』って。あれは嘘だったの?私を弄んだの神原君!」
「もう静かにしてくれ黒崎。周りからの視線が痛い……」
そう。現在教室であり、周りの生徒から白い目で見られていたのだ。そりゃそうだよな。周りから見れば朝っぱらからイチャイチャしてんじゃねえよって話だし。イチャイチャするような仲じゃないけどな。
「ふっふん!まぁいいわ。私は寛大だから許してあげる。でもね神原君。あなたは私のことをどう思ってるか知らないけど、私はあなたのこと好きなんだから親友として!」
「だから静かにしろって!誤解されるだろ!」
こうして今年は黒崎のウザさがやってくるのかと思うと学校でも気が抜けないな。そんなことを考えながら登校初日を終えたのだった。
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