ポンコツお嬢様とその執事クソである
お嬢様水着です
「魚住…!新しい水着を買って海に行くわよ?」
「ワァッツ!?」
いつものアパートで私は今年の新作水着の乗っている雑誌を手にしていた。
「聞こえなかったかしら?新しい水着よ」
「いや、んなもん。無いです買う金」
「聞こえなかったかしら!新しい水着よ」
すると魚住はゴスっと掌を縦にチョップした。
「痛い…」
「無いもんはない!胸もない!諦めろ!!」
「胸のことは言うな!!何よう!いいじゃない!海いきましょう!折角庶民生活してるんだし夏だし、海しかないじゃない!!」
「海以外でも生きてる人はいっぱいいる!!」
と魚住は中々承諾しなかった。だがしかし、私には奥の手があった!!
「あら、そんな事を言っていいのかしら??
これを見なさい!!」
とチラシをぱっと突きつけた。
それに衝撃で動けなくなる魚住。
そのチラシには
【魔法少女ミミたん イベント開催!
ビーチバレーで優勝したらミミたんの水着姿フィギュアと抱き枕をプレゼントしちゃいます!!
ここでしか開催しない特別イベントです!ビーチバレーでミミたんをゲットだお!!
主催海辺町商店街】
「おおお…」
キラキラしながらチラシを見つめる魚住。かかったわね。
「どうよキモアニメヲタ魚住拓磨!これでもまだ海に行きたくないって言うの?」
「…ま、そうですね。仕方ありませんね。じゃちょっと待っててください!」
え!やった!新しい水着が手に入るわ!!
と私はウキウキして待っていたらなんかゴソゴソと魚住はクローゼットから布を取り出して裁縫でチクチクして
「よし!できた!!
お嬢様、ほら、新しい水着だ!」
と投げてよこした。
はあ!?
「あんた!あんたこれなんなの?」
ブルブルとそれを広げると完全にどう見てもふんどしだった。
逆にふんどし作るとか凄いけど、馬鹿にしてるのか!!
「新しいふんどしです」
「ふんどしは水着じゃないし!そもそも私女子だし!!」
「ちっ、騙せなかったか」
「逆に騙せると思ってる方がすごい神経してるんですけど!?」
「お嬢様なら胸もないしいけるかと思ってワンチャン男でも」
「ふん!!」
ビリリリーと私はふんどしを裂いた。
「あぁー!俺の渾身のふんどしがー!」
「うるさい!とにかく水着買いに行くわよ!!」
「嫌ですよ」
「なんでよっっ!!」
とごねる魚住は普通にこう返した。
「いや、だって。水着なんて女性の店じゃないですか。普通に俺行く必要ないですし店員にお嬢様の彼氏?とか見られるのだけは耐えられないし、正直お嬢様の水着姿に微塵も興味がないと言いますが、お前どうせ買っても
「やーん、男からの視線が恥ずかしいから上にパーカー羽織ってよ!」
とか言い出すに決まってるし、無駄金使う余裕もないですしスクール水着で充分だろ?
上にパーカー着とけば下は何着てるかも誰もわかんないし?
みたいな?」
と長々と未来予測して魚住は語った。
「くっ!!」
確かに!確かにそうだけど!!
新しい水着ほちいよ!!ほちいよおおお!
悔し泣きしていると更に魚住は言ってはならない一言を言った。
「お嬢様…。新しい水着を毎年買うのはいいですけどいつも海に入りませんよね?
毎年なんかパラソルの下でサングラスかけながらお嬢様感を演出してイケメンから声をかけてもらうのを待っていて夕方になるパターン。
これまでどれだけ虚しい夏を送ってきたと思っているのか?お前、1人くらいナンパされてみろよ!!全員素通りだぞ!?可哀想になってくる!!」
と言われ衝撃が走る私。
震えながら雑誌をゴミ箱に捨てて…スクール水着を取り出した。
魚住は親指を立てた。
因みに魚住は
「ミミたんに変な水着を見せられない!俺は普通に給料貰ってるから自分の分だけ買ってきまーす!!」
とデパートへ買いに行った。
クソ執事がっっ!!
「ワァッツ!?」
いつものアパートで私は今年の新作水着の乗っている雑誌を手にしていた。
「聞こえなかったかしら?新しい水着よ」
「いや、んなもん。無いです買う金」
「聞こえなかったかしら!新しい水着よ」
すると魚住はゴスっと掌を縦にチョップした。
「痛い…」
「無いもんはない!胸もない!諦めろ!!」
「胸のことは言うな!!何よう!いいじゃない!海いきましょう!折角庶民生活してるんだし夏だし、海しかないじゃない!!」
「海以外でも生きてる人はいっぱいいる!!」
と魚住は中々承諾しなかった。だがしかし、私には奥の手があった!!
「あら、そんな事を言っていいのかしら??
これを見なさい!!」
とチラシをぱっと突きつけた。
それに衝撃で動けなくなる魚住。
そのチラシには
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ここでしか開催しない特別イベントです!ビーチバレーでミミたんをゲットだお!!
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「おおお…」
キラキラしながらチラシを見つめる魚住。かかったわね。
「どうよキモアニメヲタ魚住拓磨!これでもまだ海に行きたくないって言うの?」
「…ま、そうですね。仕方ありませんね。じゃちょっと待っててください!」
え!やった!新しい水着が手に入るわ!!
と私はウキウキして待っていたらなんかゴソゴソと魚住はクローゼットから布を取り出して裁縫でチクチクして
「よし!できた!!
お嬢様、ほら、新しい水着だ!」
と投げてよこした。
はあ!?
「あんた!あんたこれなんなの?」
ブルブルとそれを広げると完全にどう見てもふんどしだった。
逆にふんどし作るとか凄いけど、馬鹿にしてるのか!!
「新しいふんどしです」
「ふんどしは水着じゃないし!そもそも私女子だし!!」
「ちっ、騙せなかったか」
「逆に騙せると思ってる方がすごい神経してるんですけど!?」
「お嬢様なら胸もないしいけるかと思ってワンチャン男でも」
「ふん!!」
ビリリリーと私はふんどしを裂いた。
「あぁー!俺の渾身のふんどしがー!」
「うるさい!とにかく水着買いに行くわよ!!」
「嫌ですよ」
「なんでよっっ!!」
とごねる魚住は普通にこう返した。
「いや、だって。水着なんて女性の店じゃないですか。普通に俺行く必要ないですし店員にお嬢様の彼氏?とか見られるのだけは耐えられないし、正直お嬢様の水着姿に微塵も興味がないと言いますが、お前どうせ買っても
「やーん、男からの視線が恥ずかしいから上にパーカー羽織ってよ!」
とか言い出すに決まってるし、無駄金使う余裕もないですしスクール水着で充分だろ?
上にパーカー着とけば下は何着てるかも誰もわかんないし?
みたいな?」
と長々と未来予測して魚住は語った。
「くっ!!」
確かに!確かにそうだけど!!
新しい水着ほちいよ!!ほちいよおおお!
悔し泣きしていると更に魚住は言ってはならない一言を言った。
「お嬢様…。新しい水着を毎年買うのはいいですけどいつも海に入りませんよね?
毎年なんかパラソルの下でサングラスかけながらお嬢様感を演出してイケメンから声をかけてもらうのを待っていて夕方になるパターン。
これまでどれだけ虚しい夏を送ってきたと思っているのか?お前、1人くらいナンパされてみろよ!!全員素通りだぞ!?可哀想になってくる!!」
と言われ衝撃が走る私。
震えながら雑誌をゴミ箱に捨てて…スクール水着を取り出した。
魚住は親指を立てた。
因みに魚住は
「ミミたんに変な水着を見せられない!俺は普通に給料貰ってるから自分の分だけ買ってきまーす!!」
とデパートへ買いに行った。
クソ執事がっっ!!
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