裏社会のボスと乞食
第二話
「ボス! 探しましたぜ? まったく……今回はちーっとばかりお痛が過ぎやしたね。ああ……このアホ野郎共の身元はきっちりと調べやすんで。それより、お召し物はどこです? さすがにその格好じゃあ具合が悪いでしょう」
どうやらトムの窮地を救ってくれたこの男も、トムを別人と勘違いしているようだ。
トムは助けてくれた礼と、男の勘違いを正すために口を開こうとした。
「ありがとう……」
しかし極度の緊張状態に身を置かれたトムは、始めの言葉を口にした後、意識を失ってしまった。
前のめりに倒れ込むトムの体を、男は慌てる様子もなく支える。
男とトムの間にはそれなりの距離があったので、第三者には男がまるで瞬間移動でもしたかのように見えたかもしれない。
「ボスが礼を……? こりゃあ、早めに帰らないとまずそうだな。天から火の玉でも降ってくるかもしれねぇ」
トムを軽々と抱えたまま、男は辺りを見渡すが目当てのものは見当たらない。
男が探したのは、主人であるエドワード・トウェインの衣装だったが、目に付くのはゴミのようなボロ布だけ。
男は舌打ちを鳴らした後、懐から小さな玉をふたつ取り出し、片方を右耳にはめた。
もう片方の玉を口に寄せると、不機嫌そうな声で話し始める。
「おい。ボスの替えの衣装を持ってこい。大至急だ。全てにおいて最優先にだ。一刻だけ待ってやる。以上だ」
「ちょ……ジン様、ここからその場所じゃあ、一刻じゃとても――」
ジンというのが男の名前だ。
本名がなんだったのか、すでに本人も忘れてしまった。
ジンは一方的に通話を終えると、抱えたままの主人の身体に目を向けた。
(こんなにやわな体付きだったか?)
記憶よりも貧相な体付きに怪訝な表情を作る。
しかし自分が主人の顔を見間違うはずもないと、トムの顔を凝視して思い直す。
(ちっ! さっきのアホ野郎の魔法の影響か? ふざけやがって)
ジンは感情のはけ口を探すが見つからない。
自分の命よりも大切な主人が、傷付けられ、その後遺症で見た目にすら影響を持ってしまった。
目の前に転がる死体を八つ裂きにしてやりたかったが、大事な証拠を台無しにするようなヘマをするわけにはいかない。
「この代償はこのアホ野郎共に馬鹿な依頼をしやがった、クソ野郎共に払わしてやりますよ。ボスの衣装をこそ泥しやがったマヌケにも」
ジンは一人気を吐く。
その覇気に感化され、周囲から鳥たちが一斉に飛び立った。
(遅ぇなぁ……まだ一刻経ってないか。ちっ! ボスのこととなると、我ながら我慢が足りねぇや)
一刻を待たずに、早馬が引く馬車がジンの元に現れた。
「ジン様! ただいま到着……エドワード様!?」
御者は大慌てで馬車の中から、高級そうな黒を基調とした衣装を取り出す。
そして丁寧にトムの身体に全ての衣装を纏わせた。
ジンは一度だけ頷くと、まだ意識の戻らないトムを抱えたまま、黒塗りの三日月の紋章の付いた馬車へと乗り込む。
御者は状況の疑問などは一切口にせず、ただひたすらに走らせた。
もしこの時トムに意識があれば、自分の身に降りかかった不幸を嘆いていただろう。
黒塗りの三日月は、ランドンに住む者なら知らない者がおらず、関わり合いたいと思う者もいない組織の紋章だった。
【砂漠の三日月】
その起源はランドンよりもはるか南西の地にあると言われている。
元々は国を持たない暗殺者集団。
北上してきた彼らはランドンを拠点とし、アングランド中にその根を広げた。
やがて、国の暗部を司る裏社会の雄、三大裏ギルドの一角として名を轟かせることとなる。
なんの取り柄もなく、物乞いとしてその日の糧を得ていた賎しい身分の少年トム。
彼はその日を境に、絶大な権力と資金を持つ三大裏ギルドの若きボスであるエドワード・トウェインとして生かされるようになった。
「う……うん……ここは?」
目を覚ましたトムは目の前に見える天井の景色に見覚えが無く、目をきょろきょろと動かす。
しかし目に映るものに心当たりのつく物は一切ない。
どれも見たこともないものばかりだ。
何よりも全てが綺麗過ぎた。
「どこだ? ここ」
身体を起こし、更に視界を変えていく。
トムが居るのは、見たことも話しに聞いたことすらないような、立派な一室だった。
物心がつく頃には貧困窟で育ったトムには、部屋だということはかろうじて分かるが、多くの調度品は見慣れない。
用途が分からないものばかりだ。
視線を自分の身体に移すと、トムにですら上質と一目で分かる衣装に包まれていた。
トムの髪や目の色と同じ黒を基調とした衣装。
もし自分がこの姿でランドンの通りに立っていたら、誰も乞食だと思う者はいないだろうとトムは想像する。
トムの意識が内面に向いていると、ガチャリと部屋の扉が開く音がして、現実に引き戻された。
部屋に入ってきたのはジン、トムが意識を失う直前に見た男だった。
「お目覚めになられたようですね。お気分はいかがです? 失礼は承知ですが、お召し物はこちらで用意させていただきやした。さすがにボスをあの格好のまま連れまわす訳にもいかなかったので」
ジンは川辺でトムに見せた爽やかな笑顔を再び向けてそう言う。
トムはこの時点で、肝を冷やした。
育ちは劣悪だったが、頭の回転は悪い方ではない。
そして記憶力も。
その他、生存に必要な多くの技能を、トムは生まれつきの才能という恩恵で授かっていた。
もし貧困窟という枷が無ければ、ひとかどの人物になっていたかもしれない。
トムが気付いたのはジンの胸元に光るピン。
黒く塗られたピンには三日月の紋章が刻まれている。
その紋章が【砂漠の三日月】のものであることは、幸いにもトムは知っていた。
そこから導かれる答えも。
(まさか、【砂漠の三日月】のボスと間違えられるとは! しかし、ボスというのが組織の長のことなのか、目の前の男の上位者であるだけなのかは分からない。思えば襲って来た二人もそう言っていた。いずれにしろ、この状況で人間違いだと言ったら……)
トムはジンが襲って来た二人組を一瞬で殺したのを目の当たりにしている。
ジンが人殺しを一切躊躇しないことは予想がついた。
川辺で人違いを伝えられていればまだ望みはあった。
しかし間違いなく組織の拠点の内部に運ばれてしまった今、人間違いだと分かれば、口封じに殺されてしまう可能性が高い。
トムが頭の中で自分の状況について思考を巡らせていると、ジンが心配そうな顔つきで訪ねてきた。
「ボス? 大丈夫ですかい? まだ具合が優れないんで? いつもなら八つ当たりの一言どころか二言、三言くらい飛んでくるのに」
「あ、いや……大丈夫だ。ところで……川辺で襲われていたところを助けてくれたのはお前だったな?」
トムはその瞬間、【砂漠の三日月】のエドワード・トウェインを演じることを決めた。
残念ながらトムにはエドワードの人となりはまったく分からない。
目の前の男の名前すらも。
しかし、トムは今までの経験、知識、そして本能から、現時点で人間違いがバレれば間違いなく死が訪れると確信していた。
今まで生にしがみ付いてきたトムには、たとえ一縷の望みであっても、縋ることに迷いはなかった。
(まずはどうにかして情報収集をしなければ。そして自分の言動に不信感が持たれない理由作りも。エドワード・トウェインを演じ切るんだ。刺客が送られ、助けにも来る。間違いなくエドワード・トウェインは重要人物のはずだ。その内自由になる時がくるはず。それまでの辛抱だ)
トムの質問にジンは戸惑いながら、言葉を返す。
あまりに自分の知っているエドワードとは異なるためだ。
「は、はぁ……そうですね。俺がボスを襲いやがったアホ野郎共を片付けました。それが何か……?」
「実は、ん……ごほんっ! 実は、記憶があいまいでな。俺の名前はエドワード・トウェインということと、ここが【砂漠の三日月】の拠点だってことは思い出せるんだが、それ以外がさっぱりだ。お前の名前も、だ……」
「なんですって!? そりゃ大変だ! 俺の名前はジンですよ! まさか俺のこと、忘れちまったっていうんですかい!?」
「ああ……もしかしたら、さっきの魔法の一時的な副作用かもしれない。ジン。名前は思い出したよ。もう少し教えてくれれば、何か思い出すかもしれない」
トムはジンと名乗った男が、自分のことをエドワードだと信じていることは分かっていた。
エドワード本人を見たことはなくても、襲って来た二人組、そしてジンも一目でトムのことをエドワードと勘違いした。
特にジンはここにトムを連れてくるまで近くで見ていたはずだ。
それでも、ジンは疑うことなくトムを拠点まで連れてきたのだ。
人は見かけで判断する生き物。
トムは貧困窟での生活で、人の心理をよく理解していた。
どうやらトムの窮地を救ってくれたこの男も、トムを別人と勘違いしているようだ。
トムは助けてくれた礼と、男の勘違いを正すために口を開こうとした。
「ありがとう……」
しかし極度の緊張状態に身を置かれたトムは、始めの言葉を口にした後、意識を失ってしまった。
前のめりに倒れ込むトムの体を、男は慌てる様子もなく支える。
男とトムの間にはそれなりの距離があったので、第三者には男がまるで瞬間移動でもしたかのように見えたかもしれない。
「ボスが礼を……? こりゃあ、早めに帰らないとまずそうだな。天から火の玉でも降ってくるかもしれねぇ」
トムを軽々と抱えたまま、男は辺りを見渡すが目当てのものは見当たらない。
男が探したのは、主人であるエドワード・トウェインの衣装だったが、目に付くのはゴミのようなボロ布だけ。
男は舌打ちを鳴らした後、懐から小さな玉をふたつ取り出し、片方を右耳にはめた。
もう片方の玉を口に寄せると、不機嫌そうな声で話し始める。
「おい。ボスの替えの衣装を持ってこい。大至急だ。全てにおいて最優先にだ。一刻だけ待ってやる。以上だ」
「ちょ……ジン様、ここからその場所じゃあ、一刻じゃとても――」
ジンというのが男の名前だ。
本名がなんだったのか、すでに本人も忘れてしまった。
ジンは一方的に通話を終えると、抱えたままの主人の身体に目を向けた。
(こんなにやわな体付きだったか?)
記憶よりも貧相な体付きに怪訝な表情を作る。
しかし自分が主人の顔を見間違うはずもないと、トムの顔を凝視して思い直す。
(ちっ! さっきのアホ野郎の魔法の影響か? ふざけやがって)
ジンは感情のはけ口を探すが見つからない。
自分の命よりも大切な主人が、傷付けられ、その後遺症で見た目にすら影響を持ってしまった。
目の前に転がる死体を八つ裂きにしてやりたかったが、大事な証拠を台無しにするようなヘマをするわけにはいかない。
「この代償はこのアホ野郎共に馬鹿な依頼をしやがった、クソ野郎共に払わしてやりますよ。ボスの衣装をこそ泥しやがったマヌケにも」
ジンは一人気を吐く。
その覇気に感化され、周囲から鳥たちが一斉に飛び立った。
(遅ぇなぁ……まだ一刻経ってないか。ちっ! ボスのこととなると、我ながら我慢が足りねぇや)
一刻を待たずに、早馬が引く馬車がジンの元に現れた。
「ジン様! ただいま到着……エドワード様!?」
御者は大慌てで馬車の中から、高級そうな黒を基調とした衣装を取り出す。
そして丁寧にトムの身体に全ての衣装を纏わせた。
ジンは一度だけ頷くと、まだ意識の戻らないトムを抱えたまま、黒塗りの三日月の紋章の付いた馬車へと乗り込む。
御者は状況の疑問などは一切口にせず、ただひたすらに走らせた。
もしこの時トムに意識があれば、自分の身に降りかかった不幸を嘆いていただろう。
黒塗りの三日月は、ランドンに住む者なら知らない者がおらず、関わり合いたいと思う者もいない組織の紋章だった。
【砂漠の三日月】
その起源はランドンよりもはるか南西の地にあると言われている。
元々は国を持たない暗殺者集団。
北上してきた彼らはランドンを拠点とし、アングランド中にその根を広げた。
やがて、国の暗部を司る裏社会の雄、三大裏ギルドの一角として名を轟かせることとなる。
なんの取り柄もなく、物乞いとしてその日の糧を得ていた賎しい身分の少年トム。
彼はその日を境に、絶大な権力と資金を持つ三大裏ギルドの若きボスであるエドワード・トウェインとして生かされるようになった。
「う……うん……ここは?」
目を覚ましたトムは目の前に見える天井の景色に見覚えが無く、目をきょろきょろと動かす。
しかし目に映るものに心当たりのつく物は一切ない。
どれも見たこともないものばかりだ。
何よりも全てが綺麗過ぎた。
「どこだ? ここ」
身体を起こし、更に視界を変えていく。
トムが居るのは、見たことも話しに聞いたことすらないような、立派な一室だった。
物心がつく頃には貧困窟で育ったトムには、部屋だということはかろうじて分かるが、多くの調度品は見慣れない。
用途が分からないものばかりだ。
視線を自分の身体に移すと、トムにですら上質と一目で分かる衣装に包まれていた。
トムの髪や目の色と同じ黒を基調とした衣装。
もし自分がこの姿でランドンの通りに立っていたら、誰も乞食だと思う者はいないだろうとトムは想像する。
トムの意識が内面に向いていると、ガチャリと部屋の扉が開く音がして、現実に引き戻された。
部屋に入ってきたのはジン、トムが意識を失う直前に見た男だった。
「お目覚めになられたようですね。お気分はいかがです? 失礼は承知ですが、お召し物はこちらで用意させていただきやした。さすがにボスをあの格好のまま連れまわす訳にもいかなかったので」
ジンは川辺でトムに見せた爽やかな笑顔を再び向けてそう言う。
トムはこの時点で、肝を冷やした。
育ちは劣悪だったが、頭の回転は悪い方ではない。
そして記憶力も。
その他、生存に必要な多くの技能を、トムは生まれつきの才能という恩恵で授かっていた。
もし貧困窟という枷が無ければ、ひとかどの人物になっていたかもしれない。
トムが気付いたのはジンの胸元に光るピン。
黒く塗られたピンには三日月の紋章が刻まれている。
その紋章が【砂漠の三日月】のものであることは、幸いにもトムは知っていた。
そこから導かれる答えも。
(まさか、【砂漠の三日月】のボスと間違えられるとは! しかし、ボスというのが組織の長のことなのか、目の前の男の上位者であるだけなのかは分からない。思えば襲って来た二人もそう言っていた。いずれにしろ、この状況で人間違いだと言ったら……)
トムはジンが襲って来た二人組を一瞬で殺したのを目の当たりにしている。
ジンが人殺しを一切躊躇しないことは予想がついた。
川辺で人違いを伝えられていればまだ望みはあった。
しかし間違いなく組織の拠点の内部に運ばれてしまった今、人間違いだと分かれば、口封じに殺されてしまう可能性が高い。
トムが頭の中で自分の状況について思考を巡らせていると、ジンが心配そうな顔つきで訪ねてきた。
「ボス? 大丈夫ですかい? まだ具合が優れないんで? いつもなら八つ当たりの一言どころか二言、三言くらい飛んでくるのに」
「あ、いや……大丈夫だ。ところで……川辺で襲われていたところを助けてくれたのはお前だったな?」
トムはその瞬間、【砂漠の三日月】のエドワード・トウェインを演じることを決めた。
残念ながらトムにはエドワードの人となりはまったく分からない。
目の前の男の名前すらも。
しかし、トムは今までの経験、知識、そして本能から、現時点で人間違いがバレれば間違いなく死が訪れると確信していた。
今まで生にしがみ付いてきたトムには、たとえ一縷の望みであっても、縋ることに迷いはなかった。
(まずはどうにかして情報収集をしなければ。そして自分の言動に不信感が持たれない理由作りも。エドワード・トウェインを演じ切るんだ。刺客が送られ、助けにも来る。間違いなくエドワード・トウェインは重要人物のはずだ。その内自由になる時がくるはず。それまでの辛抱だ)
トムの質問にジンは戸惑いながら、言葉を返す。
あまりに自分の知っているエドワードとは異なるためだ。
「は、はぁ……そうですね。俺がボスを襲いやがったアホ野郎共を片付けました。それが何か……?」
「実は、ん……ごほんっ! 実は、記憶があいまいでな。俺の名前はエドワード・トウェインということと、ここが【砂漠の三日月】の拠点だってことは思い出せるんだが、それ以外がさっぱりだ。お前の名前も、だ……」
「なんですって!? そりゃ大変だ! 俺の名前はジンですよ! まさか俺のこと、忘れちまったっていうんですかい!?」
「ああ……もしかしたら、さっきの魔法の一時的な副作用かもしれない。ジン。名前は思い出したよ。もう少し教えてくれれば、何か思い出すかもしれない」
トムはジンと名乗った男が、自分のことをエドワードだと信じていることは分かっていた。
エドワード本人を見たことはなくても、襲って来た二人組、そしてジンも一目でトムのことをエドワードと勘違いした。
特にジンはここにトムを連れてくるまで近くで見ていたはずだ。
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