第11章「合宿の後に？」

前回のあらすじ

一学期も終わりに近づく中
期末テストが終わり
動画の制作やライブの用意なので、
愛佳は勉強が疎かににってしまった。
全教科、赤点にはならなかったけど、
学力の低下は、動画研究同好会の危機と
感じた、聡美は夏休み初日から
自分の家の別荘で勉強強化合宿を提案する。
初めは行きたくなかった愛佳も、動画研究同好会の
存続に影響が有るのは困ると思い参加する事になる。
勿論、お目付け役の詩織も一緒に参加する。
一方、春奈は進学の事で、愛佳と同じ私立高関大学付属学院に
進学したいと母親に言うが
母親の母校、明日愛学園へ進学するのが代々の流れだと説得するが
春奈は納得しない、出来なければ家を出るとまで言う
平行線のまま部屋に戻る春奈、
そんな中、チャットで愛佳に相談するが愛佳はちゃんと
家族と相談して決めるが一番だと説得させるが春奈は家出すると
言い張る、待ち合わせ場所まで言う。
愛佳は合宿の事を言って、終わったら一度、会って話を聞く事を
約束する。
春奈は愛佳に会える事で、自分のペースに持って行かせたいと言う思いと
愛佳は家族の承諾を取る様に事を荒立てない様に春奈を説得させる為と
二人の思惑が違うことで、合宿が終わった後の展開は？

⑅୨୧⑅*⑅୨୧⑅*⑅୨୧⑅*⑅୨୧⑅*⑅୨୧⑅*⑅୨୧⑅*

愛佳の家
朝

目指し
ピッ　ピッ　ピッ　ピピピピピピピィ～～～～～～～
目覚ましボイス声
「まなか、起きろよ 朝だぞ、そんなに可愛い寝顔見たら、襲っちゃうぞ。」

愛佳
ううん やだ〜 おそっちゃうなんて、
もう少し寝かせて

ピッ ピッ ピッ
ピピピピピピピピピピィ〜～

まなかさん 起きて下さい。
遅刻しますよ。

愛佳
だれ？
目覚まし？

おっけー、グーグル
目覚まし、止めて

はい、まなかさん
止めます。
遅刻します。
早く起きて下さい。

愛佳
おっけー、グーグル
分かったよ。
起きる
何時なの？

はい、9時です。

愛佳
びっくり！
やば、遅刻だ！

LINE着信音(口笛)

詩織
LINE
まなっち！
何してるの
時間だよ。

愛佳
LINE
あっ、
ごめん
今から行く！

詩織
LINE
早く来ないと、行っちゃうよ。

愛佳
そんな、待っててよ。

• ───── ✾ ───── •
愛佳は
急いで、支度をし
部屋を出て階段を駆け下りる。
• ───── ✾ ───── •

愛佳
お母さん！
駅まで乗せてって！

母
急になーに

愛佳
待ち合わせ時間に遅れるの！
早く！

母
夜遅くまで、起きてるから遅刻するのよ。

愛佳
だって、合宿の用意してたら
遅くなっちゃったんだもん！
いいから
早くー！

母
車を用意するから
荷物と忘れ物が無い様に確認しなさい。


愛佳
スマホ持った
旅行ケース中は
大丈夫！
お菓子も大丈夫！
教材も大丈夫！

• ───── ✾ ───── •
愛佳は母の車で
高関駅へ向かう。
そして、駅に着いたけど、
予定していた電車には乗れなかった。
詩織と聡美がイライラしながら
待っていた。
• ───── ✾ ───── •

母
まなか、気を付けね。

愛佳
うん、お母さんありがとう！
行ってきます。

詩織
まなっち！こっち
何やってるのよこの子は！

聡美
しお、まなって何時もこうなの？

詩織
そうなんだ、だから
まなっちには予定の時間よりも30分
早く言ってるにも関わらず。
何時も遅刻

聡美
それって、
ADHD（注意欠如・多動性障害）じゃないの？

詩織
そうなのかな？
ほんと手のかかる子
それよりも
早く！

愛佳
ごめんね
夕べ合宿の準備してたら
遅くなって
その後に動画編集してアップロードしたの。

詩織
動画？
だって動画研究同好会はお休みでしょう。

聡美
さては、まな
別アカでしょう。

愛佳
さとちゃん
あったりー

聡美
何やってるのこの子は
それよりも
予定の電車には間に合わないから
次の電車に乗るわよ。

詩織
夕べあれだけ
遅刻しないでねって
念には念を
LINEで送ったのに
何で寝坊するのかな？

愛佳
しーちゃん
何時もごめんね　

聡美
もう、改札して
ホームに行くよ！

愛佳
はーい

詩織
はー
先が思いやられる

• ───── ✾ ───── •
三人は1本遅れの電車で、
聡美の家の別荘へ向かう。
• ───── ✾ ───── •

愛佳
良かったね
今度はちゃんと乗れて

聡美
まな、あんたね。
それ言う！

詩織
ほんとマイペース！

愛佳
はーい
しーちゃん さとちゃん
機嫌直してね。
お菓子をいっぱい持って来たから
食べて

聡美
遠足かよ！

詩織
始まった。
お菓子パーティ

愛佳
旅は道連れ
お菓子は必要

聡美
それを言うなら
旅は道連れ世は情けでしょう。！

愛佳
いいじゃん
楽しって事には変わりはないのだから。

詩織
なんて、ポジティブシンキング

• ───── ✾ ───── •
こうして
目的地
熱海駅へ着く
• ───── ✾ ───── •

愛佳
着いた！
海は？
海ないじゃん

聡美
海はロータリー右側の道から
左へ行けば見えるけど
行かないよ！

詩織
えっ！行かないの？
少し熱海を見学してからでも
いいでしょう？

聡美
はぁー！
少しだけよ。

愛佳
いいね。
ダンナ
それで、熱海の街のグルメスポットは
何処ですか
教えてくんなマシ

詩織
さと、隠れお店を
知ってるんでしょう
教えてよ。

聡美
まな、ふざけないで
しお、それは勉強が終わったら
ご褒美で、教えて
あ げ る わ

愛佳
楽しみ

• ───── ✾ ───── •
観光気分の二人と
以外に真面目な聡美
熱海の街を見学しながら
タクシーで、聡美の別荘に
向かう。
聡美の別荘は
熱海駅から北の山の頂上にあり
その裏にはゴルフ場がある
別荘は大きく白一色で
セレブな別荘って感じで、
上品な造り 
詩織と愛佳は
びっくり！
• ───── ✾ ───── •
聡美
ここよ。
どうぞ
いらっしゃいませ

愛佳
しーちゃん
これは凄いよ
こんなセレブな別荘に
一週間もバカンス出来るなんて
一生に一度もないよ！

詩織
だね。
びっくりだよ。

聡美
いいから
入るよ

• ───── ✾ ───── •
聡美は顔認証と指紋認証で
別荘のドアを開けると
• ───── ✾ ───── •

詩織
凄い
それに玄関
ひろっ！

愛佳
わー
お姫様になった気分で、
お部屋も涼しい

詩織
なんで、こんなに涼しいの？

聡美
リモートよ。
着く1時間前にスマホから
セットしてたのよ！

詩織
なんですって
そん事出来るの

愛佳
しーちゃん
知らないの？
まなかの家も
全てリモートだよ。
玄関のインターホンも
テレビ 証明 エアコン
お風呂も ラジオもね。
カメラだってあるよ。
ほら、見て

詩織
まじっすか
まなか様
なに
この黒い物体は

愛佳
それは猫のココちゃんだよ。
何時もカメラ前で、寝てるの
「ココちゃんどいてまなかだよ。聞こえるかな」

猫ののココ
にゃ〜にゃ〜
にゃ〜にゃ〜
みにゃ〜ん

詩織
声も出せて聞こえるの！
びっくり

聡美
そんなの常識でしょう。
しおの家が遅れてるの！

詩織
なんと、カルチャーショック

聡美
はい、勉強の時間割
プリンしたから見て

愛佳
えっ？
なにこれ
激スケジュールじゃいの？

詩織
どれ、まなっち見せて
うっわっ〜
どんだけ
勉強詰めするの！

聡美
一週間って決められた
日数と時間だから
仕方ないでしょう。
部屋を案内するから
落ち着いたら
数学から始めるわよ！

愛佳
えぇ〜
疲れちゃったから
休憩しようよ。
それからでもいいでしょう。

詩織
賛成
異議なし

聡美
駄目よ、その、まなワールドに
なるとダラダラモードになり
今日は疲れたから
明日からでいいでしょう。
そうなるのは
分かってるんだからね！
さっさと
用意して、
リビングに集合よ！

愛佳
さとちゃん、
鬼教官だよ。

聡美
いいから
勉強するよー！

• ───── ✾ ───── •
こうして、初日
別荘には着いて即
勉強を始める三人
• ───── ✾ ───── •

愛佳
さとちゃんこの数式
わかないよ？
式の展開と因数分解
さっぱり分かりません！

聡美
この問題ね。
2a2+3+a4+2a4+3a2+a6=a6+3a4+5a2+3 
次数は 6，定数項は 3
こうなるの

愛佳
第一
こんなのなんの役に立つのよ？

聡美
そんなの知らないわよ！
いいから
式書いて

詩織
宿題
終わらない！

愛佳
こんな時は糖分決裂症
チョコ食べる。

詩織
まな殿
これはこれは
かたじけない
では、頂きでござる

愛佳
しお殿
さーこちらも
お食べくんまし

聡美
あのね！
ふざけないで！

愛佳
さと殿
はーい お口にポン

詩織
うーん
とても甘くてコクがあって
疲れが一気にとれるー！
じゃなくて！

あと1時間なんだから
さっさと終わらせて

ディナーするよ！

愛佳
ディナー！
何を食べさせてくれるの？
さとちゃんすごーぃ

詩織
セレブのディナー
よっしゃー
頑張る！

聡美
何言ってるの
自分達で作るの
材料は冷蔵庫に
用意させてあるから

詩織
私、料理
出来ませーん！
そんな時こそ
まな殿の出番
まな様
お願い

愛佳
仕方ないなー
パスタなら作るよ

聡美
なに、まな
作れるの

詩織
さと、何を隠そう
私の嫁は料理が得意なんだよ。
まなちゃんの料理を食べられるなんて
幸せ(  *¯꒳¯*)

聡美
嫁？
何ってるの

愛佳
あー！
オタク語しないでよね。

聡美
何でもいいけど、数学を
終わらせるよ！

愛佳
疲れたら
作るのは
やだ〜

聡美
ふざけてないで
さっさとやるわよ。

• ───── ✾ ───── •
そして、数学の勉強が終わったのは
夜の7時頃だった。
• ───── ✾ ───── •

詩織
う〜
終わった！
まなちゃん
早く作って！

愛佳
しーちゃん
手伝ってよね。

詩織
えっ〜
疲れたから嫌だ！

聡美
いいわよ。
私が手伝うから
それで、どんなパスタを作るの？

愛佳
えーと
アーリオ オーリオ コン ポモドール ガンベレット パスタ
ニンニクとオーリブオイルWith トマト

詩織
なにそれ？

愛佳
トマトソースパスタだよ。

詩織
気取ったイタリア語使わないで
言ってよね。

聡美
トマトソースから作るの？

愛佳
そうだよ。
簡単で、イタリアでは
家庭料理なんだよ。
でもね、
和食も作れるよ。

聡美
まなってさ
料理も出来て
そんでもって
ネットに詳しくて
歌も上手いし
可愛いし
これってさ
モブなんかじゃないよね。
しーと言えば
トークの声がね
残念だけど、

詩織
うんうんそれは言えてるね。
でも、その囁き声も
小さい声も
私は好きだよ。
なんつーか
ふぁふぁな気分にさせてくれて
癒される

聡美
だよね。

愛佳
わたしの事はいいから
作るの！

• ───── ✾ ───── •
愛佳は手際良く
トマトソースを作り
ソースを作る間に
シーフードをオリーブオイルで炒める
時間に合わせたように
パスタを茹でる
そして、30分もしない内
作ってしまった。
• ───── ✾ ───── •

愛佳
出来たよ
但し
イタリアバジルがなかったから
乾燥バジルにしたよ。
香りと味が落ちるけど、
仕方ないよね。
さー食べてね。

詩織
すごっ！
まんま
イタリアンレストランみたいじゃん

聡美
ほんとだ、
サラダのドレッシングまで、
作ってさ

愛佳
いいから
食べてくんなましー。

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
二人 いただきますって言ってから
一口食べた。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

聡美
何 これは
下手なレストランで食べるより
上手いよ。

詩織
でしょう
流石、我が嫁
そして自慢の嫁だもんね。

聡美
あのね
まなの事
嫁
嫁って
しお狡い
今日からは私の嫁

愛佳
何言ってるの
二人は？

聡美
その甘い声
そうだ、
まな、囁き声で
動画を作りなさい。
きっと
夜の男性は
まなの声にメロメロなるわ
絶対にね。

詩織
それいいかも
脱モブ行けるよ！

聡美
脱モブ？
もう脱モブしてるんじゃん
私達のメインヒロインよ！
もう、まな
私の彼女にしてあげるわ！

詩織
えっ！
彼女？
何言ってるのよ。
さとは？

愛佳
だよね。
彼女って？

聡美
私ねまなを人目見た時に
ライバルだと思ってたの
でもね。
まなの魅力に洗脳されちゃったの
私の彼女にしてあげるのだから
感謝しなさいよね！

詩織
笑えるよ。
ツンデレキャラと
天然モブキャラが
付き合うなんて、

愛佳
ふざけないでよね
さとちゃん

聡美
まーいいわ
じっくりと
私好みしにしてあげるわ

詩織
面白そう(笑)

· · • • • ✤ • • • · ·
こうして、次の日から
夏休み合宿と愛佳の
勉強を教えながら
最後の日になり
やっと海に行く事になったのですが？

愛佳の水着は
ビキニは紐
ビスチェとプリーズスカートのタンキニ風

詩織の水着
ビキニの上にラッシュパーカーのセット

聡美の水着
挑発的なビキニと
カジュアルパーカーとパンツ

• ───── ✾ ───── •

聡美
まな、なんかお嬢様ポイね。
もっと見せないよ！
なんか個人まわりたバスト
可愛い

愛佳
バストは気にしてるのに
それにさとちゃん
セクシー過ぎない？

詩織
挑発的なビキニだよ。

聡美
羽を伸ばしすのなら
このくらいがいいんじゃないの！

詩織
やばいよ
ナンパされるよ！

愛佳
そうだよ
危険だよ。

聡美
大丈夫
私が撃退するから

愛佳
そかな？

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
聡美はナンパして来る
ハエどもを毒舌なキャラで
全て撃墜する。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

詩織
びっくりのびっくり
さとはすごっ！

愛佳
だよね。

聡美
当たり前でしょう
もし、私の嫁
まなに何かあったら
許さないし覚悟しなさいって！
追い払うし

愛佳
また、それ

詩織
面白い展開で、楽しませて貰うよ。
そう言えば
あの子はどうしの？

愛佳
春菜ちゃん？
そう合宿が終わったら
会う約束してるから
丁度 お祭りだしね。

聡美
なぬ！
聞き捨てならないわね。
その子と二人で会うなんて！

愛佳
さとちゃん何勘違いしてるの
お話しするだけだよ。
そうね
美味しスイーツのお店でね

詩織
お話しだけで、済むのかな？
あの子
相当
まなっちにぞっこんだよ。

聡美
危険
二人では合わせない
そうね。
私達
二人も付き添うよ。

愛佳
駄目だよ。
二人って約束なんだから

詩織
さとの耳元でこそこそ

愛佳
何 ひそひそ話してるの！

聡美
いいわ
会って
ビシッと
言ってやりな！
私には将来
決めて人が居るから
これ以上
付きまとわないでってね。

愛佳
さとちゃん
何を言ってるのよ。
そんなんじゃないからね。
それに将来を決めてる？
誰がどうしてそうなるのよ。

詩織
これは面白くなって来た。
ゆかりんと
さと
そして
春菜ちゃん
三人でまなを奪う
恋の四角関係

愛佳
随分、他人事ね
しーちゃんは

聡美
まーいいわ
また、それは帰ってから
話すわね。

• ───── ✾ ───── •
こうして夏休み初日から
始まった愛佳勉強強化合宿は
無事に終わったのだか
聡美の告白？
なんだか？
分からないカミングアウトで
なんだか
ややこしいなる予感
帰って来た
愛佳は春菜と会う日の
当時の朝
• ───── ✾ ───── •

愛佳の家
朝

目覚まし
ピッ　ピッ　ピッ　ピピピピピピピィ～～～～～～～
目覚ましボイス声
「まなか、起きろよ 朝だぞ、そんなに可愛い寝顔見たら、襲っちゃうぞ。」

愛佳
ううん やだ〜 おそっちゃうなんて、
大胆なんだから

ピッ ピッ ピッ
ピピピピピピピピピピィ〜～

まなかさん 起きて下さい。
朝ですよ。

愛佳
ふぁ〜
おっけー、くーぐる
目覚まし止めて！

はい、まなかさん
目覚ましを止めます。
早くしないと、約束の
時間に遅れますよ。

愛佳
うん
えっ？
なんで、わたしのスケジュール知ってるの？

おっけー、くーぐる
あのー何でわたしのスケジュールを
知ってるですか？

はい、まなかさん
スマホのスケジュールから
読み取って居ます。

愛佳
うん
そうなんだ、それは凄いねーじゃない
わよっ！

おっけー、くーぐる
わたしのプライバシー見るな！

はい、まなかさん
私とまなかさんのスマホは
共有されてます。

愛佳
何ですって？

おっけー、くーぐる
共有を無効にして！

はい、まなかさん
共有を無効にするなはスマホの設定から
くーぐるの共有を無効にして下さい。
無効にすると全てのリモートも
無効になります。

愛佳
えっー？
それだめじゃん

おっけー、くーぐる
もういい

はい、まなかさん
承知、致しました。

愛佳
AIこわっ！

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
春菜からTwatterチャットに
着信音
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

春菜
おはようございます。
まなみんお姉様
わたしわたし今日の日を
とてもとても楽しみにしてました。
あと、今日の待ち合わせ場所は
高関駅の西口2階通路出口のベンチで
お待ちしてます。
洋服はGirls 格子縞プリント ベルト 
2 In 1 ドレス ブラウンとブラウス
見掛けたら声を掛けて下さいね。

愛佳
そうか
今日だったんだ。

おはよう
ハルちゃん
可愛い服なんだね。
分かったよめぐみは
オープンショルダーのグレー
プリーズスカートミニのグレー
麦わら帽子リボン付きだからね。
直ぐに分かると思うよ。
じゃ〜 支度して
行くね。

送信

受信

春菜
わたしわたし
楽しみ
そんな可愛いオープンショルダーの
まなみんお姉様を見られるだけでも
幸せです。
気を付け来て下さい。
お待ちしてます。

送信

受信

愛佳
うん
分かったよ。
待っててね。
じゃ〜ね。

送信

受信

春菜
うううう
ヤッター
今日は絶対に
まなみんの

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳は普通にお話しをして
春菜の家出を辞めさせるのが
目的でしたが、
一方の春菜は家出よりも
進学もりも
愛佳に少しでも触れたいと
言う思いでいっぱいでした。

愛佳が駅に着く
ベンチにポツリと座って待ってる
春菜を見つけるのは簡単でした。
愛佳は春菜の居るベンチへ近づく
そして、初めて春菜を見て
思ったのは、何
この子は美少女じゃん
びっくり！
恐る恐る
春菜に声を掛ける
愛佳
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

愛佳
えぇーと
もしかして春菜ちゃんかな？

春菜
(左側の二階通路から愛佳の姿を目で追っていたが、恥ずかくて下を向いてた。
顔を上げるとそこには憧れてた愛佳の可愛い姿が、今、目の前に居るんだ！
そう思うと、目からは涙が溢れて
嬉し涙で、ナチュラルメイクが崩れかけてた。)
はぃ。
まなみんお姉様！
わたしわたし
夢見たい！
(泣き顔)

愛佳
そんなに泣かなくても？
ほら、ハンカチ(フリルのお嬢様風なハンカチを渡す愛佳)

春菜
そんな綺麗なハンカチ
使えませんよ。

愛佳
いいの
ほら、拭ってあがげるね。
(愛佳は春菜の目から流れた涙を拭ってやる)

春菜
(思わず愛佳にだきつく)
まなみんお姉様
わたしわたしこれ
夢じゃないよね。

愛佳
(びっくり！どうしていいかアタフタするのと周りの目が気になる)
春菜ちゃん
とりあえず落ち着こうね。

春菜
うん

愛佳
そうだ、この間
オープンしたスイーツのお店に行こう
そこで、ゆっくりお話ししようね。

春菜
はぃ。
(まなみんお姉様の生の声だ、動画とおんなじで、優しい声もで、少し小さい声もおんなじだ！)

愛佳
じゃ〜行こう

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
二人はその場を後にし
2階通路 北側から階段を降りて
オープンした。
スイーツの店へ向かった。
その後を追う様に
そう、あの二人が追いかける姿の
聡美と詩織であった。
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

詩織
もう！
さと辞めようよ。

聡美
何言ってるのそんな場合じゃないのよ！
でも、まな
なんて可愛い服なの
あれはアイドルと間違えられる位よ！
それに春菜ちゃんも美少女で
絵になるなって事じゃくて
行くよ
しお！

詩織
さと
一人でやればいいじゃん
私を巻き込まないでよ。

聡美
しお
ブツブツうるさい
あっ！
春菜ちゃんから
手を握ったよ！
うむむむ！

詩織
マジ！
さと
邪魔
あー！

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

春菜
まなみんお姉様
わたしわたし
手を繋いでもいいですか？

愛佳
そうだね
人混み凄いから
いいよ。
はい
(愛佳はなんのタメライもなく手を差し出す。)

春菜
(チャンスこれはただ繋ぐだけでなく
指を絡めてからの恋人繋ぎ！)
まなみんお姉様
わたしわたし
お言葉に甘えて
ギューって握ります。

愛佳
こんな握り方もあるんだね。
そっかーこすれば人にぶつかっても
離さなくても済むもんね。
さっすがーハルちゃん

春菜
まなみんお姉様
そうですよ。
指を絡めて置けば
絶対に離れないし
ずっと一緒なんですよ。

愛佳
それにしても
人が多いよね。
お店は大丈夫なのかな？
混んでないのかな？

詩織
なんと無造作に
まなっちは全然
あの握り方に抵抗もなく
やるとは
これはもしかして
春菜ちゃんの事を好きなんかな？

聡美
私だってまだ、握った事ないのに
あの子は顔に似合わず結構
グイグイと行く子ね！
まさか！このまま！
しお！

行くわよ！

詩織
そんなに近付いたら
気づかれるぞ！

聡美
そんな場合じゃないわ！

愛佳
合ったよ
お店
結構混んでるね
並んで待ってようね

春菜
(手を握ったまま、汗ばむけど
それがまた、嬉しい春菜でした。)
はい
まなみんお姉様
わたしわたし待つのは大丈夫ですよ。
まなみんお姉様となら
どんなに待たされても
幸せ。
(それにしてもまなみんの香り
これは麻酔だよ。
なんの香水かな？コロンかな？
後で教えて貰おう。)

愛佳
席空いてるかな？
オープンデッキは割と空いてるね。
暑いからかな？

春菜
(もう天国と天使が同時キター)
まなみんお姉様
わたしわたし
まなみんお姉様のその香り
何を付けてるのですか？
教えて下さい。
わたしわたしも同じのを付けたいので、
買います。

愛佳
あっ！このコロンね
これだよ
(愛佳はバックからコロンを出して
春菜に渡した。)
フィアンセ ボディミスト 朝の香り
はい上げるよ。
それとね。
お姉様ははずいから
辞めてね。
まなみんだけでいいよ。

春菜
うっそー
くれるの？
いいんですか？
(ヤッター日頃 使ってたまなみんのコロン)
でも、まなみんお姉様のが無くなっちゃう。

愛佳
大丈夫だよ。
予備を家にあるから
だから
お姉様はいいよ。

春菜
じゃ〜お言葉に甘くて
まなみん
(やっぱり天使だ！)

愛佳
いいよそれで、
あっ！
順番キター！

聡美
なんかもう！
まな、春奈ちゃんに何か上げてるし
ラブラブカップルじゃんか！
それに春菜ちゃん
ベッタリくっ付いてさ！

詩織
あれは誰が見ても
普通の友達って感じ
じゃ〜ないよね。

愛佳
えーと
わたしは
お姫様のプレミアムシュークリームと
リンゴタルト
それとカフェオレアイスをお願いします。
ハルちゃんは何する？

春菜
はい
まなみんと同じのでいいです。

愛佳
えっ！それだと
お互いの食べられないじゃん

春菜
まなみんそれって
お互いのを食べるのですか？

愛佳
そうだよ。
その方が色んな種類のスイーツを
食べられるじゃん

春菜
わたしわたし
分からないから
まなみんが選んで下さい。

愛佳
いいの
じゃ〜選んじゃうよ。
店員さん
イチゴのショートとモンブラン
飲み物は
アールグレイのアイスティーでお願いします。

定員
復唱する
お会計は1,980円になります。
お持ち帰りですか？

愛佳
オープンデッキで食べて行きます。
PayPayでお願いします。

定員
はい
PayPayのバーコード読み取ります。
(PayPay)
少々、お待ち下さい。
御用できましたら。
テーブルへお持ちします。

愛佳
はい
ありがとうございます。

春菜
わたしわたしの分は
支払いますよ。

愛佳
いいよ。
ポイント貯まってたし
それに動画の収益を貰ってるから

春菜
そんな
わたしわたしからお誘いしたのに
(さりげない仕草も全てが可愛い
もう絶対にする！)

愛佳
ハルちゃん
席に行こ

詩織
ここやばくないの
席 空いてないし

聡美
あっ！店内の席が空いた！
しお、席取りして
適当に注文するから

詩織
ラジャー

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
二人は変装していて、
サングラスと帽子
愛佳は周りを余り見ないタイプなので、
バレないと事前に詩織からの情報
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

定員
お待たせ致しました。
お姫様のプレミアムシュークリームと
リンゴタルト
それとカフェオレアイス
イチゴのショートとモンブラン
アールグレイのアイスティー
です。
以上、ご注文の品になります。
ごゆっくりして行って下さい。

愛佳
はい
ありがとうございます。
わー
見て見て
お姫様のプレミアムシュー
これなんだ、美味いものネットで
食べたかったんだ。

春菜
美味しいそうですね。
いいのですか？
頂いても。

愛佳
どうぞ
召し上がれ
(愛佳はスプーンを取りお姉様のプレミアムシューをパクリ)
うう〜幸せ
はい、ハルちゃんも
お口開けて
おすそ分け

春菜
えっ？
まなみんそのスプーンで

愛佳
何が問題あるの？
はーい
あーして

春菜
あーん
パクリ
(ヤッター夢の一つが叶った！
これは関節キス しかしまなみんは全然、抵抗ないのかな？正しく真の天然)

愛佳
ハルちゃん
お願い
そのアールグレイのアイスティー
少しだけ、飲ませて
めぐみのも飲んでいいから

春菜
まなみん
どうぞ
飲んで下さい。

愛佳
やりー
じゃ〜一口
(春菜の飲んだストローからアールグレイのアイスティーを飲む)
美味しい
この苦味と甘いスイーツとピッタリ合うよね。

春菜
(何 この小動物的な可愛いさは？)
あの〜
まなみん
さっきから
私達は関節キス状態ですよ。

愛佳
何か問題あるの？

春菜
(やばい、まなみんは自覚ない？)
いいえ、何も問題はないけど、
わたしわたし
嬉しいくて、涙が(嬉し涙)

愛佳
美味しくて嬉しい涙なの？
分かるよ
その気持ち

聡美
しお、
ありえなんですけど！
まな、関節キスの事
分かんないのかな！

詩織
あー
まなっちはね。
そんな事、ぜーんぜん
気にしないタイプだよ。
私のだって平気に食べたり飲んだりするもんね。

聡美
なんでって！
じゃっ！
しおは
もう関節キスしたの！

詩織
したよ。
まなっちと長いつい会いだもんね。

聡美
狡いし！
でも、あの超天然記念物は
何なのよ。
究極の萌えだよ！

詩織
本人は自覚ないから
今度、学園でやって見たら？

聡美
そんな事より
あれじゃ
バカップルじゃんか！

詩織
まーね。
面白いよね。

愛佳
それで、ハルちゃん
進学のお話しは？

春菜
まなみん
あれから母と話して
まだ、説得出来てないの

愛佳
別にお母様の学園でもいいと思うけどな？

春菜
まなみん
それは例えまなみんがそう言っても
譲れません

愛佳
何で？

春菜
決まってるでしょう
まなみんが居る学園だからです。

愛佳
それは嬉しいけど
ご両親を納得させる理由をちゃんと
答えないと、ダメだと思うんだけど？
例えば、まなかの学園の特権
インターナショナルで海外の大学への
進学も推薦で、行けるとか。

春菜
なるほど
まなみん
それはいい考えです。
これからの時代は
グルーバルワークの時代
それに沿った教育
今度、母に言います。
母の母校は伝統を優先し過ぎて
今の時代には遅れてます。
まなみんは天然だと思ってましたが
凄い！
やっぱりわたしわたしの見込んだ人です。

愛佳
ハルちゃん
そんなに持ち上げても
何も出ないよ。

春菜
わたしわたし
暴走すると周りが見えなくなるの
でも、まなみんと出会い
まなみんのコメントの優しい言葉に
何時も癒されて、元気を貰ってました。
そして、それは
憧れよりも持っと深い
物に変わって
やっぱり好きです。
わたしわたし
駄目ですか？

愛佳
うう〜そう言うの
良く分からないけど、
お友達ならいいよ。

春菜
(お友達なんだ！でも、諦めないし)
それでも、いいです！

愛佳
お腹、いっぱいだね。
これからどうする？

春菜
もし良かったら
洋服とか見に行きませんか？
あと、アニメイトとか？

愛佳
いいね。
行こう！

聡美
もうイライラ！
私のまなを
誘惑するなんて、
これじゃ
デートじゃんか！

詩織
デート？
まなっちはただの
友達としか見てないと思うんですが？

聡美
二人
店を出るよ！
しお、行くよ！

詩織
あーもうめんどくさい！
はいはい

♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡
愛佳と春菜はデパートの
ショップで洋服を見たり
春菜は愛佳の似合う洋服を
選んだり
アクセサリーも
お揃いのを買ったりして
買い物を楽しんでる様子
聡美はハラハラドキドキの
何時、春菜が愛佳にせまるかを
じっと見てる。
もし、そんな場面になったら
後先、考えず。
二人の間に入る事を考えていた。
その時！
♡ ••┈┈┈┈┈┈┈┈•• ♡

春菜
(ここがチャンス この路地裏は誰も居ない！
愛佳の手を引っ張り路地裏へ連れ込む！)
まなみん
来て！
お話しがあるの！

愛佳
ハルちゃん
どうしたの痛よ。

春菜
(真面目な顔し、愛佳に抱き着くそして
愛佳がびっくりしてるスキに！)
まなみん
眼を閉じてプレゼントがあるの

愛佳
どうしたの？
プレゼントって
さっきイヤリングをおそろ買ったよね。

春菜
わたしわたし
それよりも
こうしていたいの
(春菜は愛佳に抱きしめて)
耳元で、囁く
お願い
眼を閉じて

愛佳
もう？
分かったよ
何だろうなプレゼントは？
(愛佳は眼を閉じる)

春菜
まなみん
好き
そして？

⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ⋈♡*｡ﾟ

次回
第12章
「夏祭り、そして？」

聡美
もう、私
こんな展開には耐えられらし！

詩織
どうなったの？
何があったの？

愛佳
えー？
それは次回のお楽しみ

春菜
わたしわたし
止められません
この後の描写は
早く知りたい！

詩織
まなっちさ？
どうする気なの？

愛佳
そんなの原作者さんしか
分からないもん

聡美
嫉妬しかない

春菜
嬉しい展開で、
嬉しいプレゼントで、
もう幸せ

詩織
いいから
早く時間の予告を

由香里先生
なによ
私が全然出てないので、
聡美さん
真逆のライバル告知！
それよりも
春菜ちゃんの
積極的な行動は予知できなかった！

詩織
ゆかんりは教師でしょう！

由香里先生
なんで、私の出番
ここなの！

詩織
切りないから
まなっち
予告して！

愛佳
次回
第12章
「夏祭り、そして？」
路地裏に引き寄せて
春菜ちゃんはわたしの
・・・・？
どうなったんでしょうね。
そして夏祭りの夜は？

分岐点来たーよ。

次回もお楽しみにね
あっー
原作者さん
第11章を書いたのが全部
消えちゃった見たいで、
書き直しをしたとか？
遅れてごめんなさいとの事でした。
それって
まなかとおんなじ
天然さんですね。(笑い)