リリカルポエム

歌唄


人を笑わせることで幸せにしたかった
自分の人生を一つ手に入れることも難しいのに
他人の足を引っ張って 不幸にするのは簡単だ
お前らは幸せになりたくないんか
そんなに不幸になりたいんか
住んでる世界が違うとか 才能があるとかないとか
そういう言葉で 貴方に相応しくないと何度も言われた
そんなんが泣く理由になることが 一ミリも分からんかった
自分が何をしたって 壊れない相手が欲しかったんだと思う
俺が得たいものの為に 一緒に戦ってくれんくてもいい
俺に武器を渡して そこで死なせてくれる人を探していた
沢山の笑いに囲まれて ネタかアドリブかわからんぐらい面白い状況で
俺が泣かせたお前らを横目に スポットライトを浴びた
お前らは幸せに成れたんか なんやねんその顔
悔しそうな顔ぐらいしろや
お前らが目指した場所に立ってるんは 俺で
お前らが酔っ払いながら語ってた夢の真ん中に立ってるのが俺なんやぞ
もうええわ 分かってる
どれだけ笑いの神様に愛されても
死ぬまで ただの人間なんやろ



「あー、おもんな」

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