リリカルポエム
今更、そんな風に笑うなよ
一瞬 面倒くさそうな顔をして 私を呼んだ
貴方に呼ばれる自分の名前が好きだった
動く度に揺れる首の飾り その音を一番近くで聞くだけ
言われなくても分かる気がしていた
あの音を聞けたのは 貴方の気まぐれ
きっと今も 貴方の隣には誰も座れない
何も言われなくても 分かり合えていていると思っていた
音が鳴って 全部が思い出せて 思い知る
私 貴方のそう言うところが許せなかったのよ
「俺も、ずっと一緒にいられるとは思っていなかった」
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