超歴史ある忍一家のご息女に転生して伝説のくノ一になった話
蔵でみつけたもの
来週発売するゲームが欲しい。
バイトの給料日まであと2週間ほどあるため、どうにか来週までに資金が必要だった私は、家の蔵で金目のものが無いか探すことにした。
私からすれば忌々しい限りだが、うちは一応名のある名家なのでなにかしらあるだろうと思った。
この蔵は私が小さい頃、悪いことをしてしまった時、1度だけ祖母に入れられた記憶がある。
奥行きが広い蔵で、古い物だらけ書籍だらけ、おまけにカビ臭いし陰気臭いし、誰もいないのに奥の方から音がするのだ。
私はそれが怖くて、あれ以来蔵には近づかないようにしていた。
そんなことがあり今まで近づきすらしなかったのに、今は金目のものを探すために易々と入るなんて、大人って汚いなと自分でも思った(笑)
あったのは、変な木彫りの象やら銃のようなものやら刀やら、とにかくそんなもので溢れてる。
「こんなの取っておいて何に使うんだ全く。」
ため息をついて帰ろうとしたその時、最奥の空間からなにやらガタガタと揺れる音が聞こえて微かな光が漏れている。
最奥に行くのは嫌だったが、さすがに気になり行かざるを得ない。
ガタガタと揺れるような音と微かな光が漏れているのは、どうやら床下からだ。
「えぇーここ開けちゃう、、?」
恐る恐る開けてみると、そこには階段があり小さい隠し部屋のようなものがあった。
「な、なにここ!?」
うちの蔵が無駄に広い理由がわかった。
バイトの給料日まであと2週間ほどあるため、どうにか来週までに資金が必要だった私は、家の蔵で金目のものが無いか探すことにした。
私からすれば忌々しい限りだが、うちは一応名のある名家なのでなにかしらあるだろうと思った。
この蔵は私が小さい頃、悪いことをしてしまった時、1度だけ祖母に入れられた記憶がある。
奥行きが広い蔵で、古い物だらけ書籍だらけ、おまけにカビ臭いし陰気臭いし、誰もいないのに奥の方から音がするのだ。
私はそれが怖くて、あれ以来蔵には近づかないようにしていた。
そんなことがあり今まで近づきすらしなかったのに、今は金目のものを探すために易々と入るなんて、大人って汚いなと自分でも思った(笑)
あったのは、変な木彫りの象やら銃のようなものやら刀やら、とにかくそんなもので溢れてる。
「こんなの取っておいて何に使うんだ全く。」
ため息をついて帰ろうとしたその時、最奥の空間からなにやらガタガタと揺れる音が聞こえて微かな光が漏れている。
最奥に行くのは嫌だったが、さすがに気になり行かざるを得ない。
ガタガタと揺れるような音と微かな光が漏れているのは、どうやら床下からだ。
「えぇーここ開けちゃう、、?」
恐る恐る開けてみると、そこには階段があり小さい隠し部屋のようなものがあった。
「な、なにここ!?」
うちの蔵が無駄に広い理由がわかった。
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