あの頃の君とまた。
Prologue
君は今どこにいますか。
私の事は覚えていますか。
あの日の約束を私は忘れることができません。
だから私は今ここに立ってるんでしょうか。
君に会うために
いや、違う。それは言い訳に過ぎない。
だって私は今、苦しみから逃げる為に立っているのだから。
苦しみから解放されて、君にも会えるなんて
なんて幸せなことだろうか。
別に心残りもない。
あぁ、星が綺麗。明日は晴れるのかな。
なんてどうでもいいことを考えながら
私は自分が立っていた場所から
飛び立った。
近づく地面、不思議と怖さも恐ろしさもない
私は静かに目を閉じてその時を待った。
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