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人間の物語

猫狐冬夜

終わらない、幸せな日々の始まりと今まで学んできた事の復習

前書き
学術的な話が続く場面があるけどね、
ストーリーに影響は大してないから飛ばして大丈夫だよ。
ていうか、最初の文読んだら、さっさと、読むのやめて次の話に行くといいかもね。



アリシア「トウァ、起きてー、朝だよー。」可愛くて綺麗な声が聞こえた。
うつらうつら、目を開けると、右にアリシアが座っていた。
アリシア「起きた?」アリシアは笑顔で自分に言う。機嫌は直ったみたいだ。
トウァ「「もう、怒ってない?」アリシア「え?あぁ、別にそんなに怒ってないよ。」
トウァ「そっか、なら良かった。」自然と笑みがこぼれる。
アリシア「ねぇ、トウァ。トウァのご飯って、トウァの家だよね。」
アリシアが少し困った様子で言う。
トウァ「あぁ、確かに。まあ、仕方ないよ。」
アリシア「昨日、呼び出したのは私だし、私の食べる?」
トウァ「えー、いいよ。アリシア、食べなよ。」
こんな、可愛い生き物のエサを取り上げるなんて自分にはできない。
アリシア「んー、一緒に食べる?」
トウァ「アリシアがいいならそれでいいよ。」
食事が運ばれてくる場所には、赤と青の葉っぱでできたサラダと、開いた焼き魚が
あった。その横には、アリシアが注(つ)いだと思われるアリシアの飲みかけの、
水の入ったコップがある。そして、自分はいつも口呼吸だから、寝て起きると、
喉が痛いくらいに渇いている。
トウァ「ねぇ、アリシア。それ飲んでいい?」指をさして聞く。
アリシア「うん。いいよ。」
喉の違和感がすっと引いていく。
アリシア「じゃ、食べよっか。」
アリシアは「左手」で鮮やかに赤い葉を一枚、フォークで刺して、
フォークと一緒に口の中に入、自分にフォークを手渡す。
何故か、アリシアのそんな食べている姿を見ていると、フォークの先っちょが
口の中から、唇から出てきたところを意識してしまう。
何か、意識しながら、青の葉をフォークで刺して、フォークを口の中に入れる。
そんな心の声が、もう既に意識している事を、暗に示している。
そして、その自分の食事風景を自分と同じように見ていたアリシアは、
自分の口の中に入って、出てきたフォークを手渡されて、
アリシア「え、これ、その、何て言えばいんだろ...これ、トウァの口の中に入って、
それで出てきてさ...その...。」
トウァ「嫌だった?」
アリシア「嫌とかじゃないですけど、恥ずかしく...ない?」
[私達、ルイリアは、人種の中で珍しく、性に羞恥を感じる]
人永時真伝にそう、書いていたな。ふと、思い出す。
トウァ「じゃあ、どうする?食器、他にないし。」
アリシア「...うぅー、じゃあ、恥ずかしいけど、我慢するよ。トウァは大丈夫
なんですよね。」
トウァ「さっき、食べた時、意識しちゃったけど、嫌ではないよ。」
アリシアは青い葉をフォークで刺して、そそくさと口の中に入れる。
意識しないようにだろうか。口からフォークを出して、自分に手渡す。
でも、結局、恥ずかしそうにしてる。
アリシア「ねぇ、あんま食べてるとこ見ないでよ、余計、恥ずかしいから。」
トウァ「何か、見てみたいんだもん。」
魚の切り身を、フォークで刺して口のところまで持ってく。そして、あえて、
一秒くらい手を止めてから、口の中に見せつける様にゆっくり入れる。
自分には見ないでと言ってたのに、アリシアはちゃっかりそれを見ている。
そんなフォークを手渡す。
アリシア「ねぇ、わざとやってるの?ねぇ。」
アリシアは恥ずかしそうに言う。
トウァ「なんかさ、アリシアが恥ずかしがってるの見るの楽しいんだよ。」
アリシア「酷いよ。昨日も、すっごいしつこく、私の獣耳、いじってきたじゃん。
やめてって何回も言ってるのに、全然やめてくれてなかったし。」
アリシアは口を尖らせて言う。
トウァ「またしたいなぁ。」
アリシア「もうさせてあげないし、次したら許さないから。」
アリシアは思い出したように、少し怒りだす。
トウァ「えー、昨日、すっごく楽しかったのに。
昨日、アリシア、自分の肩に手、乗っけて、獣耳、ビクビクさせながら、赤い顔で、
すっごく可愛い声出してたよ。あれ、また聞きたいなぁ。」
アリシア「...それは言わないでよ。」また、アリシアは恥ずかしそうにする。
トウァ「ああゆう感じのアリシア、好きだよ。」
アリシア「......好きとか可愛いとか言って恥ずかしくないの?」
トウァ「...そういわれると恥ずかしい。気にしないで。」
アリシア「言われる方も恥ずかしいんだよ...ちょっと、嬉しいけど。」

~それから、食事を終え、アリシアと一緒に学校に向かっている。
アリシア「ねぇ、トウァの家って何処にあるの?」
アリシアがふと、聞いてきた。
トウァ「んー、覚えてないなぁ。でも、アリシアの家から6kmくらい離れたところ
だよ。」
アリシア「そっか、ねぇ、今日、学校、終わったら、トウァの家、行っていい?」
トウァ「うん、いいよ。」
前だったら、そんな誰もしていない事、この世界で決まっていない例外をするのは
怖かった。世界から疎外されるのが怖かった。でも、アリシアがいるなら何も怖くない。
この世界がなくなっても、アリシアとさえいられれば、それでいいのだから。
アリシア「じゃあ、今日は一緒に帰ろうね。
それと、トウァ、公域HBに行く話どうする?」
トウァ「んー、まず、ご飯、持って行かなきゃだよね。
そういえばさ、人永時真伝に、自分達が、収穫してるので、他の人種や自分達の食事が
作られてるって書いてたじゃん。だったら、それ食べれるんじゃない。」
アリシア「収穫してる物で回収箱に入れてるのだよね。
ミルクとかは、他の生き物に使うし。私ね、結構、植物とか食べたりするんだけどね、
いつも朝と昼に配られる食事って、何かしら加工されてるでしょ?
でも、食べてみてわかったんだけど、結構、加工しないでそのまま食べられるのも
多かったんだ。今日、トウァの家に行ったら教えるね。」アリシアは笑顔で言う。
自分も、最近、他の人の様に、笑顔でいられている気がする。

~ガラガラガラ、リベラクル「昨日、言い忘れていたのだが、昨日から明日まで、
入学してから学んだ事の復習や試験だ。さて、今日の日程を言う。
一時限目、量関果量、三限目世界機構、五時限目代謝効物。
では5分後に授業を開始する。」

~ガラガラ、量関果量教師「授業を開始する。その前に、はじめましての人が
いるようだな。私はナカニダァス・ドピゥドピュだ。今回の授業は復習だ。
入学してから今まで学んできた事の流れを、再確認する。そうだな、トウァ、
最初に何を学んだ?」
トウァ「数演算です。」
ドピゥドピュ「そうだ。まず、1という数がある。これに加法という演算をした数を+1
、その逆演算である減法をした数をー1とする。この演算は繰り返すことができ、
+1、+1+1という+の数の数直線と、ー1,ー1-1といったーの数の数直線を、
一つに繋げれる。その時、演算を逆演算、つまり演算をしなかった時の無が、
数直線上にぽっかり空いてしまっている。それを0と定義する。この時、+1もー1も
0+1、0ー1と表される。二つの数の関係で数直線の位置が決まるのだ。
ただ、この0は矛盾数だ。最初に、1という数を導入した。この1は+でもーでもない、
つまり、その数は何の数にも影響を持てない、演算ができないのだ。
別に今までの話は0に限らず2でも3でもいい。つまり+でもーでもない数の数直線が
あるのだが、0とはそれら全てと同じだ。その演算する事ができないはずの数を、
数直線に存在させることは0を演算する事と等しく、それは矛盾なのだ。
なので、完全無矛盾数学という分野では1-1を表す数はないとされる。
さて、では、次にどんな演算を学んだ?そうだな...セリア、次にどんな演算を学んだ?」
セリア「乗除です。」
ドピゥドピュ「そうだ。乗法は複製を意味し、除法はその逆演算だ。乗除の数は0でなく
1を基底に存在している。つまり1に乗法した数や1に除法した数として数が定義される
のだ。この加減での1や乗除での1は基底数という。そして、よく使われるN進法も
ここで定義される。では、マクド、除法で、生まれた二つの数は何だ?」
マクド「分数と無限です。」
ドピゥドピュ「そうだ。分数は数直線を更に細かく刻んだ。無限は矛盾数で、
どんな数よりも多い数だ。無限は終わらない演算を表す数ともいえる。
∞=1としたとき、∞はどんな数よりも大きいのだから、∞=1+1とさらに足す
必要がある。これは何度繰り返しても同じことがいえる。また、数直線で、
∞はここだとは言えない。何故なら、それよりも少し右に点を置けてしまうからだ。
古代では無限が0より先にあって、無限から0が定義された。どんな数も無限で割れば
0になるからだ。無限に近い事は一致することを意味する、それをよく覚えておくと
いい。さて、アリシア、次の演算と、生まれる数は何だ?」
アリシア「冪根で、無理数と虚数です。」
ドピゥドピュ「そうだ。冪は複製の複製で、冪根の基底数は1で、無理数は数直線を更に
細かく刻んだものだ。さて、この虚数は負の数の根で生まれるが、この数が矛盾数である
のかどうかは、ここで言う話ではない。第二門学年になれば教えられるだろう。
では、ケンタフライ、これらの演算を一つにまとめた演算は何だ?」
ケンタフライ「メタ演算子です。」
ドピゥドピュ「そうだ。例えば、乗除を1とー1、冪根を2とー2としている。
さて、ここで疑問が二つあるだろう。まず、演算で定義される1や2を、演算を
定義する数で使っていいのか、と。それは誤解だ。この1とー1は単に、
逆演算にある二つの数であって、加減などとは言っていないし、なので、
この1とこのー1は加減する事ができない。つまり、表記が同じだけで違う数、
意味が似ている数と覚えておけばいい。他にも、古代では、数を幾何学で別に定義
することで、この1とー1は演算ではなく幾何学で定義された数だから演算を定義
する数に使っていいとしていた。もう一つ疑問があるだろう。では、トウァ、
その疑問とその疑問の答えは何だ?」
トウァ「加減はメタ演算子で何の数で表されるのか?何故、加減を0や1としないのか、
で、何故かというと加減は、複製ではないからです。」
ドピゥドピュ「そうだ、乗法や冪乗と違って、加減は複製をしていない。なので、加減を
メタ演算子で定義するのは難しく複雑な値が導出される。具体的な導出方法は
第二門学年で学ぶが、加減をメタ演算子で定義した時の数は、
負の数、分数、無理数、超越数といった流れの数である演算次数が、演算次数の時だ。
あぁ、演算次数では分数を1、無理数を2としている。それをー1や1.5とするという
事で、これは、メタ演算子の数を演算次数にするという意味もある。
また、メタ演算子の数が一つ増えると、演算次数と未定義数が一つずつ増える。
これは代数学の基本定理だ。これを三学年で証明した。
さて、セヴェンイレヴァン、次に何を学んだ。」
セヴェンレヴァン「形空です。」
ドピゥドピュ「じゃあ、確率はいつ学んだ?」
セヴェンイレヴァン「確率は形空の分野です。」
ドピゥドピュ「そうだ。確率とは面積を求めることに等しい。
形空では、大きさや、角度、繋がり方を求める。積分や微分も、この分野だ。
第三門学年では、時間によって変化する形空様相を学ぶ。
では、形空の最初に学んだ事は何だ?ルォソン。」
ルォソン「n角形の面積の演算的定義です。」
ドピゥドピュ「そうだ。一学年の時は三角形の面積の公式、四角形の面積の公式と
一つ一つ導出したが、二学年の時にはn角形の面積の公式を導出した。その際、
nに無限を代入した時の値を求めて、円の面積の公式を導出した
~三学年ではゼータ関数の値の幾何学的導出方法を学んだ。
四学年ではゼータ関数の一般公式を導出する。」
~ドピゥドピュ一「一学年では演算子が二つ離れている方程式の解を導出する方法を
学んだ。二次方程式などのn+1次方程式を学んだ。
~二学年では、n次方程式の解の公式をメタ演算子で定義し、乗法と超冪などの他の
二つ離れた演算子の方程式を学んだ。これは二次n次方程式で、一つ一つ導出した。
~三学年では、n次n次方程式の公式を演算次数のメタ演算子で導出した。
七学年では、演算次数からなる、メタn次方程式を学ぶ。」
~「確立では一学年で、全ての循環小数と有限小数が分数で表される事を証明した。
三学年では、不完全性定理を証明した。
第三門学年では2以上の全ての数が二つの素数の和であることを証明する。」
~「果量では無限級数などの、無限回の計算の結果を主に行った。
一学年では、調和級数が発散することを学んだが...」
~ガラガラガラ
ナカダシ「今日は世界の成り立ちについて復習を行います。
では、アリシアさん。世界はどのようにして始まりましたか?」
アリシア「0次元の点が無限の速度で爆発して三次元になりました。」
アリシアが陰りのある表情で言う。
ナカダシ「そう、世界という無限が無に抑え込まれていたのです。
この状態を二重無限状態と言います。一つの無限で空間が、一つの無限で存在が
発生しました。では、セィクォゥイメァンコさん。何故、無限はそれぞれ無限でなく
有限の空間と存在を発生させたのですか?」
セィクォゥイメァンコ「秩序、情報が発生したからです。」
ナカダシ「そうです。無限に変化を与える量を持った世界核という存在が点の中に
点の点という逆二重無限で存在し、その点の点、世界核は1でした。
1は無限に最小単位分だけ影響を、揺らぎを与え、無限と無限のをある程度、相殺、
そして、揺らぎによる秩序を生む出したのです。
その揺らぎで存在の最小単位である素粒子同士の相互作用に、秩序が生まれたのです。
では、ファイミィマァウコさん。この素粒子同士の秩序は何を発生させましたか。」
ファイミィマァウコ「世界神です。」
ナカダシ「そうです。この素粒子同士の秩序は、無限の熱、密度の中、光速で行われ、
世界全体で一つの秩序が発生したのです。その秩序は意識秩序であり、
それを世界神といいます。この世界神の一立方キロメートルあたりの計算速度は一秒で、
円周率の中から12345678987654321^123456789987654321という数列を、
12345678987654321^123456789987654321個、見つける程でした。
世界神は無限の熱を二次元に抑え込みました。この二次元は重力と光を放ちますが、
これを光体といいます。さて、トウァさん、世界は次にどうなりましたか?
嘘をつかされるのは嫌なものだな。トウァ「原子や分子を作りました。」
ナカダシ「そうです。熱がなくなったことにより、素粒子は合成できるように
なりました。完全に熱がないですと、全ての素粒子が一つの粒子、世界体となって
しまいますが、光体が放つ光の熱があるためそうはなりませんでした。
そして、分子は生命という秩序を作り出したのです。世界神は無限の熱を二次元に
抑え込んだ時点で、自身が熱による秩序であるがゆえに消滅しました。
ですが、世界神は完全に消滅したのではありません。では、世界神は厳密に言うと
どうなったのですか?ペイズィリ」
ペイズィリ「世界神は自身そのものでもある、世界の熱の0.72145451941919%を、
二次元に抑え込まず、世界の中心で、694519個の意識核という塊に分割しました。」
ナカダシ「そう、その意識核は、消滅する事がない物で、生物の意識となる
ものです。私達の精神ははるか昔、一つだったのです。
また、この大地は光体に物質が重力で集まったもので、上下対称となっています。
つまり、この大地のずっと下には、私達、含め全く同じ世界があります。
さて、この空間の大きさはどれくらいですか?アヴェシィゾウさん。」
アヴェシィゾウ「3をメタ演算子9で自己演算した数に光子光子の大きさを
掛けた数です。」
ナカダシ「そうです。3+3,3×3,3^3...といった列の9番目の数値に光子をかけた数が、
世界の横の半径です。また、縦の半径は6をメタ演算子7.5で自己演算した数です。
さて、人という生物は、どのようにして上民、中民、小民に分かれたのですか?
シクスナインさん。」
シクスナイン「えぇと、世界の端に言った人達が下民、世界の中心に言った人達が上民に
なりました。その間が中民です。」
ナカダシ「そうです。最初、人が一か所に集まっていたのか、薄く広がっていたのかは
わかっていませんが、人々が移動したという事は知られています。
また、この世界はトーラス構造なので、上にずっと行けば、下に行くことになります。
これは円に直線を書くと、繋がる事と同じで、この世界は四次元の球の表面なのです。」

~ガラガラガラ
ナカハダメ「授業を開始する。今日は復習だ。さて代謝効物とは二つの言葉で
できているが、トウァ、それぞれの意味を答えてみろ。」
トウァ「代謝は生物の化学的現象で、効物は、機能を有する構成要素です。」
ナカハダメ「効物は、物質を、生命に対しどのような機能を有するかという観点で、
物質を見た言葉だ。また、毒や薬という分類は効物としての分類だ。
まず、一年では生物の分類を行った。動くか動かないかや、最小単位である細胞が
存在するか、水を使うか、呼吸をするか、性別を持つかなどで分類した。
この世界では多様な生物がいるが、全て、元は人間だ。下民の住む地では、
下民が人外生物に堕ちたり、人外生物が人間に昇格したりが起きている。......」

~ガラガラガラ 
リベラクル「下校時間だ。下校するように。今日の特別労働に呼ばれた者は、
プーチンコ、バイデンマ.........シュキンペ、以下12名だ。」

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