最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。

羽海汐遠

★魔法の紹介

 『最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。』
 この作品に出てくる魔法の種類を纏めていきたいと思います。

 固有魔法や神域魔法等、後半に出て来る魔法は、術者名などがネタバレになる恐れがあります。お気を付けください。(あくまで見返し用としてお使い下さい。)

 効力は術者の魔力によって変わります。

 例)魔力値1億程の存在が『中位魔法』炎の連矢ファイアー・アローを放ち、魔力値1000万程度の存在が同時に『超越魔法』終焉の炎エンドオブフレイムを放った場合、魔法の位階の低い『中位魔法』を放った

 ――『中位魔法』。

 ・炎の連矢『ファイアー・アロー』
 詠唱例:『炎の矢よ、敵を燃やせ!』
 説明:魔法の『ことわり』をある程度理解した魔法使いが好んで使う魔法。矢の本数は基本は3本だが、魔力が高い者が使うと本数が増えたり威力が上がる。

 ・氷針『アイス・ニードル』
 詠唱例:なし(作中では無詠唱)。
 説明:炎の連矢より威力は高いが、1本しか針は飛んでいかない。物理攻撃を受け付けにくい敵に有効で作中では『ニーア』が『ゲル』という魔物に放った魔法。

 ・氷檻『アイス・プリズン』
 詠唱例:なし
 説明:敵を凍らせて動けなくする。ダメージは一切ないが、この魔法で敵を足止めする事を目的とする魔法。

 ・氷囲『アイス・ランド』
 詠唱例:なし
 説明:氷で敵を封じ込めて、ジワジワとダメージを与える事が可能。氷檻で敵を止めた後、この魔法で少しずつダメージを与えて倒す魔法。

 ・炎の盾『ファイアー・シールド』
 詠唱例:『炎よ、何人たりともよせつけぬ盾を作り、我を守り給え!』
 説明:炎で作った疑似結界のようなモノで、敵を追い払うときに使う。しかし、結界とは違うので相手の魔法などはそのまま通してしまう。シールド回数というものがあり、相手の攻撃を何度か防ぐと消えてなくなる。

 ・炎槍『ファイアー・ランス』
 詠唱例:『紅蓮の炎よ、我を阻む敵を燃やす槍となって穿て』。
 説明:炎の槍が出現し、敵に向かって一直線に飛んでいく。1発の威力が大きいが、溜めがある為に当たりずらく使いずらい。

 ・火弾『ファイアー・ブレッド』
 詠唱例:『敵を焼く赤、火の球弾、敵を焼き尽くせ!』
 説明:1発1発の威力は少ないが、数の多い火弾を飛ばす事が出来る。下位魔法に炎の玉があるが、威力はこちらが上。

 ――『上位魔法』

 ・風衝撃『ウインド・インパクト』
 詠唱例:なし
 説明:風属性の天候系魔法で、周囲に強風を巻き起こす。対象者に風の圧が籠った刃を放つ事が出来る魔法。

 ・風楯『ウインド・シールド』
 詠唱例:なし
 説明:風で作った疑似結界のようなモノで、敵を追い払うときに使う。しかし『結界』とは違うので相手の魔法などはそのまま通してしまう。中位魔法の炎の盾より敵の攻撃を防ぐ回数が増加している。

 ・炎渦爆『ファイアー・ボルテックス』
 詠唱例:なし
 説明:炎の渦を発生させて対象者を覆いながらダメージを与える魔法。氷囲のようにジワジワと相手にダメージを与える事が出来て、更には直接相手に大きなダメージを与える事の出来る魔法。いっぱしの魔法使いとされる者でも扱うことが難しい魔法で、人間の魔法使いでこの魔法が使う事が出来れば『上級者』と呼ばれる。

 ――『最上位魔法』

 ・雷撃閃光『フードルフラッシュ』
 詠唱例:『広大な空に一筋の閃光、我が声に呼応し敵を撃て!』
 説明:天候を操作する雷系統の魔法。かつてリラリオの世界では精霊の『ことわり』を扱った四元素とされる、『風』『水』『地』『火』の魔法があったが、その『地』を司る元素から利用された天候操作の雷系統魔法がこの『魔法』である。雨雲を生み出す事ですら奇跡とされる程の扱いが難しい天候系魔法は元来、人間が扱う事は不可能と呼ばれている程の魔法であり、これを扱える人間は『リラリオ』の世界では数十年に一人の逸材である。この魔法の威力は相当なモノで人間の住む『ミールガルド』大陸では、『ルビア』という賢者級しか扱えない程であった。

 ・氷華暴吹雪『スノーブリザード』
 詠唱例:『麗なる氷華、凍てつく凍結の力よ、その絶対なる力を以て我の敵を砕く刃と化せ』。

 説明:天候を操作する水系統の魔法。作中ではギルド対抗戦でルビアが放った魔法で、会場のリングを覆う程の猛吹雪を発動させた。水を司る元素から編み出された魔法であり、こちらも人間が扱うには賢者級の魔力が必要である。戦力値が20万程度であれば、この魔法に耐えられず一撃で葬られてしまうだろう。

 ・迸る炎『フラガ・ジャーマ』
 詠唱例:なし
 説明:疑似的な意識を持つ炎系統の魔法。作中では過去のリラリオにおいて炎の精霊が、魔王レアに対し放った炎の魔法。炎は渦状となり対象者を覆い囲み回避しようとすれば、炎が意思を持っているかの如く対象を追従する。

 ・吹き荒れる突風『ルヴィンド・フォラータ』
 詠唱例:なし
 説明:自然の風を対象の中心から発生させる風系統の魔法。作中では過去のリラリオにおいて風の精霊が魔王レアに対し放った風の魔法。レアの行動を妨げる為に発動されたこの魔法は対象者であるレアの中心点から風を発生させて、魔王レアが魔法を発動させようとする所をキャンセルさせる事を目的としており、他の精霊の攻撃アシストする為に使われた。この魔法自体の威力も相当ではあるが『魔王』級の魔族にはダメージは期待出来ない。


 ――『超越魔法』――

 ・万物の爆発『ビッグバン』
 詠唱例:なし
 説明:精霊王やそれに準じる精霊が扱えたかつての最高位階の魔法。高密度のエネルギーを具現化させてそこに術者の魔力を注ぎ発動させて大爆発を起こす。

 かつては精霊王や四元素を操るそれぞれの属性の精霊の長老が扱えた魔法だが、現在の『リラリオ』では『魔王』レアが残した『ことわり』を使い、最上位に位置する魔族もまた扱えるようになった。戦力値数十万程度しか持っていない魔族や人間であれば、この魔法一発でこの世から葬る程の威力を持つ。

 ・終焉の炎『エンドオブフレイム』
 詠唱例:なし
 説明:魔族が魔王へと昇華した証とも呼ばれる『魔王』の魔法の代名詞。炎系の魔法でかつての精霊王が扱った『ことわり』では、思い描くも体現が叶わなかった最高位魔法。

 この魔法を扱える時点で精霊王の魔力に匹敵する為、最上位魔族までの魔族では魔力が足りずに発動が出来ない。、術者の魔力によって威力が異なる。

 例えば戦力値4000万、魔力値1200万程のであれば、この魔法1発で『ミールガルド』大陸に存在する都市の半分を炎で包み込むことが可能である。

 そしてや、といった規格外の化け物が本気で放てば、大陸を一瞬で溶かす事が可能な魔法である。

 ・終焉の雷『エンドライトニング』
 詠唱例:なし
 説明:強引に天候を変える事の出来る超越魔法。かつての精霊の『ことわり』では体現出来なかった1つ上の領域の魔法。こちらも『魔王』レアが残した『ことわり』に魔力を灯す事で発動が可能な超越魔法。

 術者の魔力によって威力は異なるが、どれだけ魔力が少ない魔王であっても、この魔法を発動出来る時点で、程度の魔族であれば、数千から数万規模の犠牲を生み出すことが可能。

 ・終焉の呪『エンドオブカース』
 詠唱例:なし
 説明:死霊たちを召喚し従わすことが出来る魔法。神々である死神を召喚する事は出来ないが、従者の魔力次第で人間や魔族といった死者であれば、即座に従わせることが出来る魔法である。

 一般的な魔王が自身の配下の代わりとして使うことが多く、その数は魔力によって増減する。召喚された死霊は主となる術者の魔力が続く限り、命令された事を完遂するまで現世に留まり続ける。

 死霊達の強さもまた術者の魔力によって左右されるが、大魔王ソフィが本気で放てば神々であるを喰らい尽くす程の力を持った死霊を作り出すことが可能。

 ・精霊越風『シルフィード・ウィンド』
 詠唱例:なし
 説明:最上位精霊級の風の攻撃魔法。風の精霊の中でも長老や、精霊王となるに相応しい程の器を持つ者が使える魔法。衝撃波によって動きを封じられた後に、三日月型の鋭利な風の刃が迫り斬り裂く。

 ・炎帝の爆炎『エクスプロージョン』
 詠唱例:なし
 説明:炎を司る番人を出現させる魔法。炎の帝と呼ばれる上位精霊を現世に生み出させる事の出来る魔法で、術者の魔力にもよるが魔王階級や真なる魔王階級の魔族であれば、1発1発が最上位魔法を上回る程の威力を持つ火球を生み出して連続で放つ事が可能である。

 また、防衛魔法には比肩する事は出来ないが、緊急時に壁役として扱う術者もいる。炎の番人自体が意思を持っている為、命令1つで攻撃も防御も可能とされる。

 ・土の爆撃刃『アース・ボンバルラーマ』
 詠唱例なし
 説明:自然を司る精霊長老の土系統魔法。大地から生み出された土の刃を具現化させて、対象の足元から刃が生み出されて敵を貫く。作中では『土』の精霊長老が魔王レアに放った魔法。

 ・灼炎の波動『バーニング・ウェーブ』
 詠唱例:なし
 説明:波打つ炎の壁を生み出す火系統魔法。戦闘に於いて攻撃力を持つ壁として扱う事が多いが、敵に向けて放ち攻撃する事も可能。何層にも凝縮された炎の壁は、敵の反撃を許さず襲い掛かる。魔力が多ければ多い程にその壁の数を増やす事が可能であり、術者次第では超越魔法の壁を越えて、神域魔法に届き得る可能性のある魔法である。

 ・大地の隔壁【アース・セプタム】
 ・詠唱例:なし
 ・説明:大地の壁を生み出す土系統魔法。戦闘に於いて土属性の壁を生み出して防御する魔法。
 作中では魔王レアの放つ攻撃魔法に対して防ぐ事を目的として発動された魔法。最上位魔法級の位階であればこの魔法で防ぐ事を可能とするが、魔王レアの魔法は超越魔法級であった為、土の精霊長老の魔力程度では防ぐ事は出来なかった。魔力がもっと高い者であれば、属性特効さえなければ超越魔法でさえ防ぐ事が可能である。 

 ・誘致促進『アトラクト・アシスト』
 詠唱例:なし
 説明:対象者の思考を促進させて増幅させる魔法。対象者の思考を詠唱者が促進させて操り増幅させるというもので、戦闘や実戦ではあまり使われることはないが、教唆させて場を混乱させたりする目的で使われる事が多い。

 ・誘操風可『マニピュレイト・エアー』
 詠唱例:なし
 説明:対象者を操る風の精霊魔法。対象者を洗脳し詠唱者が自在に操る事を可能とする魔法。自然を司る風の精霊が得意とする魔法で、魔力が高ければ高い程に術者の思い通りに操る事が出来る。しかし対象者がある程度の耐魔力が備わっていれば、いくら魔力が高くても断片的に対象者は意識を残す事が出来る為、耐魔力に乏しい者にのみ有効となる。

 ・映見接続『リース・コネクトア』
 詠唱例:なし
 説明:現在の状況を映像にして保存・展開させる事の出来る魔法。目の前で行われている事を術者が発動させる事で、空などを媒体にして映像を映し出す事ができて魔力があれば広域に渡って情報を映像にして届ける事を可能とする。

 またその映像を保存する事も可能であり、数年後や数千年後であっても当時の状況を見返す事が出来る優れた根源魔法。根源の魔法だが、能力位階的には超越魔法の位階である。

 ――『神域魔法』――

 ・汎用系神域魔法。
 ・天空の雷 『フードル・シエル』
 説明:天候を術者が支配し、大いなる魔力で雷光を生み出す魔法。自在に雷を対象者に落とす事が可能で、晴れていようが曇っていようが即座に術者によって、雨雲を生み出して発動することが可能。『超越魔法』である『終焉の雷エンドライトニング』とは比較にならない程の魔力を要するが、威力もまた桁違いに上がる。

 ・天雷一閃 『ルフト・ブリッツ』
 説明:天候系・雷系統最強魔法。上記にある『天空の雷フードル・シエル』を更に極めた神域魔法で威力も魔力も『天空の雷フードル・シエル』の2倍から5倍に跳ね上がる。大魔王階級クラスの魔族を一撃で仕留める程の威力を持つが、この魔法を扱う者は『大魔王』領域に居る魔王であっても相当な魔力消費が著しい為、使う場合は確実に敵を仕留められると判断した時が多い。術者の魔力によっては、大陸を一撃で消し飛ばす事が可能。

 ・点風『ヴァン・ポイント』
 説明:天候系・風魔法最強魔法。荒く激しい風を発生させて、対象者の魔法を阻害や妨害をする事が可能であり、威力自体も殺傷能力が高い。しかし余程魔力に自信がある者でなければ、この魔法単体で大魔王クラスの敵を屠る事は不可能に近い。あくまで対象者の魔法を阻害しながらダメージを与えたい時に使われる。但し魔王や真なる魔王といった下位の存在であれば、この魔法だけで十分に仕留める事が可能となる。

 ・絶対防御『アブソリ・デファンス』
 説明:軽減を目的とした防衛魔法。障壁や結界といった効力を自分自身や、対象となる人物単体に掛ける事が可能な防衛魔法である。絶対防御の対象者に対するデバフや、物理的な攻撃をある程度防ぐ事が可能。(詠唱者の魔力によって防衛力は変わるが、魔力値が1億程あれば、相手の戦力値が5億程度の大魔王までの攻撃を半減から3割程の軽減が出来る程である)。

 この魔法は詠唱者が強ければ強い程効果を発揮するが、単なる魔王や真なる魔王といった魔族程度であれば費用対効果は望めない。あくまで『結界』や後述する更なる上位互換と言える防御魔法とは違い、軽減を目的とする魔法である為に、防ぎきれない程の殺傷力の魔法を前にするならば、如何に防ごうと使っても無駄に魔力を使用してしまう為だけの恐れがある為、魔王程度であれば障壁や結界を重ねて使う方が効果的である。相手が格上でどうしようもない場合に、逃げる為に相手の攻撃を1度だけ防ぎたい時などに使う場合は効果的となる。

 ・空間除外『イェクス・クルード』
 説明:除外魔法。自分や対象者が存在している時間軸をずらす魔法であり、相手を倒した後に蘇生されないように魂などを永遠に世界から除外して、復活させないようにする為に使われる事が多い。敵がではなく模《・》に対して、放たれた魔法を使われた場合、例えば部屋中に毒等を放たれて、呼吸が出来ない状況下にされた場合等。この魔法を用いて一時的に自身を除外して、相手の魔法効力が薄れるのを待って延命することを目的とする場合に使う事も可能。(相手を上回る程の魔力次第では、自身ではなくその魔法に対して除外させることも可能である)。

 ・次元防壁『ディメンション・アンミナ』
 説明:防衛魔法。

 前述した『絶対防御アブソリ・デファンス』の上位互換とも言える魔法で、次元そのものを変更させ一方からの攻撃を逸らして、全く違う次元へと移行させて防ぐ魔法である。これは神域魔法の中でも一線を画す『時魔法タイム・マジック』とも呼ばれる。防衛系では最強とされる魔法で、格上相手の『神域魔法』でさえ一撃であれば防ぐ事が可能である。しかし相手が『神』や『魔神』と言った『時魔法タイム・マジック』の影響を受けない相手には『次元防壁ディメンション・アンミナ』で防ぐ事は不可能である。(例えば大魔王ソフィが使役した『力の魔神』が、ソフィの魔力を用いてソフィの魔法を使った場合、相手の『次元防壁ディメンション・アンミナ』を貫通してそのまま落とす事が可能となる)。

 ・凶炎『エビル・フレイム』
 詠唱例:なし

 説明:大魔王フルーフが編み出した攻撃魔法。漆黒の炎を生み出して敵を溶かす炎は汎用系神域炎属性の魔法としては最高位。発動出来る魔力がある時点で、魔導士・魔導使いとしては優秀と認めざるを得ない。使用者は限られており編み出したフルーフを除けば現在の使用者は、フルーフの娘である『魔王』レアくらいのモノである。


 ――『神域・神聖 固有魔法』。

 固有魔法術者:であり、この作品の主人公『ソフィ』。
 使用魔法名:『終焉エンド

 使用効果と範囲:第一形態の『終焉』は、目に届く範囲の対象者の命を奪う。第二形態の『終焉』、ソフィの魔力が届く範囲に居る者全ての命を奪う。第三形態の『終焉』は、魔力が届く範囲に居る者全ての命を奪い魂を即座に浄化する。(魂浄化は魔神級を遥かに凌駕する精度)。魔神級形態『終焉』、狙った対象の命を奪い尽くす。(対象がミラのような命のストックを創り出す事が出来る者であっても、例え那由多の数を越える命のストックを数秒程で奪い尽くす事が可能)。


 固有魔法術者:であり、この作品の主人公『ソフィ』。
 使用魔法名:『転覆カタストロフィ
 使用効果:ソフィの魔力の影響下にいる全ての生物の行動を操り反転させる。(目を開けようとすれば逆に閉じられて、歩こうとすれば足は止まる。空を飛ぼうとすれば、自ら地面へと向かうことになる。酸素を吸引しようとすれば、息を吐いてしまい吸えない)。レキとの対戦時ではレキの固有魔法を封じる為に使用された。

 固有魔法使用者:『ヌー』。
 使用魔法名:『エビル
 使用効果と範囲:対象は使用範囲内に居る敵を闇の中に封じさせて、極大魔法を凝縮させた一撃を与える。

 『エビル』内に取り込まれた対象者が少なければ少ない程に効力は増強される。(闇の中に入れられた存在は一切の行動を制御されるが、術者の魔力を上回る事があれば抜け出す事もある。この魔法によって取り込まれた死神貴族の『テア』曰く、との事)。

 固有魔法使用者:『エルシス』。
 使用魔法名:聖なる滅撃『セイクリッド・バニッシュ』
 使用効果と範囲:魔族に対する特効力を持っている。数万体規模の戦力値500億を越える魔族達を同時に滅する事が可能。

 固有魔法術者:リラリオの魔族の始祖、大魔王『レキ・ヴェイルゴーザ』。
 使用魔法名:『創造羅移界』『クリエイト・トランジワールド』。
 使用条件:発動条件に魔人の特異【支配の目】を持つ事が条件。
 使用効果と範囲:発動と同時に対象者の時間を操る。

 三色併用を用いたソフィの魔力であっても、代替身体程度のレキのこの魔法を回避出来る事は出来なかった。つまりこの魔法が発動された瞬間、効果範囲内に居る存在が防ぐ事は不可能である。
(厳密にはこの時のソフィ以下の魔力しかない者)。

(※ソフィの固有魔法『転覆』のように、レキの『支配の目』を何らかの形で妨害する事が出来れば、創造羅移界の影響を受けなくてすむ)。

 固有魔法使用者:リラリオの魔族の始祖、大魔王『レキ・ヴェイルゴーザ』。
 使用魔法名:『開陣炎爆』『インフェイル・エクリクシス』。
 使用効果と範囲:発動と同時に対象者の身体を紅の炎が燃やす。更に対象者の周囲を巻き込んで円を描くように燃え広がる。そして対象者を取り囲んだ後、徐々に燃え広がった青の炎が対象者に迫り、最初の紅い炎と囲んだ青い炎が混ざり合った瞬間に大爆発を起こす。

 レキの開陣炎爆は、発動と同時に紅が対象者に向かい青が円を囲みながら紅に向かう為『次元防壁』で防ごうと試みても紅を防ぐ事しか出来ずに青は別の対策を立てなければそのまま燃やし尽くされてしまう(※最低でも魔力値が億を越えるか、相応の耐魔力が無ければ、青の炎の熱量に耐えきれず、直撃せずとも蒸発させられる)。

 まだまだ作中に登場している多くの魔法を記載していない為、今後も追加していく予定です。

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