リリーの日記

リリー

夜の仕事の面接から結婚

夜職の求人広告に電話をして
いざ面接の日
私は繁華街の入口で面接の迎えを待っていた。

そこに現れたのが元夫だった。

会った瞬間、好きになったわけじゃないが
この人と結婚するような気がすると
自分の奥の方で何かが反応した。

当時彼は店の一番下っ端で雑用をこなしていた。

そんなこんなで私たちは出会い3年程で結婚した。

そして世間がコロナ禍に包まれる直前に
離婚という形を取り
現在は仕事上のパートナーであり
腐れ縁の親友だと思っている。

私たちの結婚生活は世間一般の結婚生活とは掛け離れたもので3日以上一緒にいた事はなかった。

ほとんど別居婚だった。

お互い自由を好み、束縛や干渉を嫌っていた為、自然にそうなった。

ただ、彼は実家暮らしだった為

彼がほとんど帰らない彼の実家で
私が彼の親と生活を共にしていた。

それが私を少しずつ追い詰めた。



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