異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。
第73話:自由都市大虐殺
皇紀2223年・王歴227年・早春・自由都市
俺はベリアル教団の聖堂騎士団を一瞬で眠らせた。
嬢子軍と老若兵団に武装解除させただけでなく、衣服もはぎ取らせた。
真っ裸にした上で、縄で厳しく縛って身動きできないようにした。
それの現場を自由都市の城壁内から見ていたアザエル教団狂信者は、全財産を渡すから命だけは奪わないでくれと泣いて頼んできた。
だが俺は許さず、同じように眠りの魔術で昏睡させて、無血で自由都市を占領し、アザエル教団狂信者を裁きの場に引き据えた。
「お前達背教徒は、命乞いをする他の宗派の信徒を許したのか。
俺に襲いかかってき四地方の背教徒が、奪った地方の他宗徒から奪い犯し殺していたのは、お前達も知っていただろう。
そしてお前達も、俺の、皇国名誉侯爵の所有物を奪った。
軍を動員しなければ謝りもしなかった。
そのような者を許すわけがないだろう、死ね」
「ヒィイイイイイ、どうか、どうか、どうか本人だけを殺してください。
私達何の罪もない女房子供はお見逃し願います」
「黙れ、神の教えに背く背教徒が、勝手に口を開くな。
俺の最後通告を聞いていなかったのか。
それとも自分達の身勝手な考え以外は頭にも心にも入らないのか。
お前達背教徒は、他宗信徒の女子供を犯し、奴隷にして売り払っていた。
この国に残しては、また必ず正しい神の教えを信ずる者を害する。
だから異国の商人に売り払ってやる」
「ヒィイイイイイ、お許しください、どうかお許しください」
「次、アザエル教団の信徒ではない者達に聞く。
ここはベリアル教団領の自由都市だったが、俺が接収する。
俺に従いきちっと税を納めるのなら、罰金を払うだけで許してやる。
誤魔化さずに税を納めるのなら、商売の自由も与えよう。
従わないのなら、罰金を取って俺の領地から追放するだけで許してやる。
ただし、俺が新たに領地を切り取ったら、そこからも追放する。
子々孫々、俺の領内に立ち入ることは許さない、どうする」
「従わせていただきます」
「罰金も税も払わせていただきます」
「これからも、決して税を誤魔化したりはしません」
「決して閣下には背かないと誓わせていただきます」
「子々孫々、閣下には逆らうなと教え諭します」
「「「「「どうか、自由都市においてください、お願い致します」」」」」
俺が占領した自由都市にいた住民は、七割がアザエル教団狂信者だった。
家の戸主を全員斬首にし、家族は海外貿易をおこなっている湊に送った。
外国の奴隷商人が来たら売り払うためだ。
アザエル教団狂信者の財産は、家屋敷も含めて全て没収した。
他宗徒の住民からも、俺の商船団を拿捕したのに相応しい莫大な罰金を取った。
内心では吐き気がするほど嫌だったが、断じて行った。
そして最後の仕上げにベリアル教団の大神殿に軍を進めた。
俺はベリアル教団の聖堂騎士団を一瞬で眠らせた。
嬢子軍と老若兵団に武装解除させただけでなく、衣服もはぎ取らせた。
真っ裸にした上で、縄で厳しく縛って身動きできないようにした。
それの現場を自由都市の城壁内から見ていたアザエル教団狂信者は、全財産を渡すから命だけは奪わないでくれと泣いて頼んできた。
だが俺は許さず、同じように眠りの魔術で昏睡させて、無血で自由都市を占領し、アザエル教団狂信者を裁きの場に引き据えた。
「お前達背教徒は、命乞いをする他の宗派の信徒を許したのか。
俺に襲いかかってき四地方の背教徒が、奪った地方の他宗徒から奪い犯し殺していたのは、お前達も知っていただろう。
そしてお前達も、俺の、皇国名誉侯爵の所有物を奪った。
軍を動員しなければ謝りもしなかった。
そのような者を許すわけがないだろう、死ね」
「ヒィイイイイイ、どうか、どうか、どうか本人だけを殺してください。
私達何の罪もない女房子供はお見逃し願います」
「黙れ、神の教えに背く背教徒が、勝手に口を開くな。
俺の最後通告を聞いていなかったのか。
それとも自分達の身勝手な考え以外は頭にも心にも入らないのか。
お前達背教徒は、他宗信徒の女子供を犯し、奴隷にして売り払っていた。
この国に残しては、また必ず正しい神の教えを信ずる者を害する。
だから異国の商人に売り払ってやる」
「ヒィイイイイイ、お許しください、どうかお許しください」
「次、アザエル教団の信徒ではない者達に聞く。
ここはベリアル教団領の自由都市だったが、俺が接収する。
俺に従いきちっと税を納めるのなら、罰金を払うだけで許してやる。
誤魔化さずに税を納めるのなら、商売の自由も与えよう。
従わないのなら、罰金を取って俺の領地から追放するだけで許してやる。
ただし、俺が新たに領地を切り取ったら、そこからも追放する。
子々孫々、俺の領内に立ち入ることは許さない、どうする」
「従わせていただきます」
「罰金も税も払わせていただきます」
「これからも、決して税を誤魔化したりはしません」
「決して閣下には背かないと誓わせていただきます」
「子々孫々、閣下には逆らうなと教え諭します」
「「「「「どうか、自由都市においてください、お願い致します」」」」」
俺が占領した自由都市にいた住民は、七割がアザエル教団狂信者だった。
家の戸主を全員斬首にし、家族は海外貿易をおこなっている湊に送った。
外国の奴隷商人が来たら売り払うためだ。
アザエル教団狂信者の財産は、家屋敷も含めて全て没収した。
他宗徒の住民からも、俺の商船団を拿捕したのに相応しい莫大な罰金を取った。
内心では吐き気がするほど嫌だったが、断じて行った。
そして最後の仕上げにベリアル教団の大神殿に軍を進めた。
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