404号室の旅人
第四話 「やるならやらねば」
藤田「ええ〜〜何あれ、めっちゃ怖かった〜どうしよ〜、、すごいヤダ!この僕の城に入ってくるなんて、、許せない、、しかも父さんの残してくれた画を盗むなんて、、許せない!」
藤田は想像もしていなかった外敵の侵入に身体が震えた。
心臓がバクバク鳴っている。
白黒の自分の部屋を見渡す。
藤田(父さん、、、僕に力を、、、。)
藤田「どうにかしなきゃ、、守らなきゃ、この城を、この画を、、、。」
藤田は壁に掛けてある2枚の画を見つめた。
藤田(そういえば、、、あいつ変な事言ってたな?)
藤田は鍵屋が言っていた言葉を思い出す。
回想
鍵屋「そうだよな!ごめんごめん!あ、このゲーム懐かしいね!俺もやってたよ!何これ?プレステのソフトだよな?本体無いけどどうやってやってるの?」
部屋を見ると プレステ本体は確かにそこにあった。
藤田「、、、、そうか!あいつ 白黒の部屋なんて見慣れてないからプレステの本体が白くて背景と同化して気づかなかったんだ、、、。」
藤田は2枚の画を壁から取ると隣の部屋のドアを開けた。
その部屋は寝室になっていた。
入ってドアの左側の壁に2枚の画を飾る。
藤田「これでとりあえず上手くいけば、、、。」
間髪入れずガチャっと玄関が開く音がした。
藤田「え?はやっ、もう来たのか?」
玄関に走って向かうと、そこには鍵屋が立っていた。
鍵屋「よう!画を頂きに来たぜ!」
藤田「もう来たんですか?」
鍵屋「は?、、、、この前はとっさに侵入しちまったから何も持ってなかったけど今日は俺にはコイツがあるぜ!」
そう言うと鍵屋はツナギの内ポケットからリボルバー式の小さな拳銃を取り出した。
藤田「そ、それ本物ですか?」
鍵屋「試してみるか?前にも言った通り、俺は何処にでも侵入出来るんだからな。ヤクザの事務所なんて簡単なんだぜ、、。」
藤田「そ、そ、そんなの撃ったら近所中に響きますよ?」
鍵屋「だってこの中の音は外に聞こえないんだろ?さ、画を渡しな!」
そう言うと鍵屋は拳銃を突きつけながら部屋に入ってきた。
鍵屋が部屋を見渡すと壁に飾ってあった2枚の画が無い。時計だけが壁に掛かっていた。
鍵屋「、、、、画を何処にやった?案内しろ!」
藤田「、、、隣の寝室です、、。」
鍵屋「本当だろうな?案内しろ!」
藤田は両手を上げながら寝室へ鍵屋を案内した。
藤田「、、、入って左の壁にあります。」
鍵屋が慎重に寝室に入る。
鍵屋「おお〜〜あったあった!」
その瞬間、藤田が寝室のドアを思い切り閉めた。
鍵屋「おい!おっさん!開けろ!」
寝室内からドアを叩く音が響く。
藤田は力の限りにドアノブを離さず開かないようにしている。
藤田「わ〜〜〜〜やだやだ!!いなくなれ〜〜どっか行け!!!」
鍵屋「おい!!てめぇ!!開けやがれ!!」
藤田「やだやだ!!!消えろ!!!!消えろ!!!!」
藤田はドアノブを握り締めたまま強く念じた。
しばらくすると鍵屋がドアを叩く音が消えた。
藤田「、、、、、あれ、、、、?ん??」
恐る恐る寝室のドアを開ける。
藤田「、、、あれ??もしも〜し、、、。」
ドアを開けた瞬間、藤田は自分の目を疑った。
ドアの向こうには砂漠が広がっていた。
その砂漠は白黒ではなく、色が付いていた。
藤田「、、、、何これ?」
藤田は想像もしていなかった外敵の侵入に身体が震えた。
心臓がバクバク鳴っている。
白黒の自分の部屋を見渡す。
藤田(父さん、、、僕に力を、、、。)
藤田「どうにかしなきゃ、、守らなきゃ、この城を、この画を、、、。」
藤田は壁に掛けてある2枚の画を見つめた。
藤田(そういえば、、、あいつ変な事言ってたな?)
藤田は鍵屋が言っていた言葉を思い出す。
回想
鍵屋「そうだよな!ごめんごめん!あ、このゲーム懐かしいね!俺もやってたよ!何これ?プレステのソフトだよな?本体無いけどどうやってやってるの?」
部屋を見ると プレステ本体は確かにそこにあった。
藤田「、、、、そうか!あいつ 白黒の部屋なんて見慣れてないからプレステの本体が白くて背景と同化して気づかなかったんだ、、、。」
藤田は2枚の画を壁から取ると隣の部屋のドアを開けた。
その部屋は寝室になっていた。
入ってドアの左側の壁に2枚の画を飾る。
藤田「これでとりあえず上手くいけば、、、。」
間髪入れずガチャっと玄関が開く音がした。
藤田「え?はやっ、もう来たのか?」
玄関に走って向かうと、そこには鍵屋が立っていた。
鍵屋「よう!画を頂きに来たぜ!」
藤田「もう来たんですか?」
鍵屋「は?、、、、この前はとっさに侵入しちまったから何も持ってなかったけど今日は俺にはコイツがあるぜ!」
そう言うと鍵屋はツナギの内ポケットからリボルバー式の小さな拳銃を取り出した。
藤田「そ、それ本物ですか?」
鍵屋「試してみるか?前にも言った通り、俺は何処にでも侵入出来るんだからな。ヤクザの事務所なんて簡単なんだぜ、、。」
藤田「そ、そ、そんなの撃ったら近所中に響きますよ?」
鍵屋「だってこの中の音は外に聞こえないんだろ?さ、画を渡しな!」
そう言うと鍵屋は拳銃を突きつけながら部屋に入ってきた。
鍵屋が部屋を見渡すと壁に飾ってあった2枚の画が無い。時計だけが壁に掛かっていた。
鍵屋「、、、、画を何処にやった?案内しろ!」
藤田「、、、隣の寝室です、、。」
鍵屋「本当だろうな?案内しろ!」
藤田は両手を上げながら寝室へ鍵屋を案内した。
藤田「、、、入って左の壁にあります。」
鍵屋が慎重に寝室に入る。
鍵屋「おお〜〜あったあった!」
その瞬間、藤田が寝室のドアを思い切り閉めた。
鍵屋「おい!おっさん!開けろ!」
寝室内からドアを叩く音が響く。
藤田は力の限りにドアノブを離さず開かないようにしている。
藤田「わ〜〜〜〜やだやだ!!いなくなれ〜〜どっか行け!!!」
鍵屋「おい!!てめぇ!!開けやがれ!!」
藤田「やだやだ!!!消えろ!!!!消えろ!!!!」
藤田はドアノブを握り締めたまま強く念じた。
しばらくすると鍵屋がドアを叩く音が消えた。
藤田「、、、、、あれ、、、、?ん??」
恐る恐る寝室のドアを開ける。
藤田「、、、あれ??もしも〜し、、、。」
ドアを開けた瞬間、藤田は自分の目を疑った。
ドアの向こうには砂漠が広がっていた。
その砂漠は白黒ではなく、色が付いていた。
藤田「、、、、何これ?」
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