今まで俺に冷たくしていた美少女が席替えで隣の席になった途端優しくしてくるんだが
第20話 三人の夢
「霧斗くんおはよ!」
「おはよう、今日は茨乃達と来てないのか?」
「うっす霧斗」
「おはよ、篠宮君」
「おはよう二人とももしかして梨華の後ろに隠れてた?」
「まあな!それにしてもよなんで昨日早退したんだ?」
「それについては黙秘する」
「何よ教えてくれてもいいじゃない」
「教えたら意味ないよ」
「確かにそうかも」
四人でいつものように喋っていると先生が朝のSHRが始まった。今日は一時間目から進路発表がある。霧斗は笑っていた。
「霧斗くんなんで笑ってるの?」
「いや三人の夢?進路?が聞けるのかと思うと少しワクワクしてさ」
「あ、それねっと早く行くよ」
体育館に入ると椅子とテーブルが置いてあり文化祭を思わせる配置だった。席は自由だった。ただクラス別に別れている。テーブルには霧斗、梨華、茨乃、瞬が座った。
進路発表はグループに分かれているメール基本的に皆グループで座っていた。
「はじめに鷹野梨華、山里茨乃、野口瞬のグループによる進路発表です」
一番最初に梨華達が呼ばれた。霧斗は三人を見送るとペットボトルの水を飲み干した。
「気をつけ、礼これから私たちの進路発表を始めます。メンバーは私、鷹野梨華と」
「山里茨乃と」
「野口瞬です。はじめに僕の進路から発表します。僕の進路は篠宮君と一緒に楽器をする事です。僕自身もともと楽器はあまり好きではないのですが、篠宮君を小学校からみていると、常に楽器と一緒にいることがわかりました。なので僕は篠宮君と楽器をやりながら影から支えていきたいなと思います」
「次は私ですね。私も瞬君と同じです。篠宮君と一緒に楽器をしていきたいと思います。なぜなら初めて篠宮君のピアノを聞いたとき感動しました。そして私も篠宮君を影から支えていきたいと思うようになり楽器を始めました。最初は難しい楽器でもだんだんと演奏できるようになるにつれて嬉しく思いました」
「最後は私です。私も二人と同じできり…篠宮君と楽器をやりたいと思っています。私自身ピアノは少し弾けますが篠宮君のピアノを聞いてからこの人と一緒にいればピアノがうまくなると思いました。だから私は篠宮君とともに楽器を演奏したいと思いました」
「これで僕たちの発表を終わります。気をつけ、礼」
発表を聞いた霧斗は驚いた。まさか三人とも自分と一緒に楽器をしたいと言うとは思わなかったからだ。
席に戻った三人をよそに霧斗はがちがちに緊張していた。
そして霧斗の出番がまわってきた。
「おはよう、今日は茨乃達と来てないのか?」
「うっす霧斗」
「おはよ、篠宮君」
「おはよう二人とももしかして梨華の後ろに隠れてた?」
「まあな!それにしてもよなんで昨日早退したんだ?」
「それについては黙秘する」
「何よ教えてくれてもいいじゃない」
「教えたら意味ないよ」
「確かにそうかも」
四人でいつものように喋っていると先生が朝のSHRが始まった。今日は一時間目から進路発表がある。霧斗は笑っていた。
「霧斗くんなんで笑ってるの?」
「いや三人の夢?進路?が聞けるのかと思うと少しワクワクしてさ」
「あ、それねっと早く行くよ」
体育館に入ると椅子とテーブルが置いてあり文化祭を思わせる配置だった。席は自由だった。ただクラス別に別れている。テーブルには霧斗、梨華、茨乃、瞬が座った。
進路発表はグループに分かれているメール基本的に皆グループで座っていた。
「はじめに鷹野梨華、山里茨乃、野口瞬のグループによる進路発表です」
一番最初に梨華達が呼ばれた。霧斗は三人を見送るとペットボトルの水を飲み干した。
「気をつけ、礼これから私たちの進路発表を始めます。メンバーは私、鷹野梨華と」
「山里茨乃と」
「野口瞬です。はじめに僕の進路から発表します。僕の進路は篠宮君と一緒に楽器をする事です。僕自身もともと楽器はあまり好きではないのですが、篠宮君を小学校からみていると、常に楽器と一緒にいることがわかりました。なので僕は篠宮君と楽器をやりながら影から支えていきたいなと思います」
「次は私ですね。私も瞬君と同じです。篠宮君と一緒に楽器をしていきたいと思います。なぜなら初めて篠宮君のピアノを聞いたとき感動しました。そして私も篠宮君を影から支えていきたいと思うようになり楽器を始めました。最初は難しい楽器でもだんだんと演奏できるようになるにつれて嬉しく思いました」
「最後は私です。私も二人と同じできり…篠宮君と楽器をやりたいと思っています。私自身ピアノは少し弾けますが篠宮君のピアノを聞いてからこの人と一緒にいればピアノがうまくなると思いました。だから私は篠宮君とともに楽器を演奏したいと思いました」
「これで僕たちの発表を終わります。気をつけ、礼」
発表を聞いた霧斗は驚いた。まさか三人とも自分と一緒に楽器をしたいと言うとは思わなかったからだ。
席に戻った三人をよそに霧斗はがちがちに緊張していた。
そして霧斗の出番がまわってきた。
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