今まで俺に冷たくしていた美少女が席替えで隣の席になった途端優しくしてくるんだが
第12話 可愛い…
「久しぶりだな~!!美緒ちゃんと会うの」
「そういえばしばらくあってなかったよね」
などと二人で盛り上がっているところを茨乃から質問された。
「ちょっとその美緒って人誰なの?瞬君」
「あーそういえば知らないか。霧斗の妹だよ。いくつだっけ?」
「もう中学一年だ」
「もう中学か…さぞかしおっきくなってるんだろうな」
そう会話しているうちに家についた。まだ美緒は帰ってきてないようだ。
「りぃーす」
「おじゃましまーす」
そういって瞬と梨華は上がってくるが茨乃は一向にあがろうとしなかった。
「ん?茨乃さん、上がりなよ」
「うん…お邪魔します」
茨乃が上がったところでリビングに向かうとあたかも自分の家のようにソファーに転がってる瞬がいた。
「瞬くん、少しは遠慮したら?」
「梨華さんのいうとおりここは人の家ですよ?」
「梨華と茨乃さんは知らないと思うが瞬はいつもあれだ。気にせずに二人とも座って」
「そうそう!霧斗のいうとおりだ」
瞬がそういうと二人は遠慮しながら座った。茨乃は周りを見て言った。
「すごい…この楽器の数々、全部でいくらしたんですか?」
「ほとんど貰ったやつだからほぼ無料だよ」
「無料ですか?」
「そうだよ。瞬、夕飯食べる?」
「食べる食べる!久しぶりだな~霧斗の作る晩飯を食うなんて」
「二人はどうする?」
「私は食べよっかな」
「私も食べます」
三人とも霧斗宅で夕飯を食べることに決まった。今の時刻は五時を少しまわったところ。美緒が帰ってくるのが五時半くらいだ。
「今日の晩飯何がいい?」
「俺はラーメンだな」
「私もラーメンでいいよ」
「二人と同じのでいいです」
「分かった。瞬だけインスタントな」
「おいまて…インスタントはいつでも食える!」
「はいはい味噌でいいな」
「いいよ」
「いいよ…って霧斗くんラーメン作れるの?」
「作れるに決まってるだろ。過去に動画上げたわ!」
「そうそう、霧斗が作れることができるのは全部YouTubeであがってるぞ」
そうやりとりをしていると茨乃が笑い出した。
「ん?茨乃っち、どうしたんだ?」
「いや、ただ三人とも仲がいいなって」
「そういうことか。俺と霧斗は小学校からのつきあいだからな!」
「そうだったんだ」
「ずいぶんと賑やかだなぁ。そろそろ美緒が帰ってくるぞ」
霧斗がそういった瞬間に扉が開けられた。
「霧坊ただいま。瞬坊も久しぶりだね。それと梨華ちゃんも…あと一人知らない人が混じってるのだけど」
「可愛い…」
茨乃が美緒にみとれていたので霧斗が説明してやった。
「お帰り、美緒その人は瞬の彼女の山里茨乃っていう人だ」
「瞬坊の彼女さんだったの?始めまして篠宮霧斗の妹の篠宮美緒です」
「あ…失礼。私は山里茨乃っていいます。よろしくお願します」
「それで霧坊は彼女できたの?」
「ん?できたぞ、そこにいる梨華だ」
「梨華ちゃんが彼女なの?というか二人とも彼女ができたのなら呼び方も変えた方がいいね。霧坊と瞬坊だから…霧爺と瞬爺?」
「止めてくれ。まだ霧坊の方がましだ」
でも悪くないかもな。
そう思った霧斗であった。
「そういえばしばらくあってなかったよね」
などと二人で盛り上がっているところを茨乃から質問された。
「ちょっとその美緒って人誰なの?瞬君」
「あーそういえば知らないか。霧斗の妹だよ。いくつだっけ?」
「もう中学一年だ」
「もう中学か…さぞかしおっきくなってるんだろうな」
そう会話しているうちに家についた。まだ美緒は帰ってきてないようだ。
「りぃーす」
「おじゃましまーす」
そういって瞬と梨華は上がってくるが茨乃は一向にあがろうとしなかった。
「ん?茨乃さん、上がりなよ」
「うん…お邪魔します」
茨乃が上がったところでリビングに向かうとあたかも自分の家のようにソファーに転がってる瞬がいた。
「瞬くん、少しは遠慮したら?」
「梨華さんのいうとおりここは人の家ですよ?」
「梨華と茨乃さんは知らないと思うが瞬はいつもあれだ。気にせずに二人とも座って」
「そうそう!霧斗のいうとおりだ」
瞬がそういうと二人は遠慮しながら座った。茨乃は周りを見て言った。
「すごい…この楽器の数々、全部でいくらしたんですか?」
「ほとんど貰ったやつだからほぼ無料だよ」
「無料ですか?」
「そうだよ。瞬、夕飯食べる?」
「食べる食べる!久しぶりだな~霧斗の作る晩飯を食うなんて」
「二人はどうする?」
「私は食べよっかな」
「私も食べます」
三人とも霧斗宅で夕飯を食べることに決まった。今の時刻は五時を少しまわったところ。美緒が帰ってくるのが五時半くらいだ。
「今日の晩飯何がいい?」
「俺はラーメンだな」
「私もラーメンでいいよ」
「二人と同じのでいいです」
「分かった。瞬だけインスタントな」
「おいまて…インスタントはいつでも食える!」
「はいはい味噌でいいな」
「いいよ」
「いいよ…って霧斗くんラーメン作れるの?」
「作れるに決まってるだろ。過去に動画上げたわ!」
「そうそう、霧斗が作れることができるのは全部YouTubeであがってるぞ」
そうやりとりをしていると茨乃が笑い出した。
「ん?茨乃っち、どうしたんだ?」
「いや、ただ三人とも仲がいいなって」
「そういうことか。俺と霧斗は小学校からのつきあいだからな!」
「そうだったんだ」
「ずいぶんと賑やかだなぁ。そろそろ美緒が帰ってくるぞ」
霧斗がそういった瞬間に扉が開けられた。
「霧坊ただいま。瞬坊も久しぶりだね。それと梨華ちゃんも…あと一人知らない人が混じってるのだけど」
「可愛い…」
茨乃が美緒にみとれていたので霧斗が説明してやった。
「お帰り、美緒その人は瞬の彼女の山里茨乃っていう人だ」
「瞬坊の彼女さんだったの?始めまして篠宮霧斗の妹の篠宮美緒です」
「あ…失礼。私は山里茨乃っていいます。よろしくお願します」
「それで霧坊は彼女できたの?」
「ん?できたぞ、そこにいる梨華だ」
「梨華ちゃんが彼女なの?というか二人とも彼女ができたのなら呼び方も変えた方がいいね。霧坊と瞬坊だから…霧爺と瞬爺?」
「止めてくれ。まだ霧坊の方がましだ」
でも悪くないかもな。
そう思った霧斗であった。
コメント