ガチャスキル2つ貰ったら辺境の村に連れていかれたのでガチャスキル使って発展させようと思います

時雨古鷹

第11話  王都の現状

「わかったよ。陛下たちが追い出された翌日からスケルは税を上げたよ。そして払えない民が出てくると拷問、もしくは死刑になるね。さらには気に入った女性を攫っては犯し飽きたら殺しているよ」

それを聞いたカリスは唖然とした。だがしかし引っかかるところがある。それは女性を犯しているというところだ。スケルの年齢はカリスと同じ10歳だ。10歳の少年のあれはまだ発達してないのだ。

「アルトさん、ちょっといいですか?スケルは女性を犯しているんですよね?スケルは僕と同じ10歳、あれは発達してないはずでは?」

「それは、魔法で股間を成長させてるんだよ。ほらあったでしょ?スケルのスキル、【神聖】が」

「確かにですね…」

「早く王都を取り返したいのじゃが…スケルの奴が帝級魔法を多く使う上に結界まで張っておる」

「そうだねー。陛下、僕もしばらくここにとどまるよー。子供を連れてきているからね」

「ほう?そなたの子供にも勉強さればどうか?キルス殿はとてもわかりやすいぞ?」

「そうかい?なら2人とも通わせようかな。キルス君だっけ?よろしくね」

「わかりました。アルト様」

「そんなに、様なんてつけなくていいよー。苦手だからね」

「わかった。アルトさん」

アルトはそれを聞いてにっこり笑った。その笑顔はとても34歳の笑顔とは思えないほど輝いていた。

「カリス、今帰ったわ。あら?見ない顔ね。名前は……」

「僕は「アルト=アストラルって言うのね」っえ?あったことないよね?」

「ライムさん、おかえりなさい。しばらく人数がまた増えますよ。アルトさんにその子供達も暫くいるそうですから」

「そう。ならアルト、よろしくね」

「ライム…?もしかして……生命神ライム様……?」

「そうよ。言ってなかった?」

「ももも、申し訳ありません!!」

「普通に接してちょうだい?じゃないと過ごしにくいわ」

「そうですか。なら普段の感じでいいね、様は譲れないけど」

「それでいいわ」

「アルトさん、このくらいで驚いていたらこの先多分体持ちませんよ」

「そうなのかい?それは楽しみだなー」

「そういうならカリス、ガチャ1回やってみたら?」

「ガチャをやれって、どっちをやればいいんですか?」

「2回は引けるでしょ?ならそれぞれ1回ずつよ」

「ハイハイわかりました。ということで少しスペースを開けて貰えます?」

「わかったけど。ガチャ?を引くんだね?」

「はいそうです。スキル【異界ガチャ】発動!!」

空間が歪む。歪みが収まるとそこには美しい男性?女性?がたっていた。

〈SR 男ですよ 森蘭丸〉

「は……い……?」

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