ガチャスキル2つ貰ったら辺境の村に連れていかれたのでガチャスキル使って発展させようと思います
第7話 これって城ですよね?
カリスは広場にいた。目の前に広がるのは空き地だ。昌幸を召喚し人が増えたので早急に家を建てるのだ。
「カリス、なに考えてんだ?俺たちの住む家だろ?簡素なやつでいいんじゃねえか?」
「ガイさん。簡素だとすぐに倒壊してしまいますよ。忘れたんですか?ここが辺境の村だということを」
「忘れてたわ。それより設計を考えているのか?それなら……誰だっけ?さ、さ、真田?が得意なんじゃねえか?」
「確かに得意じゃの。カリス殿、ここは儂に任せてはくれまいか」
ガイとカリスガイ話しているといつの間にかやってきた昌幸がガイの真後ろにたってそういった。
「昌幸さん、そこまで言うなら任せますよ。広さは今目の前に広がっている広さです。どのくらいで終わりますか?」
「そうじゃの……これくらいの広さじゃったら3階建てが妥当かの。これなら魔神どもの手下が攻めてきても迎え撃てよう。小さくはなるがまあ今はこれくらいじゃ」
そういいながら昌幸はササッと紙に書いていった。
「早すぎません?ってしっかりできてますね」
「そうじゃろう。さっきガリス殿に空き家がいくらあるかと尋ねて来たのじゃが…つい先日解体した家の木材があるって言っておったからな。1日で建つのではないか?」
「1日……ですか。わかりましたすぐに取り掛かりましょう」
ガイを他所に話を進めたカリス達は村の男性達を集めてまわり大急ぎで建築をした。
作業は夕方までかかった。家は経建ったのだがその外見は……
1mくらいの小さな石垣の上には1番広い1階が広がりそのフロアには窓が大量に取り付けられた。2階は少し小さくなったが1階と同様に窓が大量に取り付けられた。しかしここから部屋がある。最上階はというと2階より少し小さく全てが部屋になっている。
この家を見上げたキルスは恐る恐る昌幸に尋ねた。
「昌幸様……これって城ですよね?」
「キルス殿は鋭いな。いかにも簡易じゃが城じゃ」
「家を建てるって言ってたような気が……いやでも辺境ですしね。さすが昌幸さんです」
「これぐらい簡単なことじゃよ。してこうゆう物が出てきたんじゃが……」
「これって神聖石じゃないですか!しかも3個も…」
「昌幸!!でかしたわ!!これでガチャができるわよ!」
いつの間にか来ていたライムが昌幸の肩を掴んでそう言っていた。
「ガチャか……信繁が欲しいんじゃがの。こればかりは運次第じゃ」
「信繁といえば……あれですか神話で1番最後まで諦めず戦った英雄、真田幸村ですよね?昌幸様」
「キルス殿、幸村…とは?」
「あっそうでした。昌幸様はその時にはいませんでしたから分かりませんよね。昌幸様が封印された翌年にその息子である真田信繁が昌幸様の幸の字をとり幸村と改名したのです。ちなみに真田信幸も幸の字を捨て信之と改名したのです」
「そうであったか。しかしあの信幸がわしが与えた幸の字を捨てるとは何があったんじゃ?」
「確か神話に書かれていたのは、信幸は昌幸が封印されたあと敗戦続きで幸の字を名前につける資格などないとして信之に改名したと書かれていました」
「そのようなことがあったのじゃな。キルス殿、礼を言うぞ。しかし幸村が1番最後まで残ったとはの…」
「昌幸さん、そろそろご飯にしませんか?」
カリスがそういうと昌幸は空を見上げた。そして頷いた。
「そうじゃの。ガチャをするのは後で良いじゃろう」
「そうです。必ず幸村さんを呼び出して見せますから待っててくださいね」
そうして2人は城の中に入っていった。
「カリス、なに考えてんだ?俺たちの住む家だろ?簡素なやつでいいんじゃねえか?」
「ガイさん。簡素だとすぐに倒壊してしまいますよ。忘れたんですか?ここが辺境の村だということを」
「忘れてたわ。それより設計を考えているのか?それなら……誰だっけ?さ、さ、真田?が得意なんじゃねえか?」
「確かに得意じゃの。カリス殿、ここは儂に任せてはくれまいか」
ガイとカリスガイ話しているといつの間にかやってきた昌幸がガイの真後ろにたってそういった。
「昌幸さん、そこまで言うなら任せますよ。広さは今目の前に広がっている広さです。どのくらいで終わりますか?」
「そうじゃの……これくらいの広さじゃったら3階建てが妥当かの。これなら魔神どもの手下が攻めてきても迎え撃てよう。小さくはなるがまあ今はこれくらいじゃ」
そういいながら昌幸はササッと紙に書いていった。
「早すぎません?ってしっかりできてますね」
「そうじゃろう。さっきガリス殿に空き家がいくらあるかと尋ねて来たのじゃが…つい先日解体した家の木材があるって言っておったからな。1日で建つのではないか?」
「1日……ですか。わかりましたすぐに取り掛かりましょう」
ガイを他所に話を進めたカリス達は村の男性達を集めてまわり大急ぎで建築をした。
作業は夕方までかかった。家は経建ったのだがその外見は……
1mくらいの小さな石垣の上には1番広い1階が広がりそのフロアには窓が大量に取り付けられた。2階は少し小さくなったが1階と同様に窓が大量に取り付けられた。しかしここから部屋がある。最上階はというと2階より少し小さく全てが部屋になっている。
この家を見上げたキルスは恐る恐る昌幸に尋ねた。
「昌幸様……これって城ですよね?」
「キルス殿は鋭いな。いかにも簡易じゃが城じゃ」
「家を建てるって言ってたような気が……いやでも辺境ですしね。さすが昌幸さんです」
「これぐらい簡単なことじゃよ。してこうゆう物が出てきたんじゃが……」
「これって神聖石じゃないですか!しかも3個も…」
「昌幸!!でかしたわ!!これでガチャができるわよ!」
いつの間にか来ていたライムが昌幸の肩を掴んでそう言っていた。
「ガチャか……信繁が欲しいんじゃがの。こればかりは運次第じゃ」
「信繁といえば……あれですか神話で1番最後まで諦めず戦った英雄、真田幸村ですよね?昌幸様」
「キルス殿、幸村…とは?」
「あっそうでした。昌幸様はその時にはいませんでしたから分かりませんよね。昌幸様が封印された翌年にその息子である真田信繁が昌幸様の幸の字をとり幸村と改名したのです。ちなみに真田信幸も幸の字を捨て信之と改名したのです」
「そうであったか。しかしあの信幸がわしが与えた幸の字を捨てるとは何があったんじゃ?」
「確か神話に書かれていたのは、信幸は昌幸が封印されたあと敗戦続きで幸の字を名前につける資格などないとして信之に改名したと書かれていました」
「そのようなことがあったのじゃな。キルス殿、礼を言うぞ。しかし幸村が1番最後まで残ったとはの…」
「昌幸さん、そろそろご飯にしませんか?」
カリスがそういうと昌幸は空を見上げた。そして頷いた。
「そうじゃの。ガチャをするのは後で良いじゃろう」
「そうです。必ず幸村さんを呼び出して見せますから待っててくださいね」
そうして2人は城の中に入っていった。
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