ガチャスキル2つ貰ったら辺境の村に連れていかれたのでガチャスキル使って発展させようと思います
第5話 【異界ガチャ】を引こう
翌日、カリスは朝はやく聖骸のところにお祈りに来ていた。カリスの心の内は何をすればいいのかを迷っていた。
昨日伝えられた事だ。
カリスの前世は武神の神、アハトの子供ケミカルだということ。そして復活しそうな魔神をカリスのスキル、【神ガチャ】と【異界ガチャ】を用いて戦わなければ行けないということ。
俺の前世が神様だとしても今の俺もとい僕はただのちっぽけな人間だ。神だった頃の記憶を忘れているだけの……ただの人間だ。まあこの村の伝承に出てくる人だということは変わらないが。
カリスは聖骸に背を向け泊めさせて貰ったガリスの家に戻って行った。
「カリス、おはよう。今日は何するの?あとはいこれ」
「ライムさん。この石?なんですか?」
「今日の貢物よ。その神聖石3つでガチャが1回できるわ。もちろん金貨100枚でもガチャはできるけどね」
「ありがたく受けっ取っときます。今日はちょっと僕たちが住む家を建てようと思っています」
「へぇー私も手伝うわ。それと昨日渡しそびれたの。【神ガチャ】で引いた神から1つスキルや魔法を授けられるのよ。ということで私のスキル【生命の煌めき】をさずけるわ。どういうのかと言うと、たとえ死んだ人がいたとしてもこのスキルを使えば生き返らせることが可能なのよ。その代わり1ヶ月に1回しか使えないけどね」
「そうなんですね。ありがとうございます」
カリスはそういいながらスキル欄を眺めていた。
「カリス君、ライムさんおはよう。今日はなにかするのかい」
「キルスさん、おはようございます。今日は僕たちが住むための家を建てようと思っています」
「そうかい。それはそうと【異界ガチャ】引いてみたらどう?僕も気になるんだ。なんせカリス君のスキルは神話に出てくる神さまを召喚できるんだからね」
「キルスの言うとうりだよ。私たちのあの戦いが神話になっていることは知らないけど初回はSSR確定の無料だよ。これから魔神と対抗していくには結束が大事だからね」
「分かりました。今から引きましょうか。僕も気になりますし。スキル【異界ガチャ】発動」
また虹色の光が視界を染めた。そして光が収まるとそこには頭が良さそうな男性がたっていた。
〈SSR 表裏比興 真田昌幸 を獲得しました〉
「ひょうり……ひきょう?」
カリスがそう呟くとキルスは目を輝かせた。
「表裏比興ってあの真田昌幸かい?」
「いかにも。儂は真田昌幸である。してここはどこじゃ?儂は封印されていたはずじゃが……」
「久しぶりね。昌幸…1万年ぶりと行ったところかしら」
「1万年後とは…もしや儂らが封印されてから1万年もあとの世界ということかの?それと…ライム殿か久しいの。してそちらの2人はなんじゃ?」
「その2人のうち左の人はこの世界の運命を握っているの。魔神たちが封印されてから1万年、もうすぐ封印が解けるのよ」
「昌幸さん。初めましてでいいでしょうか?僕はカリスといいます」
「昌幸様!!僕はキルスというのですが早速お話を聞かせてもらってもよろしいでしょうか?」
「別によいが…キルス殿。カリス殿みたいにいいですぞ。それでカリス殿、お主はもしやケミカル殿の生まれ変わりではござらんか?」
「そうらしいです。覚えてはいませんけどね。ライムさん、早いうちに家を建て始めましょう」
「そうね。昌幸、手伝ってもらえる?」
「承知」
その後ガイやシイナ、村の人達に昌幸を紹介した。
まだまだ家を建てるまではガリスさんにお世話になるな。
昨日伝えられた事だ。
カリスの前世は武神の神、アハトの子供ケミカルだということ。そして復活しそうな魔神をカリスのスキル、【神ガチャ】と【異界ガチャ】を用いて戦わなければ行けないということ。
俺の前世が神様だとしても今の俺もとい僕はただのちっぽけな人間だ。神だった頃の記憶を忘れているだけの……ただの人間だ。まあこの村の伝承に出てくる人だということは変わらないが。
カリスは聖骸に背を向け泊めさせて貰ったガリスの家に戻って行った。
「カリス、おはよう。今日は何するの?あとはいこれ」
「ライムさん。この石?なんですか?」
「今日の貢物よ。その神聖石3つでガチャが1回できるわ。もちろん金貨100枚でもガチャはできるけどね」
「ありがたく受けっ取っときます。今日はちょっと僕たちが住む家を建てようと思っています」
「へぇー私も手伝うわ。それと昨日渡しそびれたの。【神ガチャ】で引いた神から1つスキルや魔法を授けられるのよ。ということで私のスキル【生命の煌めき】をさずけるわ。どういうのかと言うと、たとえ死んだ人がいたとしてもこのスキルを使えば生き返らせることが可能なのよ。その代わり1ヶ月に1回しか使えないけどね」
「そうなんですね。ありがとうございます」
カリスはそういいながらスキル欄を眺めていた。
「カリス君、ライムさんおはよう。今日はなにかするのかい」
「キルスさん、おはようございます。今日は僕たちが住むための家を建てようと思っています」
「そうかい。それはそうと【異界ガチャ】引いてみたらどう?僕も気になるんだ。なんせカリス君のスキルは神話に出てくる神さまを召喚できるんだからね」
「キルスの言うとうりだよ。私たちのあの戦いが神話になっていることは知らないけど初回はSSR確定の無料だよ。これから魔神と対抗していくには結束が大事だからね」
「分かりました。今から引きましょうか。僕も気になりますし。スキル【異界ガチャ】発動」
また虹色の光が視界を染めた。そして光が収まるとそこには頭が良さそうな男性がたっていた。
〈SSR 表裏比興 真田昌幸 を獲得しました〉
「ひょうり……ひきょう?」
カリスがそう呟くとキルスは目を輝かせた。
「表裏比興ってあの真田昌幸かい?」
「いかにも。儂は真田昌幸である。してここはどこじゃ?儂は封印されていたはずじゃが……」
「久しぶりね。昌幸…1万年ぶりと行ったところかしら」
「1万年後とは…もしや儂らが封印されてから1万年もあとの世界ということかの?それと…ライム殿か久しいの。してそちらの2人はなんじゃ?」
「その2人のうち左の人はこの世界の運命を握っているの。魔神たちが封印されてから1万年、もうすぐ封印が解けるのよ」
「昌幸さん。初めましてでいいでしょうか?僕はカリスといいます」
「昌幸様!!僕はキルスというのですが早速お話を聞かせてもらってもよろしいでしょうか?」
「別によいが…キルス殿。カリス殿みたいにいいですぞ。それでカリス殿、お主はもしやケミカル殿の生まれ変わりではござらんか?」
「そうらしいです。覚えてはいませんけどね。ライムさん、早いうちに家を建て始めましょう」
「そうね。昌幸、手伝ってもらえる?」
「承知」
その後ガイやシイナ、村の人達に昌幸を紹介した。
まだまだ家を建てるまではガリスさんにお世話になるな。
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