30秒の短距離走
存在する
彼女は捨てられないことが嫌いだ
今必要か必要でないか、見極めることを放置して、ただ在るものが嫌いだ
父と母にプレゼントした包装のリボンを彼女は捨てた
あ、と言う間に捨てた
笑いながら、何も考えずに
でも彼女は悪くない
そういう彼女を受け入れるのも家だから
彼女が暮らすことを許容するのも家だから
少し悲しいが、そんなに気に留めることじゃないかもしれない
でもこうして書き留めておくくらい、やはり寂しいのかもしれない。
けれど一つはっきりとしているのは、
私は悲しみや憎しみの海にはもう二度と浸からないという決心をしていること
今必要か必要でないか、見極めることを放置して、ただ在るものが嫌いだ
父と母にプレゼントした包装のリボンを彼女は捨てた
あ、と言う間に捨てた
笑いながら、何も考えずに
でも彼女は悪くない
そういう彼女を受け入れるのも家だから
彼女が暮らすことを許容するのも家だから
少し悲しいが、そんなに気に留めることじゃないかもしれない
でもこうして書き留めておくくらい、やはり寂しいのかもしれない。
けれど一つはっきりとしているのは、
私は悲しみや憎しみの海にはもう二度と浸からないという決心をしていること
コメント