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死にたがりロックバンド

ノベルバユーザー547404

死にたがり共との出会い

藤原莉奈ﾌｼﾞﾜﾗﾘﾅ俺と同じ日野塚学園ﾋﾉﾂｶｶﾞｸｴﾝの2年生で去年隣のクラスで数学かなんかで同じ授業を受けたことある程度の顔見知り

まあつまり他人で

｢えーと、確か藤原さんだよね？俺は何も見てないし、見てたとしても他言しない、これでいい？｣

なるべく事を大きくしたくなくて、というか関わりたくなくてとりあえず提案？する

｢ヤダ｣

なのにまさかの拒否

｢ええ…｣

｢君はこの現場を見てしまった、結果私は飛び降りれなかった、損したのはどっちだと思う？｣

割と素っ頓狂な疑問だと思う

もっとこう、あったろ？

というか

｢何？本気で自殺、しようとしてたの？｣

ここで首を突っ込んでいい事なんてあるはずがない

この手のタイプの女子は苦手だしもっと言えば関わりたくない

そう思ってるはずなのに

｢…まあ、私なんて死んでも誰も悲しまないし｣

思ってるはずなのに

｢はぁ、とりあえず俺がこの学園にいる間は死ぬな｣

気が付けば首を突っ込んで

｢はぁ？なんで？君関係ないじゃん？｣

｢噂程度でも君が死んだ、自殺したなんて聞いたら今日のこと思い出して目覚めが悪い｣

多分ここから俺の運命は大きく変わり始めた

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