『words』

ふたつの心

『残像』

あの日 君が残したもの…

鮮明な程に痛みを伴う
乾いたその笑顔に
僕が掻き消した真実…

偶像の日々に求め続けた
清らかすぎる心を
否定する僕がいる…

当たり前の様に訪れた
二度とないその瞬間さえ
振り返れなかった
俺の弱さ…

アスファルトに同化した涙…
それが…
ネガティブに反転する景色の中で 僕がいつも見ていたもの…

いや… 
俺の目に映るものひとつひとつが
いつのまにか 
多面性を帯びて行くんだ…

それを現実と呼ぶべきなのか
妄想として押し潰すべきなのか
最近解らなくなりかけている…

正しいものなんて何処にも無い 

俺が正しい訳でもない…

君が信じていたもの 
俺も信じてみたくて…

それが俺の…







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